福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

国際機関の名称

2005年09月27日 |  〇語彙と表現

翻訳の練習をしていて面白い(?)ことに気がついた。正確には、
カフェの会員から間違いを指摘されて気がついた。

「IAEA(国際原子力機関)」を韓国語に訳した部分が間違えていた。

僕はつい「국제원자력기관」と直訳してしまったのだが、正確には、
국제원자력기구」(国際原子力機構)が正しい。

ついでに、主要な国際機関の名称を調べて簡単な日韓対訳集を
作り参考資料として、カフェに掲載することにした。

韓国語では「Organization」が使われている国際機関の名称が、
主要な機関を調べた限りでは、すべて「기구」(機構)で統一されて
いる。

国際機関も一般的には「국제기구」(国際機構)という用語を
使っている。

一方、どういう原則があるのかは分からなかったが、日本語では
「Organization」の訳語として「機関」と「機構」の二つの用語が
混在している。

独立性の弱い協議体、あるいは連絡調整機関的な組織、
例えばOECD(経済協力開発機構)などの場合に「機構」を使用
している例が目立つが、これはあくまで私の感触にすぎない。

ちなみに、このOECD。

韓国語でも、当然、「경제협력개발기구」(経済協力開発機構)
となる。

 

<カフェに掲載した資料より>

국제적인 조직에 대해서 한국어에서는 주로 "기구"라는 용어를
사용하고 있다.

한편 일본어에서는 주로 "機関(きかん)"이란 용어를 사용하고
있으며
국제기구는 일본어에서는 일반적으로 国際機関이라고 
부르고 있다.

・IAEA(국제원자력기구/国際原子力機関)
・WTO(세계무역기구/世界貿易機関)
・ILO(국제노동기구/国際労働機関)
・WHO(세계보건기구/世界保健機関)
・UNESCO(국제연합교육과학문화기구/国連教育科学文化機関)

그러나 일본어에서도 일부 機構(きこう) 라는 용어를 사용할
경우도 있다.

어떤 기준이 있는지 정확하게
알 수는 없었으나 일단 일본어
에서는 그 기구 자체가 가진
독립성이 약한 경우에 機構
사용하고 있다고
생각해도 무방할 것같다. 

・OECD(경제개발협력기구/経済協力開発機構)
・OPEC(석유수출국기구/石油輸出国機構)
・ICPO(국제형사경찰기구/国際刑事警察機構)
・NATO(북대서양조약기구/北大西洋条約機構)

이 이외에 주의가 필요한 국제기구

・UNHCR(국제연합난민고등판무관사무소/国連難民高等
弁務官事務所)
・UNICEF(국제연합아동기금/国連児童基金)
・APEC(아시아태평양경제협력체/アジア太平洋経済協力会議)
・EU(유럽연합/欧州<ヨ-ロッパ>連合)

덧붙여 세계최대의 국제기구인 유엔(UN/국제연합)에 대해서는
일본어에서는 일반적으로 UN이라는 약칭을 사용하지 않고
国連(こくれん)/国際連合라는 용어를 사용하고 있다.


 

 


ラジオの効用

2005年09月27日 | 【情報通信関連】

地域によって若干異なるが、福岡ではAMラジオでプサンや
ウルサンの放送が聞ける。北九州ではちょっとした山に登れば、
例えば車のテレビでプサンの放送も見れると言う。(カフェのある
会員の証言)

現在、僕が住んでいる地域は北九州市の南に位置し玄界灘から
遠い分、残念ながらラジオでは891kHzのKBSプサン放送しか
聞けない。

しかし、韓国のIT化の進展のおかげで、インターネットを通じ韓国の
主要放送局のテレビ放送とラジオ放送が視聴できるようになった。

ただ、無料サービスとは言え、ほとんどのサイトは会員登録を
しないと視聴できない。その際、「住民登録番号」の記入を求め
られたりするので、大部分、日本に住む日本人には利用しにくい
サービスになっている。(僕はプサン在住の義理の姉の番号を
借りて登録しているが・・・)

その点、プサンMBC(文化放送)のサイトは、いっさいの登録なしに
テレビ放送とラジオ放送が視聴できるので、いろいろと便利だ。

http://www.busanmbc.co.kr/

僕は、車の中ではラジオでKBS放送をずっと聞いてきた。

かれこれ15年にはなると思う。

韓国語を本気で勉強し始めてからは、全く聞き取れなくても、
とにかく「車を運転するときには韓国のラジオを聞く」と決めて、
リスニングの練習(?)に励んできた。

最近は、職場でも空き時間を中心に、インターネットでプサンMBCを
よく聴いている。もちろん、周りには聞こえないようイヤホンをつけて・・・。

昔、僕が福岡市にある大学を卒業した後、一時期、故郷の実家に
戻って暮らしていた頃のことだ。

隣町にある韓国民団の韓国語教室で、ある日本人の年配の方と
知り合った。僕の故郷の町で自動車整備工場をやってる方で、
趣味で地域の古代史を研究されながら、韓国の文献資料を読む
必要から韓国語の勉強もされていたのだ。

その方は自宅横の工場にラジオを置き、いつも、大きな音で韓国の
ラジオ放送を流しながら仕事に精を出されていた。

車検をお願いしたり、一度、プサンでごいっしょしたりと親しく
お付き合いをさせてもらっていたが、僕が実家を離れてから、
心ならずも徐々に疎遠になったまま、もう10年は連絡を取り合って
いない。

今もまだ同じように、工場で韓国の放送を流しながら元気に
働かれているのだろうか。

とにかく、僕の経験上、日本で韓国語を勉強する場合、リスニングの
訓練にラジオ(あるいはインターネット・ラジオ放送)の活用は
かなり有効だ。

内容が少しずつ理解できるようになってくると、言葉だけではなく、
より「生」に近い形で韓国人社会や韓国人の考え方などを知る
大切な手段ともなってくる。

理解できるようになるのは、そう簡単なことではないし、気の
遠くなるような時間がかかるかもしれない。

しかし、韓国語の勉強を続けてさえいれば、ラジオの中身も、
少しずつではあっても知らず知らずの間に必ずわかるように
なるから不思議だ。(少なくとも僕の場合はそうだった)

ラジオの活用。

是非、お勧めしたい。