韓国では11月15日(木)に、2008年度の「대학수학능력시험
(大学修学能力試験)」が行われた。日本の大学入試センター
試験にあたる共通テストだ。
1時限目から5時限目まで、「言語領域」、「数理領域(A、Bから
選択)」、「外国語(英語)領域」、「探求領域(社会11科目、科学
8科目、職業17科目から1~4科目選択)」、「第2外国語/漢文
領域(独、仏、スペイン、中、日、露、アラブ、漢文から選択)」の
順に五つの領域にわたって試験が実施された。
「探求」については1科目あたりの配当時間が30分と、やや短い
とは言え、これだけの領域の試験を1日でこなすのはかなりの
ハードスケジュールだ。
ただ、大多数の4年制大学では、「言語」、「数理」、「外国語」、
「探求」2~3科目程度の成績が選考基準になっているとのこと。
「第2外国語/漢文」を入試の必須科目に指定している大学は
少なく、大学や学部により「探求」の1科目に代わるものとして
活用できたり、成績に応じ特別な加算点を得ることができるのだ
そうだ。
「ヲタク」はネット上で大学入試関連のニュースやサイトに目を
通しながら、ふと第2外国語領域の日本語の問題自体に興味が
わき調べてみた。
△第2外国語/漢文領域(日本語)
すると、さすがは韓国だ。日本語の問題を含め、今年度の試験
問題を全て公開していたサイトがあった。
50点満点の試験で問題は全部で30問。参考までに一部だけ
問いの部分を翻訳し記録してみた。
第2外国語という性格もあってか、問題は「ヲタク」が予想していた
以上に簡単そうに見える。
最後に、日本語を選択した受験生たちが、十分に実力を
発揮できたことを祈りたい。
□ 追記
参考記事「『修能』試験受験者数」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話