福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

超高速出世

2007年12月19日 |   〇政治・経済

12月19日(水)に行われた韓国大統領選挙では、大方の予想通り、
保守ハンナラ党のイ・ミョンバク候補が圧勝を収めた。

どこの国の政治であれ基本的に民主化陣営を応援している
「ヲタク」としては、特に大きな感慨はない。

そこで、大統領選挙の日の翻訳練習の課題としては、少し冷めた
目で新大統領の今後を見つめる記事を選んでみた。

大手保守メディアの提灯記事とは違い、「超高速出世」を遂げた
新大統領の今後をかなり正確に占っていると見た。

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■ 이명박이 살아온 길…'성공신화'의 명암
イ・ミョンバク氏の歩んできた道...「成功神話」の明と暗
(プレシアン 12月19日)

재벌기업 CEO의 권력 점령, 그 향배
財閥企業CEO出身の大統領、今後の国家運営は?

1941년 일본 오사카에서 출생해 해방 이후 부모를 따라
포항으로 건너 온 이명박 당선자의 '초년 고행기'와 이후
'성공담'은 따로 설명할 필요가 없을 정도로 너무나 잘
알려져 있다.
1941年、日本の大阪で生まれ、解放後、家族とともに
浦項(ポハン)に引き揚げたイ・ミョンバク氏の青年期までの
苦労とその後の成功談はあらためて説明する必要がないくらい
よく知られている。
 
포항 동지상고와 고려대를 졸업한 후 1965년 현대건설
공채 입사한 지 12년 만에 사장 자리에 오른 이 당선자는
1992년 14대 전국구 의원으로 정계에 입문한 지 15년 만에
대통령에 당선, '초고속 출세'의 기록을 이어갔다.
浦項ドンジ商業高校を経て高麗大学を卒業。1965年、現代建設に
入社し12年目にして社長就任。1992年、第14代の国会議員
(全国区)として政界進出。2007年、政界入り15年目で大統領に
当選。まさに「超高速出世」の道をひた走りに走ってきた。

-中略-

사상 초유의 기업가 출신의 '부자 대통령'이 5년 간 국가를
어떻게 운영할지는 두고 볼 일이다. 다만 이명박 비판자들은
"자기가 회장 자리 앉았을 때 현대건설 덩치는 커졌겠지만
빠져 나간 다음에 부실이 드러나서 결국 회사는 망하고
말았다"고 비판하곤 한다.
韓国で初めて誕生した企業家出身の「大富豪大統領」が、5年間、
国家をどう運営していくのかしっかりと見守りたいものだ。ただ、
イ氏を批判的に見る人たちは、「彼は会長として確かに現代建設の
事業を大きく拡大した。しかし、彼の退任後、手抜き工事や放漫
経営が表面化し、結局、現代建設は破綻してしまった」と指摘する。
 
"이명박 현대건설이 실패했다"고 단언하긴 힘들지만 하여튼
회사는 이후 망했고, "(주)다스와 BBK는 내 것이 아니다"는
그의 주장을 받아들여도 자신의 사업체 LK-e뱅크도 망했다.
'경제인 이명박'에게도 엄연한 실패기가 존재했다는 얘기다.
現代建設でのイ氏の経営が失敗だったと断言することはできないが、
会社の破綻に責任がないとは言えず、また、「ダスやBBKは私の
会社ではなかった」という氏の主張が事実であったとしても、氏が
自ら設立した「LK-eバンク」も倒産している。つまり、経済人としての
イ・ミョンバクにも厳然とした失敗経験があるのだ。
 
이에 따라 '국민 성공시대''를 약속해 청와대에 입성한 이
당선자의 '정서적 통치기반'을 불안하게 보는 시각도 많다.
성공시대의 허상이 깨지는 건 순식간일 수 있기 때문이다. 특히
성장과 친기업 일변도의 경제정책이 구사될 경우 그를
대통령으로 만든 지지층은 급속하게 붕괴할 수밖에 없다.
氏は「国民成功時代」を公約に掲げ大統領に当選したが、
彼を当選させた「情緒的支持基盤」のもろさを指摘する声も多い。
「成功時代」の虚像が一瞬にして崩れる可能性もあるからだ。
特に経済成長と大企業一辺倒の経済政策が展開される場合、
氏を大統領に押し上げた支持層は急速に崩壊するしかない。

(終わり)


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