韓国では今年の大学進学率が84%を記録したという。
日本で言う短大や専門学校を含んだ数字とは言え、この高さは
尋常ではない。
こと自国の問題に関しては手前味噌な論調が目立つ韓国メディア
ではあるが、さすがにこの問題に関して、手放しで称賛している
記事は見当たらなかった。
逆にほとんどの記事が、この現象を「学歴インフレ」と捉え、様々な
角度から問題点を指摘していた。
それにしても、1990年代に韓国の大学進学率が跳ね上がった
のはなぜなのか。一体、その間、韓国社会にどんな変化が起きた
のだろう?
気になるところだ。
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■대~ 학민국…고교생 대학진학률 84%
高校生の大学進学率84%に
(毎日経済新聞 9月3日)
고교생의 대학 진학률이 올해 84% 가까이 높아져
학력 인플레이션이 날로 심각해지고 있다.
今年、高校生の大学進学率が84%近くにまで上昇し、いわゆる
「学歴インフレ」現象が日増しに深刻化している。
저출산 여파로 초등학생 수는 계속 감소하면서 1962년
통계조사 이후 가장 낮은 367만명에 그쳤다. 또 대학의
국제화 경쟁이 치열해지면서 재적 학생 중 외국인
학생이 차지하는 비중이 사상 처음으로 1%를 넘었다.
少子化の影響で小学生の数は減少を続け、1962年の統計調査
開始以来、最も少ない367万人にとどまった。また、大学の
留学生誘致競争が過熱化する中、学生全体に占める外国人
留学生の割合が史上初めて1%を超えた。
교육과학기술부는 3일 올해 4월 1일을 기준으로 작성한
2008년 교육기본통계조사에서 이같이 밝혔다. 1970년
26.9%, 1990년에 33.2%에 불과했던 대학 진학률은
올해 83.8%로 역대 최고를 기록했다. 취업이 목적인
전문계고 졸업자의 대학 진학률도 72.9%에 달했다.
대학 진학률에 비해 제대로 된 일자리를 잡기는 어려워
학력 인플레이션이 심각한 수준이라는 지적이다.
教育科学技術省は3日、今年4月1日現在でまとめた2008年
教育基本統計調査の結果を公表した。1970年には26.9%、
1990年には33.2%に過ぎなかった大学進学率が今年、
83.8%にまで上昇し過去最高を更新した。就職を目的とする
職業系高校の卒業者の大学進学率も72.9%に達した。しかし、
卒業後の就職口が進学率の上昇に見合って増えているわけでは
なく、韓国社会の「学歴インフレ」現象が深刻なレベルに達している
との指摘もなされている。
2000년에 불과 3963명(재적학생의 0.12%)이었던
외국인 학생 수는 올해 4만585명(1.14%)으로 크게
증가했다. 외국인 학생 비중이 1%를 넘은 것은 올해가
처음이다. 외국인 학생의 출신 국가는 △중국 72.0%
△베트남 3.6% △몽골 3.0% △일본 2.5% 순이다.
2000年には僅か3963人(学生全体の0.12%)に過ぎなかった
外国人留学生の数が今年は4万585人(同1.14%)と大幅に
増加した。外国人留学生の割合が1%を超えたのは今年が初めて。
出身国の内訳は△中国72.0%△ベトナム3.6%△モンゴル
3.0%△日本2.5%などの順であった。
저출산 여파로 초등학생 수는 계속 줄고 있다. 1970년
574만명으로 가장 많았던 초등학생 수는 이후 점차 줄기
시작하더니 올해에는 367만명에 불과했다. 이 역시
통계조사 이후 가장 낮은 수치다. 조기입학을 꺼리는
현상이 두드러지면서 올해 조기입학자는 1791명으로
0.3%에 그쳤다. 학생 수는 줄었지만 유치원과 초ㆍ중ㆍ
고교의 교원은 44만5594명으로 작년보다 2.3% 늘었다.
少子化の影響で小学生の数は減少を続けている。1970年に
574万人でピークに達した小学生の数は、その後、減少に転じ
今年は統計調査開始後最も少ない367万人を記録した。また、
「早期入学」(満5歳時での入学)を避けようとする現象は一層
顕著となり、今年の「早期入学」者は1791人で全体の0.3%に
とどまった。一方、児童・生徒数の減少傾向とは別に、幼稚園、
小中高の教員数は44万5594人で昨年より2.3%増加した。
(終わり)