福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と釜山の父娘

2022年01月23日 |  〇映画・映画音楽
눈부신 날에 「まぶしい日に」 〇〇---
(1568)



2007年に公開されたヒューマンなドラマ映画。


△左手に見えるのは広安大橋

サッカーワールドカップ大会(2002年開催)の熱狂に包まれた
プサンを舞台に、余命幾ばくもない少女と視力を失いつつある
父親が繰り広げるヒューマンな家族ドラマ。



ブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開には
そこそこ引き込まれてしまった。

なお、この映画では主人公父娘をはじめ主要な登場人物は
標準語を使っていた。


(終わり)

韓国映画に在日朝鮮人

2022年01月23日 |  〇映画・映画音楽
나는 조선사람입니다  「私は朝鮮人です」 〇〇〇〇〇
(1567)



2021年に公開されたドキュメンタリー映画。

在日韓国・朝鮮人が生きる現実を、子どもから老人まで、
在日を生きる多様な人々の姿や声を通じ、丁寧に映像に
収めている。骨太ながら質感のある社会派ドキュメンタリー
作品だ。


△多世代の同胞が集って楽しむ朝鮮学校の運動会

映画には、朝鮮学校の教師や生徒、保護者、卒業生の他、
韓国系の統一運動団体関係者や母国(韓国)留学中に政治工作
(スパイ団捏造事件)の冤罪被害を受けた関係者らが登場し、
それぞれの真摯で切実な思いや願いが記録されている。

久しぶりにいい映画を見させてもらった。

虚構ではなく事実の力によって、見る者の心を深いところから
静かに揺さぶる、そんな映画だった。

ブログ主の率直な気持ちとしては、韓国人よりも日本人に
見てほしい映画である。

多様な背景を持つ人々が暮らしている、この日本。どんな
人も人として最大限に尊重され、普通にそれぞれの幸福を追求
できる、そんな日本社会を作って行きたいものである。


(終わり)