南北朝鮮の間に引かれた「軍事境界線」のことを、韓国語では
漢字語で「군사분계선(軍事分界線)」と呼んでいる。
いわゆる38度線(38선)のことだ。
ちなみに、境界線を挟んだ南北2kmの「비무장지대(非武装地帯)」
については、日韓共通の漢字語で表現されている。
△軍事境界線を徒歩で越える大統領夫妻
(韓国経済新聞)
ところで、10月2日に行われたノ・ムヒョン大統領の訪朝を
伝える報道では、大統領夫妻が徒歩でその軍事境界線を越える
場面に韓国民の最も高い関心が集まったのだと言う。
大統領夫妻が境界線を越える場面を中継した特別報道は
27.7%の視聴率を記録したそうだが、これは南北両首脳が
ピョンヤンで初めて対面する場面で記録した視聴率15.1%を
2倍近く上回る数値だ。
会談の成果に多くが期待できない一方、南北分断の象徴である
38度線を歩いて通過するという「歴史的パフォーマンス」は、
さすがに多くの韓国民の心を動かすものがあったようだ。
関連報道を翻訳練習してみた。
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■ 방북 생중계 시청률 14.5% DJ때보다 5.8%P 낮아
南北首脳会談「視聴率14.5%」、前回より5.8%減
(国民日報 10月3日)
TV를 통해 노무현 대통령의 북한 방문을 지켜본 국민이
2000년 김대중 전 대통령 방북 당시보다 적었던 것으로
나타났다.
テレビを通じノ・ムヒョン大統領の北朝鮮訪問を見守った
国民は、2000年のキム・デジュン前大統領の訪朝時よりも
少なかったことがわかった。
시청률조사기관 TNS미디어코리아는 2일 지상파 방송
3사의 남북정상회담 뉴스특보 전국 평균 시청률 합계가
14.5%로 조사됐다고 3일 밝혔다. 이는 2000년 김 전
대통령 방북 첫날 뉴스특보 시청률 합계 20.3%에 비해
5.8% 포인트 낮은 수치다. 연령별로는 2000년과
마찬가지로 60대 이상이 가장 많았다.
視聴率調査会社TNSメディアコリアは、地上波テレビ局
3社が2日放映した南北首脳会談特別報道番組の全国平均
視聴率が合計で14.5%を記録したと3日、発表した。
これは2000年に行われたキム前大統領の訪朝初日の特別
報道番組が記録した合計視聴率20.3%より5.8%低い
数字だ。年齢別では2000年の訪朝時と同じく60代以上が
もっとも高かった。
노 대통령 내외가 군사분계선(MDL)을 걸어서 통과한
오전 9시∼9시6분까지의 시청률 합계는 27.7%(KBS 1TV
12.5%, MBC 9.5%, SBS 5.7%)였으며 노 대통령과
김정일 국방위원장이 처음 만난 낮 12시∼12시12분까지
뉴스특보 시청률은 15.1%였다.
ノ大統領夫妻が軍事境界線(MDL)を徒歩で越えた午前
9時から9時6分までの視聴率は合計で27.7%(KBS第1放送
12.5%、MBC9.5%、SBS5.7%)を記録し、ノ大統領と
キム・ジョンイル総書記が初めて対面した午後12時から12時
12分までの合計視聴率15.1%を大きく上回った。
노 대통령의 방북 첫날 소식을 다룬 방송 3사의 저녁
종합뉴스 시청률은 평소보다 다소 높게 나타났다. KBS
1TV ‘9시뉴스’ 18.1%, MBC ‘뉴스데스크’ 10.3%, SBS
‘8시뉴스’ 8.5%로 최근 4주 평균보다 각각 0.9%,
1%, 0.1% 포인트 상승했다.
ノ大統領の訪朝初日の様子を伝えたテレビ局3社の夜のニュース
番組は、日ごろよりわずかに高めの視聴率を記録するにとどまった。
KBS第1放送「9時のニュース」、MBC「ニュースデスク」、SBS「8時の
ニュース」で、それぞれ18.1%、10.3%、8.5%を記録し、
最近4週の平均をそれぞれ0.9%、1%、0.1%づつ上回った。