なんか、なんにも解決された感じがしないまま、終わってしまった。
続きは、来春の映画らしい。
うーん。
さすがにそれはないだろう。。。
常守は勾留中、狡噛や宜野座は再登場したものの外務省勤務で国際犯罪担当、ということで、微妙に一期の面々が脇を固めているものの、新たに登場した監査官の慎導やイグナトフが前半こそバディ感のある活躍をしていたけれど、終盤では、特に最終話の8話では、ひたすらいがみ合っていて、なんだかよくわからない。
その一方で、シビュラは、霜月を操りつつ常守にも接近するという感じで、何か企んでる。
もっとも、基本的にシビュラの思惑は、シビュラシステムの本当の姿の隠蔽と、シビュラシステムの裏をかく犯罪者・犯罪グループをマークし、できるだけ速やかに排除することにあるので、なんだかんだいってコングレスマン、という輩をどう処理するか、そのための最善策を計っているのだろう。
・・・とかいう状況はなんとなく2話を見終わったあたりで思っていたのだけど、結局、そこからほとんど話は進まず。
刑事ものによくある新登場人物たちのバックストーリーを描くためのエピソードがいくつか続いたところで、時間切れ、という感じ。
なんだかなぁ。
冲方丁は、マルドゥックの頃から読んでいるので嫌いではないけれど、とはいえ、今回の「3」については、さすがにこれはないんじゃない?というレベル。
冲方は、昔、30代になったら読者のイメージが沸かないから、もうラノベは書けない、といって、時代小説の方に移ったはずだったのだけど。
でも、攻殻機動隊とかこのサイコパスとかには起用されているから、周りからは、まだ、ラノベ的感性やSF的感性は残っているとみなされている、ということなんだろう。
でも、攻殻機動隊の方もそうだけど、設定がすでにあるところでの脚本作業は、どうしてもただこなしているようにしか見えなくて、昔のような創作に対する「熱」が感じられない気がする。
それは、ファフナーのTHE BEYONDでも感じたことだけど。
シビュラシステムというこの社会の核にやっぱり迫らないと物語的には盛り上がらないね。それは、常守になにか腹案があるのだろうけど。
ということで、始まる前はそれなりに期待していたけど、終わってみれば及第点も厳しい感じの出来だった。
いや、映画に続くという展開そのものは否定しないけど、それにしたって、もう少し、何が起こっているのか、何が本シリーズで解明すべき大きな謎なのか、そのあたりは明示すべきだったと思う。
アメリカのドラマシリーズなら、シーズンごとのテーマを、そのシーズンの冒頭ではっきり出してくるから。
そういうパタンからして模索中というのが、なんとなく感じられてしまうのはやばい。
なんかしまらないシリーズだったなぁ。
狡噛や宜野座が出てきたのは、映画で活躍させるためなんだろうけど。
もちろん、常守も。
しかし彼らの腹づもりが何なのか、もう少し描いても良かったんじゃないのかな。
ファンサービスとして登場させているなら、なおのこと、ね。
続きは、来春の映画らしい。
うーん。
さすがにそれはないだろう。。。
常守は勾留中、狡噛や宜野座は再登場したものの外務省勤務で国際犯罪担当、ということで、微妙に一期の面々が脇を固めているものの、新たに登場した監査官の慎導やイグナトフが前半こそバディ感のある活躍をしていたけれど、終盤では、特に最終話の8話では、ひたすらいがみ合っていて、なんだかよくわからない。
その一方で、シビュラは、霜月を操りつつ常守にも接近するという感じで、何か企んでる。
もっとも、基本的にシビュラの思惑は、シビュラシステムの本当の姿の隠蔽と、シビュラシステムの裏をかく犯罪者・犯罪グループをマークし、できるだけ速やかに排除することにあるので、なんだかんだいってコングレスマン、という輩をどう処理するか、そのための最善策を計っているのだろう。
・・・とかいう状況はなんとなく2話を見終わったあたりで思っていたのだけど、結局、そこからほとんど話は進まず。
刑事ものによくある新登場人物たちのバックストーリーを描くためのエピソードがいくつか続いたところで、時間切れ、という感じ。
なんだかなぁ。
冲方丁は、マルドゥックの頃から読んでいるので嫌いではないけれど、とはいえ、今回の「3」については、さすがにこれはないんじゃない?というレベル。
冲方は、昔、30代になったら読者のイメージが沸かないから、もうラノベは書けない、といって、時代小説の方に移ったはずだったのだけど。
でも、攻殻機動隊とかこのサイコパスとかには起用されているから、周りからは、まだ、ラノベ的感性やSF的感性は残っているとみなされている、ということなんだろう。
でも、攻殻機動隊の方もそうだけど、設定がすでにあるところでの脚本作業は、どうしてもただこなしているようにしか見えなくて、昔のような創作に対する「熱」が感じられない気がする。
それは、ファフナーのTHE BEYONDでも感じたことだけど。
シビュラシステムというこの社会の核にやっぱり迫らないと物語的には盛り上がらないね。それは、常守になにか腹案があるのだろうけど。
ということで、始まる前はそれなりに期待していたけど、終わってみれば及第点も厳しい感じの出来だった。
いや、映画に続くという展開そのものは否定しないけど、それにしたって、もう少し、何が起こっているのか、何が本シリーズで解明すべき大きな謎なのか、そのあたりは明示すべきだったと思う。
アメリカのドラマシリーズなら、シーズンごとのテーマを、そのシーズンの冒頭ではっきり出してくるから。
そういうパタンからして模索中というのが、なんとなく感じられてしまうのはやばい。
なんかしまらないシリーズだったなぁ。
狡噛や宜野座が出てきたのは、映画で活躍させるためなんだろうけど。
もちろん、常守も。
しかし彼らの腹づもりが何なのか、もう少し描いても良かったんじゃないのかな。
ファンサービスとして登場させているなら、なおのこと、ね。