夫の新しい通訳さんに会いました。
モンゴル国立大学で勉強し、日本にも行ったことがあるそうです。
その時、日本で買った辞書が、露和と和露の辞書。
蒙和と和蒙の辞書は、持っているのかいないのか分かりませんが、彼女は仕事にロシア語の辞書を持参していました。
よく聞く話ですが、和蒙、蒙和の辞書の良いのがない、だから、英語やロシア語の辞書を持って、一旦第三番目の国の言葉に訳してから、日本語に訳して勉強する人が多いのだそうです。
二度のずれを修正しながら、末オていくことは、技術用語ならまだしも、文学や会話を通訳するに付いて、どんなひずみが起きているのだろう。
日本語を学ぶモンゴル人がどんどん増えていると言うのに、ちゃんとした辞書がなくて、二度辞書を引かねばならないのは、まどろっこしいことです。
どなたか、辞書をつくろうという学者さんはいらっしゃいませんか。
シンさんが書き込んでくださったので、辞書について、もう少し夫の苦労話を書いてみましょう。
辞書に関して、いろんな方面からいろんな話を聞きます。
私自身は、日常生活では、10個ほどのモンゴル語と、ボディランゲイジで済ませています。
ボランティアとオルティンドーの練習には、TISの4年生のトゥールさんに、日本語の会話の勉強として通訳をしてもらっています。
私が持っている、蒙和辞書を使うときは、我が家に遊びに来たほとんど日本語の出来ない学生さんとのコミュニケーションのとき、学生さんに辞書を引いてもらって私がその日本語を読み、私は和蒙辞書を引いて、そのモンゴル語を学生さんが読むと言うことをしています。
それでも、日本語とモンゴル語との表現方法の違い、モンゴル語に日本語に相当する言葉がない、あるいは辞書自体の語彙がすくないと言う問題があって、微妙な表現は伝わらなくて、単純な会話を続けるしかありません。
夫は、専門の仕事で通訳さんを雇っています。
夫の携わる分野の専門書は英語のものが多いため、前回は英語のできるモンゴル人通訳さん(大学院生がたまたまいました)でした。
その場合は、辞書を持たずに何とか仕事がこなせました。ほんとは、辞書を持ってきてくれたほうがずっと良い仕事が出来たのですが、彼女が自信過剰だったのか、持っていないかだったのです。(何しろ辞書は高いので、夫も、持ってきなさいとか、持ってないの?と聞けなかったようで。。。)
いろいろ事情があって、新しい通訳さんに代わりました。
彼女は、日本語の通訳です。
専門分野の通訳としてでなく教授との相互理解に重点を置いて今度は方針転換です。
それでも、専門についての会話も出てくるわけで、そうなると、夫は英蒙の辞書、通訳さんは露蒙、教授はモンゴル語とロシア語を話すという組み合わせになります。
専門分野についての、日蒙、蒙日の辞書は有りませんから、夫の言葉⇒英蒙⇒蒙露(通訳さん)⇒ロシア語で教授に伝わると言う経路をたどります。
日蒙の専門の辞書があれば、夫の言葉⇒通訳(ここで必要であれば日蒙辞書)⇒教授
と伝わり通常の通訳のスピードで行われます。
彼女は、夫の専門分野については、これから勉強ですから、辞書を多用して仕事に臨みますから、(最初から辞書持参でした!)ページを繰る音が多くなります。
ロシア語の辞書は薄くて丈夫ですから、早く引けるのですが、日蒙の辞書は、雑誌のような厚さの紙を使っていますから、引くのがちょっと時間がかかります。
そのような、苦労を日々重ねているようです。
すべて、夫からの伝聞です。
《社会主義時代は、モンゴルではロシア語を小学校から学びます。そして、大学はロシアへ留学しました。ですから、日本での英語のように、知識階級ではロシア語を理解するのが当たり前です。
その時代が終わってからは、英語や日本語を教える学校が増えてきました。
今は、日本語と英語に人気が集まっているようです。
通訳さんは、30代ですから、ロシア語を習って育っていますから、日本で辞書を求めたときに、日露、露日を選んだのだと思います。》
モンゴル国立大学で勉強し、日本にも行ったことがあるそうです。
その時、日本で買った辞書が、露和と和露の辞書。
蒙和と和蒙の辞書は、持っているのかいないのか分かりませんが、彼女は仕事にロシア語の辞書を持参していました。
よく聞く話ですが、和蒙、蒙和の辞書の良いのがない、だから、英語やロシア語の辞書を持って、一旦第三番目の国の言葉に訳してから、日本語に訳して勉強する人が多いのだそうです。
二度のずれを修正しながら、末オていくことは、技術用語ならまだしも、文学や会話を通訳するに付いて、どんなひずみが起きているのだろう。
日本語を学ぶモンゴル人がどんどん増えていると言うのに、ちゃんとした辞書がなくて、二度辞書を引かねばならないのは、まどろっこしいことです。
どなたか、辞書をつくろうという学者さんはいらっしゃいませんか。
シンさんが書き込んでくださったので、辞書について、もう少し夫の苦労話を書いてみましょう。
辞書に関して、いろんな方面からいろんな話を聞きます。
私自身は、日常生活では、10個ほどのモンゴル語と、ボディランゲイジで済ませています。
ボランティアとオルティンドーの練習には、TISの4年生のトゥールさんに、日本語の会話の勉強として通訳をしてもらっています。
私が持っている、蒙和辞書を使うときは、我が家に遊びに来たほとんど日本語の出来ない学生さんとのコミュニケーションのとき、学生さんに辞書を引いてもらって私がその日本語を読み、私は和蒙辞書を引いて、そのモンゴル語を学生さんが読むと言うことをしています。
それでも、日本語とモンゴル語との表現方法の違い、モンゴル語に日本語に相当する言葉がない、あるいは辞書自体の語彙がすくないと言う問題があって、微妙な表現は伝わらなくて、単純な会話を続けるしかありません。
夫は、専門の仕事で通訳さんを雇っています。
夫の携わる分野の専門書は英語のものが多いため、前回は英語のできるモンゴル人通訳さん(大学院生がたまたまいました)でした。
その場合は、辞書を持たずに何とか仕事がこなせました。ほんとは、辞書を持ってきてくれたほうがずっと良い仕事が出来たのですが、彼女が自信過剰だったのか、持っていないかだったのです。(何しろ辞書は高いので、夫も、持ってきなさいとか、持ってないの?と聞けなかったようで。。。)
いろいろ事情があって、新しい通訳さんに代わりました。
彼女は、日本語の通訳です。
専門分野の通訳としてでなく教授との相互理解に重点を置いて今度は方針転換です。
それでも、専門についての会話も出てくるわけで、そうなると、夫は英蒙の辞書、通訳さんは露蒙、教授はモンゴル語とロシア語を話すという組み合わせになります。
専門分野についての、日蒙、蒙日の辞書は有りませんから、夫の言葉⇒英蒙⇒蒙露(通訳さん)⇒ロシア語で教授に伝わると言う経路をたどります。
日蒙の専門の辞書があれば、夫の言葉⇒通訳(ここで必要であれば日蒙辞書)⇒教授
と伝わり通常の通訳のスピードで行われます。
彼女は、夫の専門分野については、これから勉強ですから、辞書を多用して仕事に臨みますから、(最初から辞書持参でした!)ページを繰る音が多くなります。
ロシア語の辞書は薄くて丈夫ですから、早く引けるのですが、日蒙の辞書は、雑誌のような厚さの紙を使っていますから、引くのがちょっと時間がかかります。
そのような、苦労を日々重ねているようです。
すべて、夫からの伝聞です。
《社会主義時代は、モンゴルではロシア語を小学校から学びます。そして、大学はロシアへ留学しました。ですから、日本での英語のように、知識階級ではロシア語を理解するのが当たり前です。
その時代が終わってからは、英語や日本語を教える学校が増えてきました。
今は、日本語と英語に人気が集まっているようです。
通訳さんは、30代ですから、ロシア語を習って育っていますから、日本で辞書を求めたときに、日露、露日を選んだのだと思います。》