風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

どこまで

2017年10月26日 | 詩吟
初心者の域を出た会員さんに何をどこまで、言うのかなぁ、言って良いのかなぁ。

まだまだと思うところを、今までのように感じたそのままを言って良いのかを迷ってしまう。

それの一つの指標として、自分の吟を録音して、他人の耳で聞くということをして見てくださいと、お願いをしました。

自分は、その通りやっているつもりでも、実際に吟じているのとは、違っていることがあることを認識することがとても良いと思います。

自分がそのつもりで、録音して聞く気にならなければ、いくら音を残しても、何の役にも立ちません。

音を撮るのは、簡単ですから、取って差し上げても良いのですが、上記の理由から、ご自身でとお薦めします。

吟詠を改良するうえで、治しても直しても治らない部分は、どうにもならない部分と、どうにかなるのだけれど、ご自身が認識していないことが原因の時とがあるようです。


私自身も、先日の練習で、「苦手としていないから、ちゃんと出ていると思っていただけで、実際は、不十分な音に劣化していた」という事実がありました。
自分だけで、行う練習に、限りがあるということでしょうか。

それなら、「コンクールに」と言われるのでしょうが、それは、違うと思うのです。




教室を運営していて、嬉しいことは、共感が得られるということです。
どんな些細なことでも、「そうですねぇ」の一言が、支えとなります。


これから先の、私の課題吟詠は、「富士山」「勧学」「望海」です。
それぞれ慣れた吟だからと、侮ること無く、新しい気持ちで、吟じましょう。

そして、会員さんたちも、課題に向かって「GO!」


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