風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

素読を楽しむ会

2018年02月15日 | 論語と
第三木曜日の今日から、須藤先生は当分休講となります。

第三木曜日は、はじめの一歩が二時間目に有ります。

幸い、私は、元気で、而も詩吟のメンバーは、須藤先生の講義がなくても、詩吟にだけでも参加したいと行ってくださったので、一時間目から、時間を拡大して、「初めの一歩」を開講いたします。

この方たちは、北千住で開講していた時からの生徒さんで、長い方は、4年になります。

たった1時間でも続けることで、かなり上達なさっています。

いつだったか、その方たちのことを「自分のいる場所はわからないものだ、こんなに上達しているのに」と、書いたことがあります。

その通りのことを生徒さんの一人が、おっしゃいました。
「私は、じょうずになっているんですか?」と。


これは大変、その方が、どれだけ上達したかは、何を以てわかって頂いたらよいのだろうか。
比べる相手がいてこそ、あるいは、何かの尺度があって実感できるものなのですよね。

何かの尺度とは、例えば、試験を受けて「昇段」すること。
たくさんの人が集まって、たくさんの吟詠を聞き、がっがりしたり、喜んだりすることも、必要です。


初めの一歩の中だけにいて、先生に「いいですね」と言われるだけでは、もう4年も経ってくると、十分ではないのですねぇ。

初めの一歩は、須藤先生ありきの講座ですが、詩吟を習うためだけにわざわざ遠くへ通うというのも負担に感じてしまうことでしょう。

そして、上昇志向のある方にむけて、何か良い手立てを、先生がたと相談する必要がありますね。

そうではなく、ただ淡々と、ここに来て、詩吟を楽しく吟じるだけで良いという人にも、もっと良い方法は、無いかと、考え込んでしまいました。

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