風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

息を吐き切ること

2018年02月23日 | 体を整える
「詩吟体操」を行った直後は、深く息を吐くことができます。
はぁ―と大きくはいた後は、自然に息が入っていくのですが、そこまで意識が届いている人は、体操をした人のうちどのくらいになるのだろう。

意識するのが良い訳ではなく、思い切り気持ちよく息を吐いた後は、意識せずに息が入ってきているはずだからね。

ちょうど良い息を吸うためには、息を思い切り吐き切って、必要なだけの最小の息を効率よく一瞬に吸うのが良いのです。

吐き切れば、自然に息は入ってくるのですから。

例えば、吐いて、吐いて、吐いてもう吐けないところまで吐いて、口を綴じたら、一瞬で鼻から息が入ってくるはずなんだけど。
上半身がかたまっていると、出る方も入る方も、扉は閉じているかもしれない。
力が抜けていると、理想の息が入ってくるんだけど...
息が入らなければ、ちょっとだけ鼻で息を吸ってみよう。
「スッ」という感じで、決して「スゥー」ではなくて。

そのちょっとの息の量で、何ができるのか、吟法で言えば、どの譜が吟じられるだろうか。
きっと個人差があるでしょう、私のデータだけでは、確たることが言えないので、どこかで実験をして見たいなぁ。

テキストの大きなかぎかっこのところでは、息を吸いますが、どのように吐いて吸ったらよいのだろう。

決して肩を動かさず、腹に力を入れるのではなく、丹田を意識することで、最小だけれどパワフルな息が吸えるはず。

今はまだ、「はず」としか言えないので、チャンスを逃さず、実験をしたいものだと思います。


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