風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

録音機器

2018年08月11日 | 徒然に日々のことを
夏風邪で、外出不能となって、お誘いを受けていた教場の納涼会欠席となった。

寝込んでいるわけではないので、家の中で、所在なくしていたら、引き出しの奥に隠れていたレコーダーをみつけた。

カセットも10個ほど。

日付を調べると9年となっている。9年とは、「H」も「’」も書いてないから、どっち?
ほとんどのものには、8年か9年、記入のないものもある。
たった一枚、曜日の入っているのがあった。

それで、スマホにおたずねする。
「3月23日が、日曜日の年は?」

それは、1997年でした。ということは、平成8年~9年にかけての記録ということ。

この年は、コンクール出場を最後に、休眠状態になった節目の年。
中には、コンクール練習の文字のあるカセットがあり、今は、名古屋で活躍していらっしゃる元瑞江教室の女性の名前も今も瑞江教室で、活躍し、お花の挿絵で、お世話になっている芦さんのまだ雅号を頂いてないときの名前も見えました。


そのほかのカセットの一枚には、鷺照先生、睨照先生、厳照先生の名前が。
これって、いつのだろう。里帰りした時のだろうか。

さっそく聴こうとしたけれど、残念!電池が液漏れしていて、新しいのに取り換えても、ランプは付くけれど、動かない。

「ソニー マイクロレコーダー M-88」1997年には、現役だったんだけど。
電池をとりだすこともなく、引き出しの手前にあったものが、だんだんと後ろに追いやられて、整理し記録することもできずに、忘れられた経緯が、よくわかる。
ちょうど、20年。

修理できるといいなぁ。きっと、マニアにしかなおせないんだろう。
セミにもならないほどのマニアさんが我が家にいるけど、その気になってくれるかしら。
無理だろうねぇ。

また、スマホを出して、’M-88の修理’で検索してみると、自分で治してチャンと聞いている人が居た。1915年時点で、すでに普通のルートでの修理は、出来なくて、自分で部品を調達してのこと。なかなか、良い音が出てるとか。

今日は、体力を使わないこと、スマホ頼りのことで、欠席の罪悪感を忘れようとする一日で、半分大きな収穫。。。

あ、私は、録音機器の変遷をかくつもりだったのに、昔話になってしまったねぇ。






コメント

五線譜 十一線譜

2018年08月11日 | 詩吟
洋楽の五線譜のように、関吟の詩吟テキストにも十一線譜が、登場して久しい。
はじめは、和歌、俳句、新体詩のテキストに、登場しました。

そして、平成二十七年七月に発行された最新の教科書には、漢詩にも十一線譜が掲載されました。



そうでした、このテキストの前に、忘れてはいけない画期的資料がありました。


「はじめよう 楽しい吟詠」の小冊子に、登場していました。
これは、全くの初心者向けですから、詩吟の音階の漢数字ではなく、ドレミが明快に出現しています。






少しずつ小さいころから慣れ親しんだ洋楽の基礎を取り入れて、わかりやすく表現されてきました。

そして、耳で覚えて、何の疑問も抱かずにここまで来ましたが、ドレミで表現すると、漢数字では、一つ上がり下がりしているだけなのに、半音から三っつの隔たりがあることを知識として知ることとなり、だから声が出しにくかったのねと、わかったと言う次第。

それを、私が習ってきた道のりのままで伝えるか、それとも、私が驚いたその感動を伝えるか。

最初は、ならったその時のまま、そして今は、逆の進行で、伝えようとしている。
聞いてそのまま、身につける人は、その昔私が習ってきた通りで良い。
聞いた音そのままを覚えて身につけにくい人には、目で見て、図解で示す。

いろいろと、身につけて來たものだと思う。
逆からのアプロ―チができるようになった。

テキストも、「漢字」と「譜」しか書いてないものから、書き下し分、譜№、音階、譜線、と盛りだくさんのページになった。

テキストの表現が厳密になるにつれて、初心者と経験者との隔たりがちいさくなり、果ては、指導者の個性が薄くなってきたように思う。

録音機器の使用が当たり前になったこととで、みんなで楽しくは、早いうちに実現することとなった。





コメント

一月

2018年08月11日 | 詩吟
  ☆ 夢組の新人さんたちへ ☆

優しく優秀な先輩たちのもとで、ゆったりと練習ができるなら、新人さんたちも、先輩たちと一緒に、将来の関吟流の担い手として、豊かに育ってくださることでしょう。



今は、習字でいうなら、「横棒」「縦棒」を、墨痕鮮やかに太く長く同じ幅で、書けるようになることを習っています。

       

      ◇愚直に、まっすぐ、飾らず、簡素に◇




コメント