風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

届いたもの

2018年12月02日 | こたろう語録


姉さんのお花のお稽古が復活して、仕事の傍ら、とても楽しそうに、先生を独り占めしての練習が続いている。

母さんは、そのお稽古が羨ましいと言い。

姉さんは、他のお弟子さんがいて、その様子を伺い眺めながらのお稽古が身につくのよねぇ。
 
と言っている。

それぞれが、それぞれの思いを抱えながら、お稽古を楽しんでいるねぇ。

母さんは、姉さんのこの花を見て、「線が優しくなったねぇ」という。

姉さんは、「鎌田先生だから」「故土田先生は、花材の選び方が、ちがっているのよ。」
「鎌田先生は、伸びやかに行けられる花がおすきなの。」と。


母さんは、土田先生の形を整えて作りあげる基礎があって、今、鎌田先生の伸びやかさを身につけたら、とってもいい花になるねと、姉さんらしい花になると思っている。

もともと、優しい姉さんだからね。


その姉さんから、「2人では食べきれないから、持っていきたいけど、この処忙しくて、、、」と、届いたものがある。


姉さんは、めったにないけれど、こうして送ってくる時は、小包にするんだよね。

ガムテープだけで十分なのに、こうして紐をかける。
きっちり結んである。

子供の頃、母さんの姉さんから届く、自分と妹とチャンと二人の名前を書いてある荷物が、こんな風に、しっかりと、紐がかかっていたから。
それが、何時もうれしくて、心待ちにしていたから、その、思いが、この荷づくりの形に出ているねぇ。

だから、母さんは、この荷物を、宅急便と言わないで、「小包」というんだ。





by 母

今、娘からラインが届いた。
此の結び目は、娘によると、かあちゃん(祖母、私には姑)直伝なんだそうだ。

あぁぁぁぁ、この、思いの落差。何としよう。
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