風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

はじめの一歩 この一年

2018年12月21日 | 詩吟
今日の吟詠は、先生のリクエストで、『苧「館」王維作
そして、せっかく論語の方も加わるので、詩吟の今日の課題の「名槍日本号」を今様入りでと、準備していたのですが、お聞きいただいたのは、「苧「館」だけでした。

その代わり、詩吟の初めの一歩の方たちには、しっかりと今様入りで聞いていただいて、独吟の発表も今様入りで吟じていただきました。

今年は、先生の時間も頂いて、いつもの倍の時間を練習することができて、大きな収穫を得ました。

関吟の新Aその一を終えることにこだわりを持って、れんしゅうをつづけていましたが、今日の「名槍日本号」を終えたら、あと二題を残すところまで、漢詩の数を増やしてきました。

26年に初めて、5年目。のんびりゆっくり月に一時間で続けてきました。
テキストに載ってないのも数題ありますから、20題の詩吟をこなしてきたということです。
この積み重ねがあったから、急に、三時間の練習をしてもばてること無く、続けられたということです。

先生に頂いた時間は、一番良いタイミングだったわけです。

こんなメリハリをつけられるのも、メンバーが、私たち指導陣を信頼してくださったからのことです。

今年最後のメンバーさんの言葉は、「頑張りました!」でした。

まさに、静かな闘志で頑張って、練習に取り組み、その到達点がたくさんの人の前で発表という願ってもない、場面を頂きました。

そこでは、いつも接して居る先生がたの吟詠のほかにも、たくさんの素敵な吟詠をなさる方がいらっしゃることも見て聞いて知っていただきました。


この簡素な一言が、ぐっと胸に来る今年の一年の締めくくりでした。



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