風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

自由練習

2020年01月12日 | 詩吟
教室を離れて、女性三人の自由練習を始めて行いました。

女性三人6本という同じ条件で、それぞれの好きな吟題で、ひたすら合吟を目的とする。

良い楽器のために、最近教えてもらったばかりの体操も加えました。

発声練習も、丁寧に、その意味を考えながら、正しく行います。

頭の思いこみを、無くして、自由に言葉を繰り出すことに、注目しました。

その上で、合吟を三回ずつ。

一回目より二回目、二回目より三回目と当然のことながら、声が滞りなく出てくるので、吟が心地よく流れていきます。

その中で、低い音への発声の移行をスムーズにするための心づもりを、伝えました。
のどぼとけの当たりを触って、高い音を出すときと、低い音を出すときの違いをよく認識してもらって、漫然と声を出すのではないことを、知ってくださったかな。

とたんに、低音の発声が良くなる。

今まで、意識になかったこと、知らなかったことを認識すると、それだけで、声が変わってくる。
おしゃべりの時と違って、楽器を操作するということへ、移行するのです。

さらに、もう三回続けて合吟。
目覚ましく、声が改善される。  ベリーグ~

二つ目の吟題の合吟では、口が良く開いて、「あ」の音がとてもよく響いて、クリアになる。
と同時に、「い」の音の苦しさが、クローズアップされる。

下顎を下げるのではなく、上顎を上げる口の開け方をすると、しっかり喉が開いて、柔らかい声が出てくる。

そんな感じで、基礎的な練習のみで、2時間半。

それぞれが、ストレスから解放されて楽になり、笑顔が出てくる。 
         これこれこの顔が私の望み


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