風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

長恨歌の世界へどうぞ その2

2020年02月20日 | 論語と
今日は、4段から7段。


吟詠部分は、14行 二人の先生に吟じていただきました。後半は、朗読をいれた譜付けになっています。

いつもながら、期待以上の吟詠をして下さいました。
そして、誰よりも、深く聞き込んでくださっているのが、須藤先生です。私たちの吟詠を一番愛してくださっているのがわかります。

おかげで、須藤先生の生徒として、吟詠仲間としての、絆が、でき上がっています。

この、信頼感のおかげで、今日の吟詠指導のアドリブにならざるを得なかった事態にも、突然のお願いに惑うこと無く応えてくださって、さらに、アドリブに拍車がかかり、前のめりの発声指導となりました。



発声指導が、前のめりになったのは、わけがあります。
この講座に参加された方の中には、詩吟をしたくて参加された人ばかりではないのです。
ただひたすら、須藤先生のお話だけを聞きたい方たちです。

声を出すことの拒否感を少しでも無くしたいとの思いから、前回、発声について準備した資料は、すべて無視して、「ぱ た か ら」だけを、使いました。
声を相手に届けるということを主題にして、行いました。

そして、やっと、「七月七日」と始めることに。
資料の訂正の説明の時も、関西風と標準語のアクセントの違いによる間違いであったことを伝えました。

詩吟は、先ず漢詩を正しく読むことから始まること、ですから、論語を学ぶ上で、朗読をいたしますが、その延長線上にあることをお伝えしました。

説明が長くなったので、声を出したいよ、早くという風情が見え隠れして、良い導入になったのだろうと、「我田引水」の体であります。

あとは、いつもの通り。一節ずつから始まりました。

説明は、それくらいもっと詠いたい雰囲気がますます出てきて、楽しく吟詠ができた気がします。


おかげで、その気になってくださった女性が二人、4月からのはじめの一歩に参加くださることとなりそうです。

さぁ、3月のあと1回は、1回目と2回目を踏まえて、どのように、構成したらよいでしょうか。





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