風のこたろう

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コンクールスタッフ

2020年02月24日 | 詩吟
令和二年全国吟詠コンクール江東区大会 於 江東区文化センターホール

東京芦孝会から多数のエントリーがあり、出場する人、応援する人が、朝早くから集まりました。

このコンクールでの、スタッフとしてかかわるのは、初めてです。
コンクールの舞台裏、特に、賞状作成に携わるのも初めてです.
ャ潟hールで、後ろのお手伝いをしている時に、同じ部屋に、賞状作成の方が作業をして居るのを、背後にして居たので、おかげ様で、一から十まで聞かなくても、なんとなくわかりました。

賞状作成について、この大会では、手書きの賞状が作られます。
本文は、前日までに、会長が、書いてくださっています!
そうなんです。手書きの本文が準備されています。
大変だから、パソコンで筆文字の印刷をして、少しでも仕事を減らしましょうと、提案されていますが、野田会長は、今日も、ご自身の書いた賞状をお持ちくださいました。

そして、結果が出次第お名前を書いていきます。
その順番も、最短時間で書き終えられるよう、テクニックがあります。

いまどきの墨汁は速乾性になっていますが、時間が迫って、自然乾燥では間に合わなくなったとき、持参のドライヤーで乾かします。

次に、順番に重ねて、賞状盆に載せて、舞台袖に持っていき、賞典係に手渡します。

表彰式が終わったら、賞状盆を回収して、すぐに事務室へ返却。

それで、私の今日の仕事は終わり。

のはずでしたが、出場者の吟詠が終わり、審査会議が始まるまでは、その仕事は、始められないので、空きの時間に、録音係を仰せつかりました。

実情を知らないで安請け合いをして、いざ、その作業の意味をお教えいただいたら、ずいぶん気の張る仕事だと判明。
いまさら引けないし、できる限りの努力をしました。

いよいよ、時間が来て、賞状準備の作業に帰るときは、ほっとしました。

それぞれの場所には、スピーカーから吟詠の声は聞こえるのですが、どちらも、軽い緊張の中にいるものですから、吟詠は、ほとんど耳に入りませんでした。

こんな過酷な仕事をしながら、コンクールに出場するのが、常のことで、並大抵の神経では、本番で、力を発揮できませんね。

芦孝会の幹事さん、指導者さんは、本当に大変です。

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