風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

方向音痴

2021年02月01日 | 徒然に日々のことを
原田マハも、方向音痴なんだそうです。
「山側は北。海側は南。方向音痴の私でも、神戸では方角を間違えようがない。そんな大らかな地図のような街が大好きだった。」と、言っている。

私が、方向音痴を自覚するようになったのは、関東平野に住むようになった時。
私も、《山側は北》の倉敷に育ったから、山がないと北を認識できないのです。

原田マハは、大原美術館に来たことがある。執筆のための取材だったのだが、長いこと、私は、大原美術館のキュレーターだと思っていました。

彼女は、創作するについて、走りっぷりは、まだ、1文字も書いてないのに、書きあがった先のことを約束させるほどの前のめりさんです。

なんとなく好ましいのだけれど、なんとなく気に入らないところのある、今までにない個性の人。

美術館巡りの番組のあるじにもなったし、ちっとも迎合せずむしろ戦っているようなところが、好きであり、嫌いであるのです。

きっと、「大原美術館」を餌に吊り上げられたと(楽園のカンヴァス)の被害妄想を、不遜にも思っているからかも。
自分でも笑ってしまう。


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