風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

吟詠の組み立て

2021年09月03日 | 詩吟
今日は、声を出す練習ができなかったため、伴奏からの第一声のタイミングを図り、そのタイミングを図りながら、横隔膜とおなかと丹田への力の伝え方のタイミングを繰り返し行いました。

好きなように詠ってきたこれまでの吟詠ではなく、設計図を引き、その通りに詠うことを考え始めた最初の吟詠発表が明日の「太平洋上作有り」安達漢城となりました。

言葉の初めをクリアに出すことは、タイミングを図ることが大事です。
そして、音がジャンプする時も、やはり、声を出したつもりだけではなく、サメ[トするお腹がどのように働いてくれるかが、問題ですから、良く観察します。
届いたつもりで、届いてない六や七の音程では、思いが届きません。
出したつもりではなく、しっかりとコンダクターで、耳に届く音を出して、確かめながら発声をします。

油断すると体は、さぼります。出したつもりで、届かない七の音は、歯痒いだけです。



ほどほどの力で、丹田を引き締め、出だしの「ひ」は、いつものあわてた「ひ」ではなく、しっかりと子音の”h”と母音の「い」を発声すること、続く「ハ(ワ)」は、三半の音を安定させ、のばしすぎない。そして、母音の「あ」は、安定して三の音に落とす。


これさえできて望みの「あ」の発声ができれば、51番の譜は、多分失敗はないでしょう。
クリアな「あ」の発声は、体に筒を作り、喉は大きく開けて、舌は、できる限り下におろし平らにすことで、創ることができる。

大山の揺りは、まだ満足な出来ではないので、伴奏を聞いて(しっかり聞けたら)、遅れがちだったらしない。そして、今回は、伴奏にキチンと合わせた吟詠をすることを優先とし、揺りにはこだわらないことに決めました。

これだけの心づもりは、舞いあがっていては、実現することが出来ません。伴奏も耳に入りません。大事なのは、最初の「日は」をきちんと作ること。
この約束を守ることができたら、全体の吟詠の練習不足を、少しは補うことが出来るでしょう。
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米田和

2021年09月03日 | 徒然に日々のことを

           米田和作品集出版記念展の告知

緑ヶ丘美術館にて
       2021年9月26日~12月26日(月・火・金曜日休館日)

   


  
   さらに『第68回伝統工兼Wに入選しました』の報あり。
 於三越本店 催物会場・美術工激Tロン 9月15日~9月27日


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良い眠り

2021年09月03日 | 体を整える
今朝の目覚めは、久々の快感有り。
充実した練習とその後の、街歩きで、心身ともにリフレッシュし、満足感、そして、ちょっと体が疲れた。

おかげで、入眠もあっという間だったし、目が覚めたら朝が来ていました。

「良い眠りは、体の立て直しができる」まさに、今朝はそのことを実感。

整体に向かう足取りも、軽やかで、右足の違和感もありません。

その事を、山田先生にお伝えすると、正に質の良い眠りは、体操や施術に負けない力を持っていると。

「季節の変わり目に差し鰍ゥり、もうすでに体は冬の準備をしていますから、云々」の言葉をそろそろ聞くころだと思っていましたが、今日は、その言葉は、出ませんでした。

更に股関節の凝りをとり、肩の内巻きと下がりについて、ご指導を受けました。
右の肩の動きは、左へとつながっていますとの説明に、なるほどと実感します。

最近のリハビリは、動かない方を無理やり動かすのではなく、動く方をせっせと動かすことにより、反対側に良い影響が伝わるということを聞いたことがあります。
正にそれ。

悪いほうを刺激しないで、良い方をさらにステップアップするというのは、詩吟の練習にも言えることかもしれません。

躍起となって、足りないところを足そうとしていた私のやり方は、間違っていたらしい。

いろんな宿題が、解決されないまま、いつまでも残っているのは、そういうことなのだね。

そういえば、山田先生は、前回の施術あと玄関で、お見送りくださって、私の後姿をわざわざラインで褒めてくださった。

ほんとうにうれしかった。そして、きょう、その改善に、先生御自身も誇らしかったと、おっしゃいました。

ダメ出しばかりしている私は、その誇らしさを共有する日は、来ないのだろうか。

自分でも考えてみたらわかるきがする。
「来ない」ね。

足りない足りないと言われて、自信が育つかと考える。考える。考える。

足りないところを足すことが出来たとして、そのことへの満足はあっても、他への伝播があるだろうか。

体操だけでなく、山田先生のご指導方法をよく感じて、反省せよ。




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