桑摘みが一段落してしまったため、桑に混ぜようと思っていたいちごとブルーベリーが余りました。
・いちご+ブルーベリージャムを作る
・いちごジャムとブルーベリージャムを作る
・再度桑を摘んできて、桑+いちごジャム、桑+ブルーベリージャムを作る
どれが食べたい?
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キャベツって、嫌いではないけれど、華に欠ける野菜じゃないかなーといつも思っていました。よく言えば、庶民的、悪く言うと格が低いというか。
トンカツやフライにはつきものだし、ギョウザに入れてもいいし、コールスローも美味しいです。お好み焼だって忘れてはいけません。ポトフに大ぶりに切っていれるのもいいですよね。
でも。
キャベツというと思い出すのが、学食などでよくあるおざなりのサラダ。乾燥しかけて味もなにもしないあれです。残したことはないけれど、つけてくれなくてもいいのに、といつも思っていました。
という訳で、私の中ではキャベツの位置はやや低め。
お洒落レストランに外食に行って、つけあわせ野菜がキャベツだったりすると、ちょっとがっかり気分になります。
ところが。
先日見ていたフランス料理の本で、何やら美味しそうなキャベツ料理をみつけました。ドーム状に形づくったシュー・ファルシです。挽肉だねを包んでいるので、要はロールキャベツなのですが、キツネ色の透明なスープにはモリーユがぷかぷかと!
私が作るロールキャベツは、トマト味の洋食風お総菜、というものでしたが、モリーユと組み合わせるなんて、何だか高級料理では。
作り方をざっくり参考にしつつ、作ってみることにしました。
春に摘んだアミガサタケの出番です。
■■モリーユ入りシュー・ファルシ
■材料
キャベツ
(たね)
豚肉
アミガサタケを炒めて冷凍したものの固形分
ソフリット(タマネギ、セロリ)
ニンニク 極少々
パン粉
卵
フォンドボー(缶詰) 小さじ2くらい
(スープ)
鶏ガラスープのもと
アミガサタケを炒めて冷凍したもの(固形分とスープ)。ドライモリーユでもいいかも
■作り方
(1)キャベツの芯をそぎ取ってから茹でて冷ます。
(2)豚肉とアミガサタケはそれぞれFPにかけて挽肉状にし、その他の種の材料をよく混ぜる。
(3)キャベツで種を包んでくるみ、留める。
本のようにドーム型にしてみたかったのですが、整形技術と鍋の都合で普通の俵型にし、タコ糸で縛ってみました。
(4)鍋に(澄まし)バターを入れキャベツの表面を軽く焼く。
(5)キャベツを丁度入る鍋に並べ、お湯、モリーユ、モリーユのスープ、顆粒スープのもとを入れる。
(6)フタをしてオーブンに入れて20分くらい蒸し焼きにする。
オーブンから取り出してフタをとると、なんともいえず、いい香り!
これはモリーユの香りなのかな?
でも見た目が冴えない・・・。 |
本には、仕上げにバターをモンテして、とか難しいことが書いてありましたが、とりあえずそれは省略。
でも、大成功みたい(自己満足)。
表面をバターで焼くというのは初めてですが、このせいで香ばしい香りが加わっているような気がします。
いつもとはひと味違うわ。これならおもてなし料理にも・・・ならないかな?
沢山出来てしまったので、小分けして冷凍しておきました。
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ちょっと調べ物をしていてたまたまヒットしたのですが、インドでもアミガサタケが採れるそうです。インドでの呼び名はグチ。標高の高い場所でしか採れず、とても高級なものだとか。主にピラフにして食べるそうです。
参考情報:インド人シェフのブログの記事 「グチ」、「グチピラフ」