ダンナサマは、昔からクラシック音楽のファンで、当時の音楽ファンによくいたように、オーディオマニアでもあります。(オーディオマニアは英語だとaudiophileですって)
レコードや最近ではCDなどのソフトに加え、音響機器にも随分お金をかけてきたのだとか。
(昔は娯楽も少なかったしね)
スピーカーやアンプを2セットくらい持っています。
乏しいお金をやりくりして、厳選して買ったのだそうです。
なのに最近では、パソコンにCDのデータをとりこみ、音響機器なしで聞いていることが多いです。
一方で、私は音楽に疎いです。
嫌いではないけれど、クラシックのごく限られた分野以外は苦手。(オーケストラは音が多すぎてダメ)
家で作業する際は、音楽をかけるのではなく、TVをつけてしまうことが多いです。
(ダンナサマも結構TV好き)
私は、それ本体から音が出る機械しか使ったことがなく、音響機器のことはさっぱり分かりません。
ダンナサマのお婿入り道具(?)に、スピーカーとアンプがありました。
結婚直後、「これは使えるの?いい音が出るの?」
と私が聞くと、
「うん。まあね。でもスピーカーケーブルを買ってこないと」
と言われて 早××年。
(・・・月日はあっというまに経つものですね・・・)
最近、図書館で借りたりして、時々片付け本を読んでいます。
そこに、
「モノは本来は何かをするための道具です。モノは使う場所のそばに置いて、すぐに使えるようにしましょう。使わないモノは処分を考えましょう」
みたいなことが書いてありました。 ふむふむ。
とすると。
××年も前からずっとある、あのスピーカー、使えるのであれば使った方がいいよね!?
我が家でよく使う、音が出る機械はTVなので、TVの音がこのスピーカーから出てくれば道具として役立っているといえるはずです。
という訳でダンナサマにTVへの接続を依頼。
今回は意外とダンナサマの腰が軽くて、週末1回で、ケーブルの買い物と設置までやってくれました。
CSチューナーとビデオ、DVDなどのデッキをいろいろ経由してケーブルを繋いだりしてしばし作業。
そして、何年も何年も放置していた機械から、ちゃんと音が出ましたよ!
![]() |
こちらが昔ダンナサマが買ったアンプ。ALPINE/LUXMANというメーカー(ブランド)のLV-105という機種。 |
![]() |
こちらがスピーカー。 |
![]() |
で、つないだTVは、昔懐かしい厚型のこれ。 |
![]() |
大きなアンプは既存のTV台の中には収まりません。 |
で、アンプとスピーカをTVに繋げてみた結果ですが。
物置に置いておくよりは使った方が、という程度の目的しかありませんでしたが、音響効果も大違い!!
まーびっくり。
音楽や音響に疎い私でも分かります。
・TVで喋っている人の声がとてもくっきり聞こえる。
・TVで起こっていること、 例えばしゃべっている人のそばに羊がいて藁をはんでいるようすが、よく分かる。
・TVの画面サイズも画質も変わっていないのに、まるで画面がくっきりしたかのように情報量が増えた。
・当然ながら、音楽に厚みが生まれた。高音域がくっきり。
これまでは、TVという箱からモジャモジャした音が発せられているなー、と思って聞いていましたが、いいスピーカーからステレオ(左右)で音が出てくると、すぐそこでナニカが起こっているような、臨場感があります。
これは、設置してもらってよかったかも。
ダンナサマ、グッジョブ!
====
あとね。
ダンナサマ愛蔵のレコードが、長さでいうと1メートル分くらいあります。
なのにレコードプレーヤー(ターンテーブル)が壊れているのだそうです。
(古いし、もうメーカーも受け付けてくれないのだとか。)
「どうせ聞けないのだし、レコードと壊れたプレーヤー、両方処分すると片付くよ?」
と水をむけてみると、
「だめ~」
ですって。
この前のミシン屋さんみたいに、どこかに、レコードプレーヤーを修理してくれる名人はいないものでしょうか・・。
直す(直してくれるところを捜す)か、買い換えるか、(はたまた処分する決断をするか)、ダンナサマもうひとがんばりよろしくね☆
=======
■2014.6追記
アンプにちょっと不調のところがあったため、修理に出しました。
これはメーカーが修理を受け付けてくれて、1週間程度で修理完了。
更に快調に動いて(?)います。
レコードプレーヤーも修理し、復活しました!