採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

市木オレンジママレード、ピール

2014-04-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

以前、市木オレンジという珍しい柑橘を頂きました。

温州みかんと夏みかんのハイブリッドというかキメラというか、遺伝子が混ざっちゃったものだと思います。
 

市木オレンジ

こんな風に、外見は夏みかんや甘夏風で、大きくて固いのですが、果肉は温州みかんのようにオレンジ色で柔らか・ジューシーなのです。

この皮がとても立派なので、ママレードとピールにします。 

市木オレンジ

まず縦半分に切り、果肉の中央に切込みを入れて、シトラスジューサーで果汁を絞ります。
このジュースはさわやかで甘さもあって、朝に頂くとビタミンが体中に沁みわたって目が覚める気分!

市木オレンジ

絞ったあと、じょうのうを取り除き、皮を縦にもう半分にカット。
つまり縦4分割の皮になります。
これを2回下ゆで。
えらく、くるん、と丸まる皮でした。
 

市木オレンジ

この皮の四辺を薄くスライスして、平行四辺形にし、この部分はピールにします。
四角いと、鍋にきっちり入れやすく、また瓶にも詰めやすいです。
カットする際も同じ大きさの棒状が作れて、チョコがけの際に便利です。

市木オレンジ

スライスした方はママレードに。

市木オレンジ

市木オレンジの果汁は飲んでしまったので、ほかにふんだんにあるタンカンを使うことにしました。
果肉を取り出して、一緒に煮ます。
(ドライマンゴーも少々)

煮てみて驚いたのですが、品種の特性なのか育て方なのか不明ですが、ものすごく皮が固い!
かなり長時間煮てもやわらかくならない、とても丈夫な皮でした。 (とはいえ何とか煮えました)

市木オレンジ

市木オレンジ6個分の皮の、周辺部分から、ママレードが7つできました。

市木オレンジ

タンカンをふんだんに使ったので、濃厚な味のママレードに。
ちょっと皮が固めだったかな・・・。
食感のあるママレードになりました。


2014/04/13作
市木オレンジ皮、タンカン果肉、みかん果汁、果糖、ドライマンゴー、レモン汁 

市木オレンジ

平行四辺形部分の皮は、ピールになりました。
ピールを煮る際、タンカンの果汁を絞って一緒に煮てみました。
糖度が高く、また途中で濾すので、シロップの濁りはなくなります。
(多少モロモロは含まれています)

これまでは砂糖とレモン汁で味付けしていましたが、皮に果汁からくる甘酸っぱい風味がつくことを期待しています。 

2014/04/16作
市木オレンジ皮、タンカン果汁、果糖、レモン汁

(この前、バネ式保存瓶は気に入らないとか書いていましたが、あるとやっぱり使ってしまいます・・・) 

市木オレンジ

再び作成。
今度は、四辺をざっくり切り落として平行四辺形にし、その切り落としの鋭角三角形の部分もピールにしました。
今回はフェンネルで香りづけしてみました。
スイートオレンジとフェンネルの香りは合うのではないかな。

2014/04/20作
市木オレンジ皮、タンカン果汁、果糖、レモン汁、フェンネル 

 

コメント
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