ニンニクを収穫していると、つい、ピンポン球より小さいサイズのクズニンニクも、拾って持って帰ってしまいます。
(今年は特に、そういうニンニクが多いです)
極小でも一球タイプならまだいいのですが、ちゃんと6片に分かれていたりして、1片のサイズは水で戻した大豆くらい。
畑に捨ててこられない自分を恨みつつ、クズニンニクの大量処理にはげみました。
いっぱいやると、多少開眼するところも。
生のうちなら、鱗片の皮むきは簡単!!!
■■クズニンニク処理のアイデア
■処理段階
(1)このサイズの鱗片が冷凍されていたら鬱陶しいな、と思う小ささのものは、生のうちに剥く!
(2)まあまあの大きさの鱗片は冷凍し、使う際に皮をむく。(冷凍すると皮むきがとても簡単)
(3)剥くのが面倒な小ささのもの、または薄皮が乾いてしまったものは、皮もすこし引きむしるようにして鱗片の根元をカットし、油を敷いたフライパンで焼く。焼くとニンニクは小さくなるため、簡単に皮がはずせる。
(4)皮つきのままガーリックプレスで潰してしまう。(ただし量が多いと大変そう)
(5)薄皮付きのまま、ピクルスの風味付けなどに使い、食べるかどうかは後で考える。
(6)乾いてしまったニンニクの場合、適当にほぐしてざっと水で濡らし、ホイルに包んでオーブントースターで数分焼く。(中は煮えなくていい)
水分で皮がふやけ、ニンニクと皮が剥がれやすくなります。
(前に一度やったことがあり、皮むきにはかなり有効でした。何分焼いたか記憶が定かでないのですが、中のニンニクは生ぬるい程度だったと思います。今度実験してみます)
(7)玉のまま、先端を少々カットし、ローストガーリックに。
焼いたあとに中味を取り出す。(極度に小さいのはやっぱり大変そう)
■皮むき後の加工段階(こうなれば普通のニンニクと同じです)
・そのまま冷凍
・(オイルを混ぜて)ピュレにして冷凍
・フードプロセッサで微塵切りにしてオイル漬け(炒め物、パスタなどに)
・醤油漬け
・ピクルス
・(3)の加熱後の状態で冷凍。トマト煮、ピラフなどに適宜使う。
・バーニャカウダ
今年は(1)、(2)、(3)の方法でやっつけました。