スペイン原産の、アホ・サントというニンニクを今年も植えました。
一昨年、食用のものを買って植え付け、昨秋は自分で収穫したものを種にしました。
昨年の出来は、ぼつぼつ、といったところ。
原産地とだいぶ環境が違うはずですが、それなりにニンニクらしく出来上がりました。
育ち方や姿形、葉っぱの触感などが日本のニンニクと違っており、面白く感じました。
(すらりと背が高く、葉っぱはしなやかで柔らか。根っこは細くウェービーで、ソバージュヘアみたい)
今年は。
・・・・・。
さび病には、ほかの品種より耐えているようでした。
他の品種が全身真っ黄色になっているのに比べ、これは比較的葉が青々していました。
期待できるかな、と一番遅く収穫。(6/8頃)
1個掘り上げて愕然。
ニンニクの形じゃ、ない・・・。
チューリップの球根みたいにすべっと丸っこくて、全然鱗片が肥大していません。
こんな不良品を編んでもどうしようもないので、茎を切り裂いて軸を取り除く、という面倒な作業をやめてしまおうかとも思いました。
(見るに堪えないんですもの)
茎もつけたままそのまま干すか、玉だけカットして、タマネギネットで吊すとか・・?
でも、茎の中の方が腐っているものもあり、今切り裂いておかないと、更に腐敗して厄介なことになりそう。
あと、他の品種と同じ場所に、同じ方式で干しておく方が管理が楽です。
来年の種用にするにも、編んでおいた方が扱いが楽。
やっぱりいつもと同様に茎切り開き作業をすることにしました。
あーあ。
まあ、こういう年もありますね。
来年は天気に恵まれますように・・・。
■スペインニンニクメモ
・やはり4月の多雨と日照不足が敗因か。
・昨年植えた場所に近いところに植えたので、もしかしたら連作障害もあるかも。
何かの栄養が足りていなかった・・・? カルシウム?
・去年と同様、6列マルチに5列植えたのだが、もっと株間をあけるといいかも。
6列マルチだったら3列にし、更に1列の間でも時々隙間をあけてみようか。