採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

摘果メロンピクルス

2010-06-16 | +野菜系保存食
産直に入ったら、可愛らしい摘果メロンを見付けました。
プリンスメロンの赤ちゃんです。
表面が少し毛羽立っていて、楕円形をしています。

丁度冷蔵庫にカブがあるので、一緒にピクルスにしよう。


■■摘果メロンピクルス
■今回の作り方
(1)摘果メロンとカブを薄い塩水で一晩漬ける。
(2)塩水から上げてゆすぎ、ザルの上に載せて乾かす。
(3)酢、水、塩、砂糖、スパイス類(セロリシード、ディルシード、胡椒、キャラウェイシード、クローブ、マスタードシード)、ローリエ、果実酒(スグリ酒)、などを鍋に入れ、一度煮立てて冷ましておく。
(4)乾いたメロン、タイム、ローリエも同時に保存瓶に詰めていき、冷めたスパイスビネガーを注いで出来上がり。
冷蔵庫にて保存。


どの段階かで野菜をさっと湯通しする、という工程があったような気もしますが、今回は忘れました。
生のセロリやディルも入れたかったのだけれど、畑にもなく、買い置きもないため省きました。


2010/06/12摘果メロンピクルス

とりあえず出来上がり。
白いのはカブです。
メロンは、大半をカットしないで漬けたため、コロコロと嵩張ります。

 

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Myビールでビアパーティ

2010-06-16 | +お客さんの日
桜が咲く頃に横浜の生麦に行って作ってきたMyビールが、5月中旬に出来上がりました!(5月15日頃だったかな)

やっぱり盛大にお祝いしなくては。ということになり、
「折角だから三浦半島まで買い出しに行きましょう」
と、ビール作りの際も誘って頂いたわらびさんご夫妻に、またも連れて行って頂きました。
実家のあたりを朝7時半に出発して、9時前にはもう到着です。
長井漁港はじめ3件のお店でお魚を、そして(三浦では有名な)高梨農場直売所で野菜をゲットして、昼には戻って参りました。
母に頼まれた分の魚を実家に落として、今度はわらび邸におじゃまします。

わらびさんご夫妻がテキパキお魚を処理する脇で、非力なFujika夫妻は野菜などを洗ったりとか、エンドウ豆をサヤから出したりとか、猫の手くらいの働きぶりでした。
作業が一段落してみると、テーブルに載りきらないくらいの御馳走になりました。

お酒が入る前に(ごく一部の)お料理の写真をとることが出来たので、ご紹介します。
後半のお料理は・・・ビールの泡とともに記憶の彼方に消え・・・・・・。

2010/05/16ビアパーティ 長井漁港のとなりの魚屋さんに行きました。
値段は格別安いというものでもありませんが、どれもぴちぴちで新鮮です。

売り場は狭くて通路がとても通りにくく、おたおたしていると人混みに埋もれて買えないです。
2010/05/16ビアパーティ

高梨農場の産直です。道路脇のとても小さなお店です。
この時期それほど品数はないけれど、丁度初物のアーティチョークが出ていたのでゲット!
三浦半島のキャベツも美味しくて有名なものです。

2010/05/16ビール

さて、パーティ開始!
本日のメインはこちらのビール。

「ボック」というタイプを選んだのですが、コクがあり強いタイプ、などという説明で予想していたのとは違う、スッキリと軽やかでとても良い香りのビールでした。
泡のキメが細かくて、喉ごし滑らかです。
予想以上の美味しさでした。

2010/05/16ビアパーティ

御馳走の数々・・・。
(この後まだまだ出てきました)

2010/05/16ビアパーティ

お刺身は、左から
・手長海老(立派!)
・サザエ
・白身がカサゴ、赤身がえーと?ブリの子供だったかな?
・メトイカ(ケンサキイカ)

2010/05/16ビアパーティ

シッタカという貝です。

2010/05/16ビアパーティ

モヒカンのシッタカ。

調理法は、貝を洗って、塩ゆで、だったかな?

2010/05/16ビアパーティ

上手にとれました~。

コツをわらびさんに教えて頂きました。
左手に貝、右手に楊枝を持って、ぐいと楊枝で刺した後、貝の方をくるくる回すのです。

2010/05/16ビアパーティ

特大手長海老をさっと焼いたもの。ふみえさんが作って下さいました。
添えてあるのは、手前にmiyakoさんから頂いた島ラッキョソテー、わらびさん手作りドライトマト、奥がうちの母作えんどう豆。

2010/05/16ビアパーティ

生の白魚です。
生姜醤油でお刺身で頂き、そのあとふみえさんが掻き揚げにして下さいました。

2010/05/16ビアパーティ

メトイカのゲソ。
メトイカは三浦半島での呼び名のようで、目灯烏賊から来ているという説があります。
ケンサキイカのことです。
鳥取ではシロイカと呼ばれるものだそうで、ダンナサマは懐かしそうにしていました。

お刺身は、ほんのり甘くとても美味です。

2010/05/16ビアパーティ

小アジの煮付け。ふみえさんが作って下さいました。
このほか、生姜と味噌を叩き込んだなめろうと、それを焼いた焼さんがも作りました。

2010/05/16ビアパーティ

高梨農園のアーティチョーク。
ポメマルさんから苗を頂いたMyアーティチョークとは形が違います。
とても新鮮で柔らかく、茎までボリボリ食べてしまいました。

2010/05/16ビアパーティ

miyakoさんから頂いたこごみと、奥は島らっきょです。
太くて立派なコゴミ!
島らっきょは、このままかじるほか、なめろうに刻み入れたり、エシャロットがわりにアクアパッツァに入れたり、あちこちで大活躍でした。

2010/05/16ビアパーティ

カリフラワーとトマトのサラダ。

2010/05/16ビアパーティ

美味しいパンに添えて、わらびさんお手製の保存食も味見させて頂きました。
黄金柑コンフィ、ドライプチトマトペースト、バジルソースです。
どれもとっても美味しいのですが、ドライトマトペーストが、格別だったなあ・・・。
我が家もディハイドレーターを作ろうかなあ・・・。

この後、白魚の掻き揚げ、小アジのなめろうと焼さんが、カサゴのアクアパッツァとその出汁を使ったスープパスタや、などなど、まだまだ御馳走が続いたのでした。

わらびさんふみえさん、ビール美味しかったですね!
買い出しと沢山のお料理、本当に御馳走さまでした!

================

■参考情報
野菜直売高梨農場農場通信ホームページ
野菜直売高梨農場農場通信ブログ版
直売所をめぐる小さな旅 三浦半島
長井水産直販センター
うらり三崎港産直センター

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わらび尽くし

2010-06-15 | +ふたりの日

いつもお世話になっているわらびさんから、山荘の敷地内で丹精込めて育てていらっしゃるわらびを頂きました。しかも、薪ストーブの灰を使ってふみえさんがアク抜きして下さったものです。とっても長くて太く、まず見かけないような立派なわらびでした(何しろまな板からはみだしてしまうのです)。

アク抜きが済んでいれば、もうほとんど料理は出来たも同然です。

もしかして、今年の初わらびかも。
折角なので、数日間にわたって色々なお料理に挑戦してみました。

2010/06/07わらびの巾着煮 クックパッドで検索した料理法です。ダシ少々を加えた溶き卵とわらびを油揚げに入れて、沸騰した出汁にそっと入れて煮たものです。
薄揚げは、寿司揚げだと穴があいていて漏るので、自分で薄揚げを開いたほうがよいです。
茶碗蒸しのような卵とわらびがツルリ・ヌルリとしてなかなかでした。
2010/06/07わらびの煮物 上の巾着煮とは別の鍋で、頂いたハチクと一緒に煮物を作りました。
こちらの揚げには刻んだわらびが入っています(卵はなし)。
(卵液が足りなくなったのでこっちに投入したとか、いわない)

揚げで包むと、ジューシーさが加わって、予想外に違う味わいで美味しかったです。
2010/06/07わらびのナムル 韓国風ナムル。
いつものニラダレ(ニラ、醤油、ニンニク、唐辛子、ごま、胡麻油)で和えてみました。
2010/06/07わらびの生薑あえ 生姜和え。
わらびと生姜って合うのですね!
2010/06/07生薑だれ こちらの生姜ダレを使いました。
2010/06/07わらびとおきゅうとの生薑あえ 生姜ダレあえの応用で、おきゅうと、ごまも混ぜてみました。
おきゅうとがツル・サク、わらびがツル・ヌル、という食感で、とっても相性がよかったです。思いつきで混ぜてみたのですが大あたりでした!
2010/06/09わらびの塩昆布和え 我が家では、わらびといえば、まずはこれかなあ。
塩昆布で和えたものです。
簡単だけれど、とっても美味しくて大好きです。
2010/06/09わらび寿司 塩昆布和えを使って、わらび寿司。
たまたまあった、茹でたアスパラとの相性もぴったりでした。
2010/06/09明太子寿司 ダンナサマが、今日はタンパク質ないのでは?というので明太子も参戦。
2010/06/10龍皮昆布巻き わらび本体があまりに大きく、写真をとりそびれてしまいましたが、大体この箱くらいの長さがありました(30cmくらい)。
2010/06/10龍皮昆布巻き 箱の中身は何かというと、わらびの龍皮昆布巻きです。
龍皮昆布とは、酢昆布のでっかいバージョン(のようなもの)です。白身魚のお刺身を巻いたりします。

昆布とわらびはよく合います。


初挑戦して意外においしかったのが、わらび寿司です。わらびと酸味ってあうんだわ~(そういえば、わらびの酢の物ってありますものね)。わらび料理の定番にしなくては。

わらびさんのわらびを使って、miyakoさんのちらし寿司ポメマルさんのタタキ(トロロ?)かずさんのパスタなど、みなさん美味しそうなものを作ってらっしゃいました。
今年の山菜シーズンは終わりですが、来年、機会があったら作ってみたいです。


わらびさん、ふみえさん、草刈りその他大変なお手入れの成果を本当にありがとうございました!ご馳走様でした!

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グリーンカーテン

2010-06-14 | +その他

この週末は、私にしてはすごく頑張った日々でした。

さっと煮て鍋に貯めて冷蔵庫で待機していた桑ジャムを、煮詰めては瓶詰め、煮詰めては瓶詰め。
いま、ラベルを貼るために瓶がずらりと床に整列しています。本当はあと数回摘んできたいところですが、青梅ジャム用に瓶を温存しておくべきか悩むところです。(青梅はまだ木の上)

そして沢山のアーティチョークを剥いて剥いて。

更に、懸案だった枇杷のネット掛けも。
まだ熟す前のはずだから大丈夫よね、と、びわの木の場所に行ってみると、なんと!!!!

まだほんのり色づいた程度の状態なのに、カラスの大襲撃を受けて、大幅に減ってしまっています。
地面にはかじりかけの(中途半端な色づき加減の)枇杷がどっさり。ひどい~。

私が到着した時は、パーティの最中だったようで、十羽以上のカラスが飛び立ちました。くううぅぅ、 憎し!。
去年のことを覚えているカラスが、黄色くなるとネットがかけられてしまうとあせって、完熟になる前でも食べてしまおうと号令をだしたのかも。
それとも、今年は天候不順で巷にエサが少ないのか。

教訓:枇杷のネット掛けは実がまだ真っ青なうちに!

==話はかわって======================


グリーンカーテン、ってありますよね。蔓性の野菜(植物)で日よけを作るというものです。
実家では、ゴーヤを作っています。

私も何かやってみようかな、と今年はキュウリに挑戦してみることにしました。
キュウリは、特に嫌いという訳ではないけれど、なんとなく買いそびれてしまう野菜のひとつです。 
あっというまに太くなるので、畑におくと、お化けキュウリになりがちのようですが(未経験)、ベランダにあったら毎日見張れるから大丈夫。
ダンナサマはキュウリ大好きだそうなので食べて貰えそうですが、もし持て余しそうだったら、ピクルスにすれば大丈夫です。
ピクルス用、ということで、「おやゆび姫」という小さめの品種の苗を買ってきました。

2010/06/11ベランダキュウリ

順調に伸びてきて、まずは2本実を付けました。
期待したほどは小さくなくて、13cmくらいありました。
もっと小さいうちに取ってしまえばよかったのかな。

このあと脇芽を整理して、1本仕立てにしてみました。

このベランダは、時折ものすごい強風にさらされることがあるのだけれど、こういった蔓性のものって、千切れたりしないのかな?室内に非難できるような態勢をとっておいた方がいいのかな。。。

2010/06/11ディルと芋

ところで、ベランダ栽培でむしろ本命なのはディル。
プランターの半分に種まきしたのですが(残り半分は香菜)、元気がなくて悲惨な状態です。
しかも何故か里芋が!
畑の土を半量ほど混ぜた際、里芋が混入していた模様。
ディルの生育にはきっとマイナスよね?今度掘り出しておかないと(引っ張ったくらいでは抜けませんでした)。

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GWの外食

2010-06-10 | ■外食
今年のゴールデンウィークは、どこにもお出かけしなかった代わりに、2度ほど外食してきました。
5/4は居酒屋さんで夜ごはん。その翌日は、こぢんまりしたフレンチレストランでランチです。
このフレンチレストランは、いつ言ってもちょっとはっとするようなお料理を頂けるのです(といっても通算3回目かな)。
今回もとても美味しかったので、ご紹介します。
以前行ったときの記事はこちら

お店の名前は、「Oh! la Vache!」(オ・ラ・ヴァッシュ)、お店のホームページはこちらです。ホームページやブログはそれほど充実していないのですが、もしつくばにお友達が来たら、まずここに連れて行きたいな、と思うお店です。

ブログにでも、今週(今日)のメニューを書いてあったらいいのになぁ。
そうしたら、食べたいメニューを見付けたら、一人でも行ってしまうかも。


メニューは、コースがいくつかあって、前菜とメイン、デザートを選べるようなシステムです。我々は一番安いコース(スープ、前菜1品、メイン1品、デザート)を頼みました。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

温かいジャガイモのスープ。

この日は日差しが強く暑苦しい、冷たいスープでもよいくらいの日でしたが・・・、でも美味しかったです。

バゲット(おかわり可)とオリーブオイルもついています。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

私の前菜。
豚肉のヘッドチーズ的なテリーヌ(耳などで作ったゼリー寄せ風のもの)に、カレードレッシングが添えてあります。テリーヌの上に乗っているものはグラパラリーフ。

カレードレッシングが酸味強めで、驚く程にいい香りです。目がぱっちり開いてしまうほど。
しつこくなりそうな豚肉のゼラチンがさっぱり頂けます。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

ダンナサマの前菜。
クスクスのサラダに、温泉卵が載っています。
味付けは勿論のこと、この温泉卵が絶妙のゆで加減です。
お皿に散らしてある粉も、何だか美味しかったです(エスプレット唐辛子かな)。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

こちらはダンナサマのメイン。
白身魚のグリル?ソテー?ポワレ?みたいな感じ。

魚料理は、多分フランスやイタリアより、日本の方が(日本人にとっては)美味しいのではないかと思うなあ。
実がぷりっとして、丁度よい加熱具合です。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

こちらは私のメイン。
プラス千数百円で「ほろほろ鳥の××」(忘れた)と「子鴨のコンフィ」というものがメニューにあって、悩んだ結果ほろほろ鳥を奮発しました。どんなお料理か想像がつかなかったし、ほろほろ鳥も初めてなので。
黒オリーブの混ざった擂り身を胸肉で巻いてローストしてあるようです。とても複雑な味で、手が込んでいて、大満足!

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

ダンナサマのデザート。
いちごパンナコッタです。
ダンナサマには丁度のようですが、私には、ちょっと量が少ないかな・・・。

2010/05/05Oh!LaVache(オラヴァッシュ)ランチ

私のデザート。
冷たいチョコレートケーキ。
美味しい(けど、ちょっと小さい)。
添えてあるのはオレンジソースだったと思います。
上のトッピングは、炒ったヘーゼルナッツのチョコがらめだと思うのだけれど、これが香ばしくて大変美味。
お店で作っているのかしら・・・。

オプション料金なしの場合はこのランチで2000円。かなり幸せです。
お金を追加したら、デザート大盛り、とかに出来るかな?そうしたらもっと「とどめを刺される」感があるだろうな~。でも、そういえば帰り道、車に座っていられないくらいお腹いっぱいだったのでした。何事も程ほどが肝心。

店内には一人で来ている人や、夫婦のようなカップルがいました。
通常は子供の入店不可だそうで、美味しいものがすきな大人のためのお店、という感じです。

ずっと気になっているのが、このお店のおせち。
かなり高価ですが、美味しいだろうなあ・・・。でも、それぞれのポーションが小さくて、もっと食べたくて欲求不満になりそう・・・。そうか、4人前を二人だけで食べればいいのかな?

(ところで、とあるレストランで、もっと美味しい思いをしばらく前にしたのですが、記事がまだです。ブログの下書きに写真は貼り付けてあるのだけれど、見直すたびに、精神的・肉体的空腹感が募って文章が思い浮かびません。がんばらねば。)

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メティ(フェネグリーク・リーフ)

2010-06-09 | +野菜

ある休日(実はゴールデンウィークのことなのですが)、ダンナサマと車で出かけてランチをしました(その時のおいしいランチはこちらの記事)。
その後、ひとまず、とある駐車場へ。というのも前日の夜、居酒屋さんに飲みに行き、車を置いて電車で帰ったため。ここから車2台に分かれて、ダンナサマは、家で仕事するから先に帰るね、と自分の車で帰宅。私は、せっかくの連休だし、久々にいつもあまり行かない産直に足を伸ばしてみることにしました(といっても家から10分くらいなのですが)。

産直に到着後、野菜を物色していると、携帯電話に着信が。
ダンナサマからです。
「あのさー、Fujikaちゃんの車にぼくの巾着があって、家の鍵もそこにあるんだけど」

あらま。

結局ダンナサマも産直まで来ることになったのでした。

テキパキ仕事しなきゃ、という意気をくじかれて、ちょっと喫茶店でも行こうか、という話になりかけたのですが、車のタイヤの様子が変なのを発見(亀裂があった)。
そういえば、まだ冬タイヤだったので、とっくに交換していないといけないのでした。
帰宅後、二人でせっせとタイヤを運んで車に積んで、ガソリンスタンドで交換してきました。

持っていったのはダンナサマで、引き取りに行ったのは私なのですが、ダンナサマったらパンクのチェックを頼んでいないのです。
結局、車に既に積んであった外したタイヤを全部下ろして、怪しかったタイヤを見てもらいましたが、加重がかかっていない状態では亀裂はふさがってしまいよく分からないということに。

冬に再度チェックすればいいとはいえ、ひとまずみてもらっておけばいいものを。
段取り悪いよねえ。
(まあ冬タイヤへの交換は、ダンナサマにお願いするからいいけど。)

産直に行ったり、タイヤを運んだりし終わった頃には、すっかり太陽が傾いていました。「仕事がぁぁぁ」、といううめき声が上がっていたけれど、聞こえなかったことにしよう。

================

前振りがえらく長くなってしまいましたが、そのとき行った産直で、珍しいものを見付けました。

2010/05/05産直の説明

チャムスル、クマルレッド、ミティー、グラパラリーフなど、スーパーでは見かけない野菜が。

グラパラリーフは2回ほど外食先で食べる機会がありましたが、ショリショリしてみずみずしく、甘酸っぱい、フルーツのような葉っぱです。

2010/05/12フェネグリークの葉(メティ)

この時はミティー(メティ、フェネグリーク・リーフとも)を買ってみました。
インド料理に使われるマメ科の一年生草本で、種はフェネグリークというスパイスになります。葉っぱ部分をジャガイモとあわせた「アルー・メティ」(アルーはジャガイモ)というカレーのレトルトを買ったことがあるのですが、どのへんがメティの味なのか分からず、確かめてみたかったのです。

とりあえず味のチェックということで、一番シンプルなおひたしに。

買って数日後でもそれほど弱ってはいず、日持ちのいい野菜のようでした。
茎のつけ根部分はやや固いので取り除きました。
茹でてみると、とっても小さくなってしまいます。

味は、豆苗のような、ほのかな豆っぽい味。
産直の説明には「もやしのような食味」とありますが、成る程です。
特に強烈な風味はないようでした(ちょっとつまんない)。

私にとっては、とりたてて個性がない野菜のように思えますが、インド方面の出身の人にとっては懐かしいかも。今度ダンナサマの知人のネパールの人にプレゼントしてみようかな。

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桑摘み開始

2010-06-08 | +きのこ以外

週末、金曜日(6/4)が桑摘み初日となりました。
丁度熟し始めたところで、木の上には黒い実がぼつぼつあって、でも地面にはまだ落ちていないという段階です。

ちょっとガッカリだったのが、青いうちには顕在化していなかったのですが、白く病気になってしまったものが大量にあるということ。
しかもサイズも小さめのような気がします。
気象条件かなあ、肥料かしらん。
病気の実は例年ある程度出るのは仕方がないにしても、一昨年はびっくりする程の大きさだったのにな・・・。

2010/06/04桑摘み

6/4。桑の木の下を見ると、まだ黒い実が全然落ちていません。
出遅れていない気分でなんだか嬉しいです。
(6/8には、もう沢山下に落ちています。ああ勿体ない。でも地面に落ちたものは虫がかじったりしているので拾ってはダメです)

2010/06/04桑摘み

黒い実がちらほらあります。
でも今日の主な仕事は摘むことではなくて、白い実を落としておくこと。

濡れるとぐちょぐちょになってカビの巣にもなるので、最初に落としてしまおうと思って。

2010/06/04桑摘み

白いのや黄色いのが病気の実です(ほとんど?)。
なんだかいつもより多くないかしら?

2010/06/04桑摘み

中央右下にあるひとかたまりは、ほとんど全部病気みたい。
むむむ。

2010/06/04桑摘み

地面には私が落とした実が沢山。

この実は通常の桑の実と違ってぽろりとは落ちず、軸を爪で切る必要があります。
木に残った軸からは白い液体がにじみ出て来ます。
白い液体や落とした実が、感染源になっているような気もしないでもない。

この病気の桑の実、一体何なのか検索してみたところ、「クワ実菌核病」というものだそうです。

◆参考情報
参考にさせて頂いたブログ記事
農業生物資源ジーンバンクの実菌核病のページ
中国語の桑椹菌核病(桑椹肥大性菌核病、桑椹缩小性菌核病)のサイト(どなたか概略を訳して・・・)


カビなどの菌類だろうなーとは思っていましたが、なんとキノコの一種だそうです。

菌核病は通称のようで、白くぶよぶよになる方は正しくは椹肥大菌核病、灰白色に萎縮させるものは症状は椹縮小菌核病で、肥大の方はキツネノワンタケ、萎縮の方はキツネノヤリタケというきのこの菌のようです。
どちらも糸状菌、子のう菌類、盤菌綱、ビョウタケ目、キンカクキン科に属すものだそうです。

これらキノコの胞子が春に飛散し、クワの花につくと菌核病になり、病気になった実と共に落下し、土中に埋まって越冬して、翌年の3月頃にキノコになってまた胞子を飛散させるようです。
土中の菌(菌糸?胞子?)は、5,6年は生き延びるとか。

むむ。

今年の春は確か雨が多く気温も低めで、アミガサタケが大豊作だったのでした。
私がアミガサタケに浮かれているすきに、キツネノワンタケも大フィーバーして胞子を飛ばしていたのかもしれません。
喜んでいる場合じゃなかったのかも。


防除は、一体どうやったらいいのだろう。
消毒、伐採、病原木の除去、地面のマルチングなど大々的なことではなく、何か人知れず出来るような方法で・・・。

ほどよく剪定することで、樹勢を強くする、とどこかにありましたが、一昨年剪定済みで随分スッキリしたはずなのに。
土壌が加湿条件だと被害を助長するそうなので、透水土管でも打ち込んでみるかなあ・・・。
春先に、キツネノワンタケを探しに来て、なるべく退治する、というのはどうだろうか。
本当は、白くなった病気の実は、摘んで落とすのではなく、どこか外に持ち出して捨てるべきなのかもしれない。

キノコって、実は恐るべき存在だったのですね。
何しろ(胞子や菌糸など)相手が小さいものだから、戦うのは難しい。

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アーティチョーク大小

2010-06-07 | +その他

Myアーティチョーク、収穫のタイミングを見計らっていましたが、遅くなるより早いほうがまし、ということで収穫してみました。

2010/06/01アーティチョーク

こちらが記念すべき1個め。
タイミングも6月1日とキリのいい日でした。
直径10cmくらいです。

丸ごと茹でて、ガクをむしってつけ根をしごきながら食べました
(初物を記念して、ソースは何もなし)。茶殻のような香りとほのかな苦味、甘みです。
結構若めかと思っていましたが、トゲトゲ部分は既に痛かったので、取り除く必要がありました。

2010/06/01アーティチョーク

何とも贅沢なガクの数。(植物にとって)何の役に立つんだろうか・・・。

今年、軸の美味しさに目覚めてしまいました。若いもので採り立てであれば、蕾の下10cmくらいは髄のみならずほとんど食べてしまえます。その下の方も、髄は柔らかで美味しいです。
甘みはツボミ部分より軸の方が多い気がします。これから花を咲かせるための栄養が詰まっているのかも。

2010/06/04アーティチョーク

2番手以降のツボミはもう少し大きくなるかも?と見守っているのですが、よく見ると、あちこちから脇芽が出て極小のツボミがついています。
本命グループをより大きくするためにも脇芽かきをしてみました。
直径2~3cmのツボミたちです。

小さくてもちゃんとアーティチョークの形です。これも食べてみないと。

もしかして全部食べられるのでは、と期待して、丸ごと素揚げ、丸ごと茹で、両方やってみました。
でも外側のガクはやはり固く、数枚剥く必要があります。
更に先端も固いので切り落とすと、残りは全部食べてしまうことが出来ます。トゲトゲの雄しべは気になりませんでした。

味は、意外なことに、とっても苦い!

大きなツボミはほんのりした苦味ですが、こちらはフキノトウのような強い苦味があります。でも美味しいです。


まだいくつか冷蔵庫にあります。

生のうちに外側のガクと先端を処理して、そのあと茹でると、食べる際に手間もかからずお洒落な付け合わせになるかもしれません。
でも、準備の方に手間をかけたくないので(いま桑作業が始まって忙しいので)、やっぱり丸ごと茹でて、各自むしりながら食べることにしよう。

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柑橘7種のママレード

2010-06-01 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
タンカンジュースを作成した際、タンカンをスティックミキサーで粉砕し、ザルにあけて(自重で)軽く漉しました。ギュウギュウ絞ったりしなかったのは、その漉し粕をあとでジャムに使おうと思っていたためです。
漉し粕は、まずは果肉が煮崩れる程度まで土鍋&電子レンジで加熱して冷凍しておきました。

あれから×ヶ月。

ゴールデンウィークを、「お家でいろいろ片付け強化週間」ということにしたので、冷凍庫の柑橘系をすっかり綺麗にしてしまうことにしました。
半分使って残りの半分を冷凍しておいたレモンとか、絞ったあとの柚子の皮とか・・・。
コツコツためてあったものの出番です。
(とゆうか貧乏臭く捨てずにとっておいたともいう)

数えてみると、何と七種類。なんとも賑やかな材料となりました。
作った本人としてはあんまり晴れがましくない気分ですが(いや、いろいろ片づいたのは晴れ晴れ気持ちいいんですけどね)、「七色の柑橘ママレード」とか、素敵な名前をつけたら、そんな残り物っぽく聞こえないよね?だめ?

 ●使用柑橘一覧
   果肉
果汁
タンカン -
マイヤーレモン
花柚子
八朔 -
ビッグレモン -
ジャバラ
シークワーサー -



2010/05/04作いろいろ柑橘ママレードその1

タンカン果肉がたっぷりあったため、2回に分けて瓶詰めしました。

こちら1回目。

2010/05/04作いろいろ柑橘ママレードその2

こちらは2回目。
左上のは、1瓶に足りない分が余った訳ではなく、すぐに開封して食べたのです。

2010/5/4
タンカン果肉、マイヤーレモン、花柚子、八朔果肉、ビッグレモン果汁、ジャバラ、シークワーサー果汁、白ワイン、果糖

2010/05/04作いろいろ柑橘ママレードその2

タンカンの果肉がたっぷり入っているため、ペクチンはたっぷり、とろんとして、皮の部分少なめのママレードになりました。

(ちんまり可愛い猫の手の楊枝入れは陶芸家の小野千鶴さんの作品です)


 

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