採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

大根おろし器  White radish grater

2014-04-09 | +食べるもの以外

実家で使っている大根おろし器が、大変使い易いのでご紹介します。

実家のものは、長年使っていて刃先(?)がなまってきたため、今回買い換えることに。
我が家の分も一緒に買うことにしました。
 

大根おろし(レック株式会社)

こんな感じの、プラスチック製のごく普通の大根おろし器です。
捜せばホームセンターなどにあるのだと思いますが、身近なところになく、今回はネットで買いました。 

大根おろし(レック株式会社)

製造元はレック株式会社
聞いたことがないなー、と思っていましたが、調べてみたらメラミンスポンジの「激落ち」シリーズの販売元だとか。 
この大根おろしは、会社ホームページには載っていないくらい、多種多様なものを作っているところのようです。 

大根おろし(レック株式会社)

袋から出してみるとこんな感じ。
横幅は、標準的な大根の直径とほぼ同じくらい。 

大根おろし(レック株式会社)

片方が硯のように、やや低くなっています。
こちらがおろす際に手前になる側で、水分がたまる仕組み。
水気を切りたいときに便利です。 

大根おろし(レック株式会社)

おろす際に重要なのが安定感。
この吸盤があることで軽いプラスチックのおろし器がしっかり固定され、手早くおろすことが出来ます。

大根おろし(レック株式会社)

我が家にもともとあったのはこちら。
セラミックのおろし器。
4箇所あるソーセージ型の穴からおろしたものを下に落とす仕組みですが、大根の場合は水分だけまず落ちていくためか、結構目詰まりし、時々手動で落としていく必要があります。
今販売されているものを見ると、この穴がもっと大きく(三角形に)なっています。目詰まりの問題は解決されたのかな。 


折角なので、おろし具合を比較してみます。

大根206g(長さでいうと7cmくらい)、なるべく断面積が同じ大きさの大根をおろして、時間を計ってみました。
特に急いだりせず、ふつうにおろしています。

結果、ダンナサマは驚異的に遅い、ということが判明・・・・じゃなかった、レック製のものは、比較的軽い力で、時間も短時間でおろせることがわかりました。
二つを比べてみて、早い、というよりも、軽くおろせるというのがいい大根おろし器のポイントではないかと思いました。
 

  丸セラミック型 レック製プラスチック
Fujika   1分52秒  1分11秒
コメント  時間は41秒くらいしか長くないが、おろす際にプラスチックのに比べ、ものすごく力がいるという印象。上腕が疲れます。
出来上がりは細かくおろせる。 山芋にはこちらが適当。
(買い替えのつもりが、古い方も捨てられません・・・・) 
軽くおろせる。
できあがった大根おろしは、やや粗めでサクサクとした触感。
大根おろしの場合はこの粗さは全く問題ないが、 山芋をおろす際には不適当。

(参考記録)  
ダンナサマ     

 (大根が尽きたのと、「ボクもう疲れた」とストライキのためデータなし) 3分52秒

(「ボクは丁寧におろしているから」ですって) 


この実験のため、この日の晩御飯はみぞれ鍋になりました。



■参考情報
今回大根おろし器を買ったところ 楽天ゲンキー

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バネ式密閉瓶 Le Parfait Super Jars

2014-04-08 | +食べるもの以外

バネ式の密閉瓶をいくつか持っています。
昔、近所のホームセンターで買ったものです。
あまり使い易くはないものの、時々使っていました。

パッキンの替えがなくなり、以前おいてあった店に行ったところ、メーカー又は流通に変化があった模様。
詳しいことは分かりませんが・・・。
パッキン探しの際に、気づいたこと、思ったことなど、書いておきます。

 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

バネ式密閉瓶というのはこれ。
昔はボーカル瓶とか、リュミナルク、という名前がついていた気がします。 

口径が広く、容量がたっぷりしているので、ピールを入れて、脱気保存するのにいいサイズです。
フタがガラスなので腐食しないため、梅干しや塩レモンを入れておくのにもいいです。 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

パッキンは、プラスチックとシリコンが組み合わさったものでした。
脱気後、開封する際は、三角形に出っ張った部分をカットすると空気が入る仕組み。
要するに1回きりの使い捨てです。
これが以前は157円くらいでした。
高いけれどやむなく使っていました。 
(使用済みのパッキンは、塩レモン用などに使い回し) 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

このパッキンは、以前はホームセンターにあったのですが、もうありません。
ネットで捜すと(聞き慣れない)シファシルという瓶の名前で、色が違うパッキンがありました(デザインは全く同じ)。
値段は約190円と値上がりしています。
(脱気保存するたびに190円かかるというのは、かなり無駄な出費に思えます) 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

何故ホームセンターにないかというと、瓶自体がモデルチェンジ(?)したため。
最近行ってみたところ、「ル・パルフェ」という見慣れないブランドの瓶になっていました。
パッキンのシステムも変わっていて、プラスチック+シリコンではなく、ゴム製のパッキンです。 
その替えパッキンはホームセンターには置いていません。(怒!) 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

Myパッキンを持っていき、お店の瓶にはめてみたところ、ブランド(メーカー)は異なるけれどサイズは合うようです。
なので、現行タイプのパッキンをネットで捜して買ってみました。 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

こちらがル・パルフェ用パッキン。
脱気後に開封する際は、つまみを引っ張って変形させて空気を入れる方式。
切り落とす旧モデルとは違い、複数回使える可能性があります。
値段も(うまく捜せば)100円ちょっと
(実は失敗してもっと高く買いました)

でも材質は、天然ゴム。

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

こちらのWecの瓶のパッキンも天然ゴムです。これを使った経験では、天然ゴムパッキンは風化しやすいです。
ほぼ1回で、びろーん、と伸びきったり色が白っぽくなったりして使えなくなります。
でも30円なので使い捨てでも仕方がないです。

なお、今回久々に調べたら、WECでシリコンの替えパッキンも販売されていて、こちらは100円。次に買うときはシリコンパッキンにしようかな・・・。

 

ボーカルジャー/シファシル/ル・パルフェ

WECKよりは多少厚手とはいえ、天然ゴムのパッキンに100円は、高いような気がします。

ガラス保存瓶

梅干しや塩レモンを入れるならば(つまり脱気密閉しないならば)、こういう、ひねって開閉するタイプのガラス瓶が楽でいい気がします。
こちらの瓶は本体がガラス、フタはプラスチック、パッキンはシリコン。


要するにバネ式保存瓶は、持っているとつい使ってしまうけれど、ランニングコストが高くて不便だなあ、という結論。
もちろんいいところもあるのですけれど・・・。

●いいところ
・口径が広い。
・フタも腐食しない
・脱気後、熱いネジフタをぎゅっと閉め直すという作業は不要。
・フタの内側に高さがあるため、本体側に満タンに内容物を入れて煮沸しても大丈夫。
 (WECKは本体側の摺り切りより1㎝ほど少なくしておかないと、うまく脱気できない)

●不便なところ
・針金部分は、結構錆びる(塩気の強いものを入れると特に)
・針金を外して洗ったりなどが結構面倒臭い。
・パッキンが、ネットでないと買えないし、天然ゴムなのに100円もする
・バネの開け閉めは結構力が必要。(今はまだいいけれど、もっと年をとると使うのが億劫になりそう)
・新品のパッキンだったとしても、脱気処理をしていない場合、水ものを入れて逆さにすると漏る。
・本体価格が結構高価なため、捨てるのに踏ん切りがつかない。


●結論
今回、替えパッキンを買い足さず、瓶ごとすっかり捨ててしまえばよかったかも・・・。
ううむ。


■参考情報
ル・パルフェ公式ホームページ 

シファシル密閉瓶パッキン 1個 180円(送料別) (品切れ)

シファシル密閉瓶パッキン 6個セット1166円(1個194円) (送料別) 

ボーカルジャーパッキン 218円 

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お花見、ウコギ摘み  Collecting edible wild plants (Araliaceae/UKOGI)

2014-04-07 | +きのこ以外

中部地方では、もうアミガサタケが出ているのだそうです。
先週末、結構な雨も降ったことだし、ダンナサマと二人でお花見がてらチェックに行ってみることにしました。

ターゲットは、桜、アミガサタケ、山菜。 

お花見とウコギ摘み

桜はみごとに満開です。
出遅れて、午後も遅くなってから出かけたのですが、ほどほどの暖かさで助かりました。 

お花見とウコギ摘み

桜のトンネル。
というか、アミガサタケチェックポイント。
なのですが、今のところ発生はナシでした。

お花見とウコギ摘み

満開の桜のそばの林床には、ぽやぽやと新芽が芽吹いています。
そろそろ山菜にもいい季節のはずなのだけれど・・・。

お花見とウコギ摘み

お、ありました!
ウコギ! 
ダンナサマにも見つけられる、数少ない山菜です。
(たぶん味も好きなんだと思う) 

お花見とウコギ摘み

結構な群生地を見つけて、二人で摘みまくりました。
ふだんキーボードより固いものを触ったことのないダンナサマのやわらかい指先に、鋭いとげが刺さりまくり。
「あいた!」とか言って、私と摘むスピードが全然違います。 

お花見とウコギ摘み

イチゴ4パック箱にこんもり。
大収穫です。
この日の夜ご飯はウコギ飯とウコギ天ぷらになりました。 

お花見とウコギ摘み

タラの芽はまだ小さかったです。 

お花見とウコギ摘み

ウコギ大収穫を寿いで、コンビニでコーヒーとエクレアを買って、お花見ティータイム。
薄暮に見る桜も、ずっしり重たい感じで好きです。 

 

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カーテン縫い  Sawing curtains

2014-04-03 | +縫い物

先週は、ブログは予約投稿にしてありまして、しばらく花粉のないところに出かけておりました。
出かける前は、「ああ!やらなきゃいけないことがいっぱいあるのに!」と思っていたのですが、帰宅したときには何も思い出せません。
(自分が作らないとごはんがない、ということも忘れかけてました。)

出かける前は、まだ暖房を入れるほどでしたが、金曜に帰ってみると、桜はほころんでいるし、コブシは散りそうだし、コートを着ている人はいないし、すっかり春です。
室内も、どの部屋に行っても寒くないです。
(我が家は1部屋にしか空調機器がない)

冬は激寒で30秒くらいしか滞在できなかった北側の物置部屋を何とかする、いい時期です。
週末で時間もあることだし、と冬服を仕舞いがてら、片付けに着手しました。

色々と放り込みっ放しになっていたクロゼットの床を掘り返していると、レースのカーテン生地を発見。
実家のお古なのですが、母がわざわざ芯地までほどいて、平らな布にしてあったもの(漂白するため?)。
1年に1度くらいクロゼットで発見して、「何だっけ?」と広げてみては、「ああ、カーテンじゃなくて単なるカーテン生地だった」とまた袋に戻す、という物件でした。
で、これを繰り返すこと××年(勿論二桁)。

そこに。

ミシンの神様が降臨・・・・・・

(おお・・・とうとう・・・)

ミシンかけのために椅子に座っていても、足が冷えない気温になったためでしょう。
(ミシンの神様って、冬眠から覚めるカエルみたい?)
折角修理してもらったのに、まだ一度も使っていなかったミシンが、ようやく出番です。

(だいぶ間はあきましたが)修理したてなのでミシンも快調。
直線縫いばかりなので、根気さえあればどんどん縫えます。
右足のスネ前側が吊りつつ、結局、レースカーテン2セット(4枚)分縫いました。
1セットは件の実家のお古の布。
もう1セットは、これまた××年前、南仏に旅行に行った際に買い込んできたもの。

 

カーテン自作

こちらが実家のお下がりの方。
芯地もとってあって、なんと9cm幅。(近所のホームセンターにあるのは7.5cm幅だった)
恐らく最初は3つ山だったのだと思いますが、適当な間隔でヒダをつけ、山は2つにしました。 

カーテン自作

三つ山もテストしてみましたが、分厚くて縫いにくいので却下。
(このテスト部分はほどいて縫い直さないといけないのだけれど・・・) 

カーテン自作

こちらは昔フランスで買った新しい布。
シワ加工があり、セミの刺繍がしてあります。
今となっては随分流行遅れなのだろうけれど・・・、いいもん!
(最新の流行はどんなのでしょうね) 

カーテン自作

こちらの方は、もう片方よりは丁寧に作ったつもり。
左右端を縫う際は、手縫いでしつけをしてからミシンをかけました。
(このしつけは、やっぱ解かないとだめかな?) 

カーテン自作

でも下糸が絡まっているところは、そのままだったりします。 
下糸が絡まるってことは、上糸が強すぎるか、下糸が弱すぎるということなのでしょうか?それとも布の厚さ?どこを調整すればいいのかよく分かりません・・・。 

カーテン自作

糸端の始末がてら、その辺にあったボタン(ワイシャツのボタン)で飾りをつけてみました。
布の長さの余分は手前に折り返し、フリル風にしてあります。 

カーテン自作

裾には重石となるワイヤーが入っている生地でした。 

カーテン自作

概ね完成! 
このカーテンは、窓ではなく、DIYで作った壁面収納棚の手前に、ボロ隠し用にかけるためのものです。 

カーテン自作

裾は床すれすれ。
ズボンの丈だったらぴったりというところですが、(ルンバのためにも)もう少し短い方がよかったかなあ。シワ加工が伸びてくる可能性もあるし・・。
ううむ。

壁面収納棚は、セルフリフォームの際に出てきた折り戸の扉や廃材を再利用して自分で作りました。
棚作りに関しても記事にしようと思っているのですが、完成しないうちにゴチャゴチャとモノを入れて使い始めてしまって、写真を撮りそびれています・・・。 



ミシンの神様がいる間に、他の縫い物もしたいです。
「使うか、さもなくば捨てよ!」というのをモットーに、直したり、作ったりしていく予定です。

・いまいち使いづらい極小プチタオルをつないでハンドタオルに。
・使わないバスローブをカットしてバスタオルに、又は足ふきマットに。
・ボロシーツの使えるところをカットし、ヘリをかがって布巾に。
・大昔(結婚前!)、羽布団カバーにしようと思ってた布があったので、それを何とか形に・・・。
・ダンナサマの革ボストン鞄の、内布部分がボロボロなので、それを直せないかチャレンジ。

(どれもこれも、貧乏くさい加工ばっかでスミマセン)

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丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け2014  Orange(TANKAN) in spice vinegar

2014-04-02 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

カノンさんから、今年もタンカンを頂きました。
(カノンさん、ありがとうございます!)

カノンさんのお友達で、リタイヤ後に屋久島に移住されて、跡継ぎのいなくなったタンカン果樹園を手入れしている方のものです。
タンカンは、関東にはあまり出回っていませんが、濃いオレンジ色の皮で、濃厚で美味しい柑橘です。

タンカンの小玉を使って、丸ごとのスパイスビネガー漬けを作るのが恒例になっています。
元レシピは『プリザービング』。(そういえば、最近復刊されたようですね。旧版には一時2万円だったかのプレミアがついていましたが、適価で買えるようになってよかったです。保存食が好きな人にはお勧めのいい本です。)

元はオレンジを使うレシピでしたが、タンカンの方が皮が柔らかくて作りやすいのではないかしら。
単なる塩胡椒で焼いたお肉料理が、ハッとするような印象深い味になる、重宝な付け合わせ(?)です。
さすが肉食の国の人たちが考えたレシピだわ、と感服しています。
なので自分でアレンジしたりせず、そのまま作っています。
(レシピは末尾に)


3月末に留守にする予定があったため、3月19,20日、ダンナサマが出張のいいタイミングなので気合いを入れて作り終えました。
20日は夕方ササッと瓶詰めをする予定が、花粉がひどく飛んでいてうっかり沈没。3時頃起き出して(偶然目が覚めた)、5時頃までかかって瓶詰め・煮沸していました。
全くの楽しみで作っているはずなのに、なんでこんなにキツイことに・・・?
 

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

まずはタンカンの選別。
皮がなるべく綺麗で、そして瓶に入る小さめのものを選びます。これが一番重要かも。 

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

沢山仕込むので、鍋2つで煮たこともありましたが、やはり不便。
大きい容器を捜しました。今年はこれだ!
タケノコを茹でる際に重宝しているホウロウ容器。ずっと前に沢庵漬け用に買ったものです。 

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

忙しくて作業中の写真はなし。

今年は真空パック機を導入したため、一部は袋詰めにしてみました。
(というか、瓶に詰めるには酢が足りなくなったためやむを得ず)
瓶詰めとはまた違った慣れない作業で、現場は大混乱です。 

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

こちらは瓶詰めバージョン。 

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

袋詰めバージョン。
真空パック機で袋詰めした後に煮沸してあります。
袋詰めだと、ビネガーの量が随分節約出来ます。
真空パック器、買ってよかった・・・。助かった・・・。

丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け

使用例。
こんな風にお肉に添えると美味しいです。

ビネガー液も、片栗粉などでとろみをつけてソースにしたり、ピクルスに混ぜたりするのに使えます。醤油と混ぜてお肉のタレ焼きにも。 


■■丸ごとタンカンのスパイスビネガー漬け
■材料
りんご酢 1.8リットル
タンカンゆで汁 酢と同量のところ、味見してみて1.5リットル位
グラニュー糖 1350g
レモン汁  80ccくらい
シナモンスティック
カルダモン粒
クローブ粒

■作り方
(1)これから加工する予定のタンカンを、ビンに仮に詰めてみる。
タンカンが入るような口径の瓶を用意しておく。タンカンを煮てしまった後から探すのは結構大変です。
タンカンを鍋に入れ、ひたひたより大分多めの水を注ぎ、その量をはかっておく。
この半量の酢を用意する。

(2)タンカンをよく洗い、さっと熱湯に通す(湯通しをしないときもありました)。
本ではカヌレナイフで皮を筋状に削っていましたが、タンカンの皮はごく薄いのでそれはなし。
爪楊枝で少し穴をあけてみた。

(3)タンカンを鍋に入れ、ひたひたの水を入れ煮立たせ、沸騰したらとろ火で10~15分、あるいは皮がふよふよと柔らかくなるまで煮る。穴杓子でタンカンを取り出しよく水を切る。
ここで、沸騰後は本当に弱火でないと、皮がはじけて敗れてしまうので要注意。

(4)タンカンを煮た水は多めにとっておく。
酢、酢とほぼ同量のゆで汁(今回はやや少なめにした)、砂糖、レモン汁、スパイスを入れて煮立たせ、10分間アクをとりながら煮詰める(大したアクは出ませんでした)。
火を止めたらタンカンを鍋に入れ、一晩置いておく。
瓶詰めする際に、かなり大量の液体が必要になるため、この段階での液体は、タンカンがたっぷり浸かる以上の量が必要です。

(4)翌日、鍋を火にかけ、沸騰したらごく弱火で20分煮る。火を止めてタンカンを取り出し、少し冷ます。
ここでもごく弱火でないとはじけてしまうので要注意。

(5)タンカンにナイフで小さな穴をあけ、そこにクローブを刺し、加熱消毒済みの瓶に入れる。
何本も挿すと格好いいですが、クローブの風味はかなり強いので、1,2本でよい。

(6)シロップは、やや濃くなるまで煮詰める。
このとき味見して、「結構酸っぱい☆」と思う程度の味がよいと思います。
タンカンが完全にシロップに浸るように瓶に注ぎ入れ、これを脱気密封する。
1ヶ月後以降が食べ頃。

(※)例年は果糖を(グラニュー糖の70%の量で)使っていたが、買い置きが切れたため、今年はグラニュー糖で作成。味見したところ、私は果糖バージョンの方が好きかな・・・。
グラニュー糖だとややべったりした甘さのような気がしました。 


■参考情報
タンカンビネガー漬け2010

タンカンビネガー漬け2011 

タンカンビネガー漬け2012

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台湾旅行2012:台北の可愛い彫刻 Mozaic Sculpture in Taipei

2014-04-01 | +海外

タイトルの「2012」というのは書き間違いではないです。
カメラとパソコンをつなぐケーブルが行方不明中のため、昔の写真を掘り返して記事にしてます。
旅行記はすごく苦手なのですが、記事にしておくと、Googleで検索出来るので、パソコンにしまっておくより便利ですし・・。
ヤマもオチもありませんが、「そういえばさあ・・」という他愛もないおしゃべり、という感じでおつきあい下さい。

======

ダンナサマの都合にかこつけて、私も時々台湾に行きます。
大体は台南に滞在することが多いのですが、2012年は、台北にも数泊しました。

日中は単独行動で、台北の街中をウロウロ。
台北は街の規模が大きいため、台南だと単独であるお店が、台北の場合はある通りにかたまって数件あったりします。
パーティグッズストリートや、仏具(紙のお札)ストリートがあったりして、夢の中に迷い込んだような不思議な感じがしました。

街中でみかけた可愛い彫像をご紹介します。 

台北の彫刻

コロンとした可愛いフォルムで、表面はモザイク細工(?)。
にわとりさんとヒヨコ。 

台北の彫刻

おお、こちらに雄鶏が。 

台北の彫刻

干潟のつもりかな、これはムツゴロウですよね。 

台北の彫刻

片方のハサミが大きなシオマネキ。
(今よく見直すと、これは後ろから撮ってますね) 

台北の彫刻

本を読みながらバスタブに浸かる、えーと、クマ?
バスタブの脇には本が数冊。 

追記:ダンナサマは、「これはラッコでは?」 という意見。仰向けだから?
でもラッコ特有の太いシッポが見えないしなあ。 

台北の彫刻

スポーティな可愛いウサギ。
何故スポーティかというと、足首と手首に輪っか模様があるので、それがスポーツ用靴下みたいだから。 

台北の彫刻

一番のお気に入りがこちら。
壁を垂直に這い上がるかたつむり。
子供の頃、カタツムリやゾウガメのような丸い甲羅(殻)のある形状の生き物が好きでした。 
(実際カタツムリを飼っていました) 
今は生物としてのカタツムリは飼いたいという程ではないけれど、模式化された形状はやっぱり好きです。 




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