採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2015:スペインの品種・・絶不調

2015-06-11 | +ニンニク

スペイン原産の、アホ・サントというニンニクを今年も植えました。
一昨年、食用のものを買って植え付け、昨秋は自分で収穫したものを種にしました。

昨年の出来は、ぼつぼつ、といったところ。
原産地とだいぶ環境が違うはずですが、それなりにニンニクらしく出来上がりました。
育ち方や姿形、葉っぱの触感などが日本のニンニクと違っており、面白く感じました。
(すらりと背が高く、葉っぱはしなやかで柔らか。根っこは細くウェービーで、ソバージュヘアみたい)


今年は。

・・・・・。


さび病には、ほかの品種より耐えているようでした。
他の品種が全身真っ黄色になっているのに比べ、これは比較的葉が青々していました。
期待できるかな、と一番遅く収穫。(6/8頃)


1個掘り上げて愕然。
ニンニクの形じゃ、ない・・・。
チューリップの球根みたいにすべっと丸っこくて、全然鱗片が肥大していません。 

アホ・サント

つるん、とした丸さで、ニンニクらしい、ぷくぷくと鱗片が張り出して、下ぶくれっぽくなっている様子が全然ないです。
 

アホ・サント

そういえば、花茎も、今年は全然伸びてきませんでした。
前は、シューンと高く伸びて、くるりと半円ぽいカーブを描いていたのですが、今年は辛うじて伸ばしてはみたものの、未熟なままです。
ぐいっと引っ張るとポキンと折れてしまうほどの未熟さ。 

アホ・サント

表面の皮は、ニンニクらしくなく、チュリップの球根みたいに黒っぽいものも多かったです。
(休眠に入ったということですよね?)
根っこは生き生きしていましたが、 もうこれ以上太らなさそうです。

アホ・サント

中はどうなっているのかしら?と剥いてみると、これなどは一応ニンニクとして使えそう。 

アホ・サント

これはどうかしら?

剥いても剥いてもなかなかニンニクが出てきません。 

アホ・サント

ようやく到達。

はあ~~。

アホ・サント

タマネギの、一番中心部分くらいの小ささ。

アホ・サント

試しに一個割ってみると、分厚くてブカブカの皮の中小さなニンニクが入っていました。
ぱつぱつになるくらい、育って欲しかったのにな・・・。 

アホ・サント

こんな風にいびつなものもあります。 

アホ・サント

外側に1個、とってつけたような鱗片がついているせいでした。
この分を、本体に回してくれたら・・。 

アホ・サント

外側におまけがつくのは生まれつきのようで、こんな小さなものでもオマケがひっついていました。 


こんな不良品を編んでもどうしようもないので、茎を切り裂いて軸を取り除く、という面倒な作業をやめてしまおうかとも思いました。
(見るに堪えないんですもの)
茎もつけたままそのまま干すか、玉だけカットして、タマネギネットで吊すとか・・?

でも、茎の中の方が腐っているものもあり、今切り裂いておかないと、更に腐敗して厄介なことになりそう。
あと、他の品種と同じ場所に、同じ方式で干しておく方が管理が楽です。

来年の種用にするにも、編んでおいた方が扱いが楽。
やっぱりいつもと同様に茎切り開き作業をすることにしました。

あーあ。
まあ、こういう年もありますね。
来年は天気に恵まれますように・・・。



■スペインニンニクメモ
・やはり4月の多雨と日照不足が敗因か。

・昨年植えた場所に近いところに植えたので、もしかしたら連作障害もあるかも。
 何かの栄養が足りていなかった・・・? カルシウム?

・去年と同様、6列マルチに5列植えたのだが、もっと株間をあけるといいかも。
 6列マルチだったら3列にし、更に1列の間でも時々隙間をあけてみようか。

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ニンニク2015:クズニンニク処理法

2015-06-10 | +ニンニク

ニンニクを収穫していると、つい、ピンポン球より小さいサイズのクズニンニクも、拾って持って帰ってしまいます。
(今年は特に、そういうニンニクが多いです)

極小でも一球タイプならまだいいのですが、ちゃんと6片に分かれていたりして、1片のサイズは水で戻した大豆くらい。
畑に捨ててこられない自分を恨みつつ、クズニンニクの大量処理にはげみました。

いっぱいやると、多少開眼するところも。

生のうちなら、鱗片の皮むきは簡単!!!



■■クズニンニク処理のアイデア
■処理段階
(1)このサイズの鱗片が冷凍されていたら鬱陶しいな、と思う小ささのものは、生のうちに剥く!

(2)まあまあの大きさの鱗片は冷凍し、使う際に皮をむく。(冷凍すると皮むきがとても簡単)

(3)剥くのが面倒な小ささのもの、または薄皮が乾いてしまったものは、皮もすこし引きむしるようにして鱗片の根元をカットし、油を敷いたフライパンで焼く。焼くとニンニクは小さくなるため、簡単に皮がはずせる。

(4)皮つきのままガーリックプレスで潰してしまう。(ただし量が多いと大変そう)

(5)薄皮付きのまま、ピクルスの風味付けなどに使い、食べるかどうかは後で考える。

(6)乾いてしまったニンニクの場合、適当にほぐしてざっと水で濡らし、ホイルに包んでオーブントースターで数分焼く。(中は煮えなくていい)
水分で皮がふやけ、ニンニクと皮が剥がれやすくなります。
(前に一度やったことがあり、皮むきにはかなり有効でした。何分焼いたか記憶が定かでないのですが、中のニンニクは生ぬるい程度だったと思います。今度実験してみます)

(7)玉のまま、先端を少々カットし、ローストガーリックに。
焼いたあとに中味を取り出す。(極度に小さいのはやっぱり大変そう)


■皮むき後の加工段階(こうなれば普通のニンニクと同じです)
・そのまま冷凍
・(オイルを混ぜて)ピュレにして冷凍
・フードプロセッサで微塵切りにしてオイル漬け(炒め物、パスタなどに)
・醤油漬け
・ピクルス
・(3)の加熱後の状態で冷凍。トマト煮、ピラフなどに適宜使う。
・バーニャカウダ


今年は(1)、(2)、(3)の方法でやっつけました。
 

クズニンニク

極小ニンニクたち。
こんなヒトたちでも可愛くて畑においてこられません。
でも、1球タイプならともかく、このサイズで6片に分かれていると、ちょっと憂鬱・・・。 

クズニンニク

億劫でしたが、思い切って剥いてしまうことにしました。

そして発見。まだ薄皮がみずみずしい状態だと、皮むきが断然楽!
1,2片ずつ根元をカットし、皮を引き剥がすようにします。この隙間をこすれば、中味がぽろりん、と出てきます。

クズニンニク

約1時間、無心で剥いて、こんもり一山。
(この1時間を無駄とみるかどうかは意見が分かれるところでしょうが、自分としては懸案に思っているときよりも実際作業すると楽だったので、やってみてよかった)

大玉だと、4玉分くらいにはなるかしら? 

クズニンニク

左3つ:微塵切り+オイル

その右2つ:オイル少々を混ぜ、スティックミキサーでピュレに。
おろしニンニク状態。

右2つ:おろしニンニク状態+パセリ+塩(ガーリックトーストやエスカルゴ的な使い方) 

クズニンニク

指がつりそうなくらい極小のものや、薄皮が乾いて簡単に剥けないものは、やはり根元を切って皮を破ります。
(紫の薄皮なので、白く見えるのが皮がないところ)
これがポイントです。

クズニンニク

そして、弱火で油炒め。
薄皮はカサカサになり、中のニンニク粒は小さくなるため、お箸でちょっとつつくと、つるりん、と皮から出てきます。
そうなったら、カサカサの皮を箸でつまみ出します。
(多めの油で揚げてもよい。そうすると比重差で皮が浮いてくる)

(上の写真のように皮もちょっと破いておかないと、つるん、とは出にくいです) 

クズニンニク

8分後。
(写真の時刻をチェックしました)
皮をつまみ出して、ほぼ中味だけになりました。
(手で剥いていたら、8分では済まないですよね?) 

クズニンニク

皮はカサカサで半透明になります。
いくつかの皮をまとめて箸でつまめばいいので、個数が多くても割と簡単です。 

 

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Al Rifaiのアラブ菓子:ヌガー

2015-06-09 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

中近東に、Al Rifaiというナッツ屋さんがあります。
本社はレバノンのベイルート。
ネットショップがあることもあり、以前からちょくちょくホームページを見に行っては、ほほーう(美味しそー)、と思っていました。

メインの商品は、塩味やカレー味などに調味されたローストナッツで、あとドライフルーツなども扱っているようです。
でも、ナッツやドライフルーツは、日本でも買えるし・・、と眺めるのみ。

ところが最近ホームページがリニューアルされていて、じっくり見直してみると、昔はなかった商品も。
なんと、バクラバも売り出しているではありませんか!!!
(昔はなかったです。シリアの政変でお菓子職人が流出??)


ダンナサマは出張ばかりでつまんないし(水曜から土曜まで行って、洗濯物を置いてまた別のところに日曜から火曜まで、というのがこの1月で2回も)、こっそりお買い物でもしちゃおっかな~。
ららる~。



中東からの買い物は、概して緊張感が伴います。
まずサイト自体が怪しいところもあります。
また、送料などの見積もりを、別途メールでやりとりしないといけなかったり。
サクっと買い物出来るところはかなり少ないです。

こちらは、例外的にお買い物しやすいところでした。
ネットのお買い物サイトが分かり易く、またDHLのトラッキングサービスも使えます。

今回は香港を経由してきてました。
日本についたのが金曜日だったため、DHLの都合で配達は翌週。
月曜にネットで注文し、配達は火曜だったかな(月曜かも?)。
約1週間かかりましたが、これくらいは仕方がないです。
(木曜くらいに注文すると、翌週前半には届くかもしれません)
(Al Rifaiの定休日は不明です。金曜、又は木金と休みの可能性もあります)


あっけなく届いたので、有り難みが薄いくらい・・・。


ヌガー詰め合わせ(Mix Malban)とバクラバ(うほほ☆☆☆)が我が家に。

まずはヌガーから紹介します。 

Al_Rifaiのmalban

詰め合わせの中味を種類別に並べてみました。
(実は何個か食べちゃってます)

Al_Rifaiのmalban

Malbanというのは、ターキッシュディライト、又はロクムとも。
澱粉ベースのものをねっちりと練り上げた、食感は昆布飴みたいな感じので、やや歯にくっつきます。
左上から時計回りに、アーモンド入り、ピスタチオ入り、ヘーゼルナッツ入り、ココナツ入りヌガーで挟んだもの、アンズペーストで挟んだもの、ゴマ入り生地で挟んだもの。 

Al_Rifaiのmalban

これは、外側がピスタチオナッツ(粉砂糖まぶし)で、中はプレーンな円柱形のMalban生地でした。

Al_Rifaiのmalban

こちらはヌガー。
(私はヌガーの方が好き)
左上から時計回りに、アンズペーストで挟んだピスタチオヌガー、Mann Wa Salwa(丸いやつ)、アーモンドヌガー、ピスタチオヌガー。
Mann Wa Salwaは、特徴的な風味で一番好きでした。含まれているナッツはまばらなのですが、カルダモン粉が沢山入っているようで、いい香り! 

Al_Rifaiのmalban

たった一個だけ、金色の紙に包まれていたのがこちら。
アプリコットのペーストに、ピスタチオが練り込まれ、表面には粉砂糖。
酸味がしっかり効いていて、自然な風味で美味しかったです。
1個だけなんて残念。


バクラバも、別記事で紹介しますね。

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桑の実、手が届かなく・・

2015-06-08 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

そろそろ桑の実のシーズン。
いつもの桑の木スポットを見に行ってみました。

今年は久々に桑ジャム、いっぱい作りたいです。

桑の実

おお、道路にはまだ実は落ちていないな・・・ん?
あれれ?

昨年と様子が違っています。
木が大幅に剪定されてる!

桑の実

全ての枝が、かなり幹に近いところでばっさり剪定されており、去年までは長く伸びて垂れ下がって、枝先に手が届いたのに、全く手が届かない高さに。

桑の実

地面を見ると、既にだいぶ実が落ちているようです。
今年は5月に晴天が続いたので、熟すのも早かったのかもしれないな・・。 

桑の実

更に問題なのは毎年大被害の菌核病。
今年も蔓延していまして、この日の時点で、目に付く実の半分以上がこんな病気の状態。 

桑の実

手が届かない高さに実っているうえ、病気も加わって、脚立に登って摘むことができたのは、ほんのぽっちり。

あららん。 

桑の実

でも来年は希望が持てるかも。
大胆に剪定されたところから、勢いよく新芽が伸びています。

勢いのいい若い枝なら、菌核病に勝てるかも!
(あと、今年よりは摘みやすいところまで、枝が伸びてきてくれるはず。 )

桑の実

桑の木、がんばって~。 

 

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コスレタス

2015-06-05 | +その他

野菜の種って、「こんなの穫れたら楽しいかも♪」と夢に浮かされるようについ買ってしまったり、1シーズンでは使い切れなかったりして結構溜まっていきます。
手持ちの分は、小さな紙バッグにいっぱい分くらい。

こんなの育ててみたい~☆と買うくせに、「どうせ私が播いたって)芽なんてでないだろうし勿体ない」(←播かない方が勿体ないじゃん)、と蒔きそびれることが多いです。
これじゃイカン。

千里の片付けも、一袋の種から。
手持ちの種は、じゃんじゃん、バラまいて在庫を減らさねば。


という訳で、春先、ちょっと開いた場所にコスレタスの種を蒔いてみました。

意外なことに、いくつかは発芽。
特に何もしないうちに順調に育ってくれました。 

ロメインレタス

適当にじか蒔きしたことがすぐ分かる、ぐねぐねの列です。

ロメインレタス

つやつやと、よく育っています。

確か結球しないタイプだったはず。
で、サンチュのように外側からどんどんむしって食べています。
 

ロメインレタス

軸のところが、シャリシャリしてほんのり甘くて美味しいです。
シャキシャキ・パリパリしておせんべいやスナックを食べているような嬉しさ。
 

ナッツやおせんべいなど、カリカリしたものって、食感のよさもあって食べるのをやめられないですよね。
(で、気づいたときには大量に食べていて、乾物なものだからおなかの中で膨らんで大変なことに・・)
でもレタスならば、沢山食べても大丈夫!

数年前サンチュを育てたことがありますが、あれは、ペナペナとみずみずしく柔らかい食感で、それはそれで美味しかったですが、おせんべいっぽさはこちらが上。

やっぱり種は蒔いてみるものですね~。
期待していなかっただけに、山菜を見付けたときのような望外の喜びがあります。


そうだ、追肥とかした方がいいのかしら?と今調べてみたところ、なんと!
このレタスは半結球タイプでした。
白菜みたいに縦長にふんわり結球して、そうすると内側の葉がやや軟白の状態になって美味しいのだとか。

え~。そうだったの!?
もう随分外葉をむしって食べてしまいましたが、それでもこの先結球してくれるのだろうか。
しばらく葉っぱをむしらずにおけば、結球してくれるのかな。
それとも、もう結球は諦めて、じゃんじゃんむしってしまった方がいいのか・・。
(ご存知の方、教えて下さい)

数株は葉をむしらずにとっておいてみようかな?



追記:
6月下旬、結球してきました。

ロメインレタス

6/24の様子。
こんもり丸まってきています。

ロメインレタス

上から見ると、閉じてきています。

ロメインレタス

一株だけ、結球しそびれているぽいものが。
これから巻くのかしらん。

ロメインレタス

横から見ると、白菜みたいな縦長のシルエットです。




==

今週末は、ニンニク処理を終わらせて、桑の実チェックに行ってみます!
久々の桑の実摘み。
沢山摘めるかな?
(↑ 沢山じゃなくていいのよ、Fujikaちゃん) 

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ニンニク2015:収穫、乾燥

2015-06-04 | +ニンニク

週末留守にしていたため、今週になってから、ニンニクを本格的に収穫しはじめました。

5月中旬くらいからサビ病で葉っぱが枯れ初めていたものの、根っこの力でなんとか太ってくれ、と祈りつつ放置すること約半月。
葉っぱはもう、茶色になって、完全に枯れています・・。
目を覆わんばかりの惨状とはこのことか・・・。
葉っぱがなくなっちゃって編むのはうまくいかないかもしれないけれど、でも少しは太ってくれたかもしれないし、これでいいことにします。

これ以上放置すると、地上部が完全に溶けてしまうので、大急ぎ! 

ニンニク収穫

昼に掘り上げ、夕方まで土の上に置いて天日乾燥させ、夕方回収に行くと丁度よいです。
(来年へのメモ:掘り上げたら、こんな風に乱雑に置くのではなく、成るべく整列させてしかも一層に置くとよい)

持ち帰り用カゴ(苗箱)に乗せる際、土を払いつつ、大まかに、大きめ・小さめ・極少、と分けておくと後で便利でした。

ニンニク収穫

持ち帰ったら、根切りと軸切り作業。
葉っぱはカサカサで触るとパリパリ落ちて行きますが、今年は仕方ないかな(涙)・・・。こんな年もありますよね・・・。
(例年は長い三つ編みを作るために葉っぱをとても大事にするのだけれど) 

(軸切りについては詳しくは昨年の記事へ) 

ニンニク収穫

根っこを切ってみると、盤茎部分がスカスカと腐りかけているものがいくつかありました。うぐぐ。
こういうのでも、しっかり乾燥させれば多分大丈夫のはず・・。

今年は本当に作柄が悪いです。 

ニンニク収穫

ある程度揃った大きさで10個前後ずつ麻ひもで束ね、ラベルをつけて(数品種作っているため)干します。

干し台、既に1台分はいっぱいになってきました。 

ニンニク収穫

この構造の干し台は今年初めて。
簡単な構造ですが、昨年より使い易いです。


へろへろですが、収穫が終わるまでがんばります。

■My畑のニンニク関連記事 
●2011年収穫分
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。

収穫とその後の処理
 
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。

三つ編みニンニク

初めて挑戦。可愛くできました。

●2012年収穫分
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。

乾燥方法再考

干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました

珠芽を植えたものの収穫

珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。

三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。

ニンニク保存

スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。 
他にも保存方法のアイデアをまとめました。 

●2013年収穫分
4月頃、葉っぱが青々 
小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。

収穫の目安と収穫・処理
遅植え(11月初旬)の結果(→分球不全でダメっぽい)

干し方(簀子に並べるのをやめて吊るす)

三つ編みニンニク
1回目 7〆  78個  2回目 14〆 128個 3回目 21〆 176個
  合計42房編みました

マルシェで販売 
縁あって多摩川マルシェに参加させて頂き、リボンをつけた三つ編みニンニクを並べてきました。

●2014年収穫分
植え付け

不完全抽台、二次成長
茎の途中を突き破るようにして珠芽が出てくるのは、不完全抽台と呼ぶということが分かりました。
鱗片からモサモサと若い葉が出てくるのは二次成長というそうです。 

島ニンニク(沖縄)収穫 
小粒で皮が赤いニンニクがとれました。

台湾系ニンニク収穫 
小粒で皮が薄い赤のニンニクがとれました。

ぬかるみで全部収穫 
蓮根のようにぬかるみの中で収穫。畑でざぶざぶ洗いました。 

収穫後の処理と乾燥
軸の切り方について写真を撮ってまとめました。

スペインのニンニク収穫

山形のニンニク収穫
福地に似ていますが、成長しきらない感じでした。遅く植えすぎたのか。

ニンニクの編み方


三つ編みニンニク110房
 

多摩川トマトフェスタ
ヒルズマルシェ
 三つ編みニンニクを販売させて頂きました。
 (出店料・交通費を考えると収支トントンくらいなのですが、可愛い三つ編みニンニクをお披露目・お裾分けできるだけで嬉しいです)

●2015年年収穫分
春(4/22)、多雨につき腐る病気多発

アブルッツォニンニク 倒伏・抽苔

収穫・乾燥  (この記事)
6/1頃から本格収穫開始。過去の収穫と見比べると、葉っぱの枯れ方に悲しくなります。 

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自家製生ハム(2本目):パテ塗り、山上げ

2015-06-02 | +肉・魚系保存食

先週末(5/30,31)、我が家に吊してあった生ハムを、わらびさんの山荘に預けに行ってきました。
同時にパテ塗りもしました。
 

ざくろ

(写真が斜めになってます)
我が家ではこんな風に吊してありました。
比較的風通しがよい場所なので、かなり乾き気味。
麹菌の繁殖はみられません(汗)。

春頃、一番窪んだあたりに黒いカビが生えており、そこにだけパストリーゼを吹き付けておきました。
そしてその後は何も生えてきませんでした・・・。 

ざくろ

重さをはかってみると、8.2kg。
最初よりは軽くなりましたが、サイズも縮んだので、大きさに比べて重く感じます。

ざくろ

白樺山荘に持ち込みパテ塗り。
パテは、ラード300g、小麦粉(強力粉)300g、塩30g(強。どさっとこぼれたため)。
これを肉の面に塗りつけて、生ハムセラーに吊させて頂きました。

ざくろ

山荘の生ハムセラーはいま、すごいことになっています。
大勢のメンバーが作っており、20本以上の原木!
この部屋に入るだけで、生ハムの匂いがふわ~ん、とします。
昨年はここまではハムの匂いはありませんでした。
この部屋には生ハムにつくいい微生物が沢山いそうです。私の乾き気味のハムにも、いいカビがついてくれるといいのですが。 

わらびさん、いつもいつも、本当にありがとうございます!
 


■■自家製生ハム(1本目)
2014/01/18 塩漬け
2014/01/24 冷蔵庫に移動
2014/02/03 21:00~ 2014/02/04 20:45 塩抜き
2014/02/04 21:00~ 吊して乾燥 
2014/04    引き続き乾燥中。脂が滴っている模様  
2014/06/07 パテ塗り 白樺山荘のセラーにて保管
2014/08/16 山荘にてカビ洗い落とし 
2014/10/18 自宅にてカビ洗い落とし
2014/12/28 duckbillさんによるチェック
2015/01/09 ハモネロカスタマイズ  

■■自家製生ハム(2本目)
2014/12/28 塩漬け (20日間)
2015/01/17 11:45~ 2014/01/18 12:45頃 (約25時間) 塩抜き
2015/05/31  パテ塗り  白樺山荘のセラーにて保管

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クロゼットリフォーム(4):カーテン、照明とりつけ

2015-06-01 | +自宅 セルフリフォーム

クロゼットのリフォーム、実は内装を完成させるちょっと前に、折れ戸を取り外してしまいました。
内装がきれいになって、服も中に戻したけれど、ぱっかり口をあけたまま。
世の中にはそういうオープンなクローゼットもありますが、よほどオシャレなショールームならともかく、もっさりしているうちの場合は、カーテンくらいしておきたいです。
(でも折れ戸はイヤだったの)
ある程度の日よけ、虫よけにもなるでしょうし。

という訳で、カーテンをとりつけることにします。 

クローゼットセルフリフォーム

折れ戸なので、上下にこういったレールがついていました。
下のレールはそのままにしておきます。 

クローゼットセルフリフォーム

上のレールはネジを外して取り外します。
断面はこんなかたち。
もしかしてまた折れ戸をつけたくなるかもしれないので、一応とっておきます。 

クローゼットセルフリフォーム

そしてレールが嵌っていた溝に、カーテンレールをはめ込みます。
事前に幅を調べてちょうどよさそうということが分かっていましたが、ここまでぴったりだとうれしくなります。
カーテンレールの長さはジグソーのステンレスブレードでカットしました。 

クローゼットセルフリフォーム

カーテンのランナーもはめ込み、カーテンとりつけ。
このカーテンは義母の家を撤収したときに回収してきたもの。
遮光・防炎素材だそうで、どこかに使えるかも、ととっておいたのですが、早速出番となりました(よかった・・)。 

クローゼットセルフリフォーム

たまたまですが、長さもぴったり。 

クローゼットセルフリフォーム

照明は、イケアのSTRIBERG LED スティックライト67cm(約3500円)を使います。
ゴールデンウィークに、実家の帰りにイケアに寄り、魔法のような仕組みに感動して、つい買ってしまったもの(←衝動買いはダメと知りつつ・・)。
 
中央の黒い2つの点にセンサーが入っており、クロゼットの扉が開くと自動的に点灯するというすぐれものです。

クローゼットセルフリフォーム

本来は上の写真のように、家具タイプのクローゼットの扉のすぐ奥、天板に設置するものですが、うちの場合はウォークインタイプなので天井が遠いです。
なので、カーテン上部の戸枠に、斜めにとりつけることにしました。
この斜めというのがポイントです。
 

クローゼットセルフリフォーム

人差し指のところにあるセンサーが斜め下、親指あたりのカーテンを感知し、カーテンを開けるとセンサーが働いて照明がつき、クロゼット内部を照らします。

今までは暗い中我慢して反対側まで行って照明スイッチを入れる必要がありましたが、カーテンを開けるだけでぴか~。
うわー。魔法みたい。

 

クローゼットセルフリフォーム

全体図。
(カーテンが閉まっているので照明は消えています)

いずれ人感センサーつきの天井照明も導入する予定ですが、この照明も、買ってよかった☆ 


クロゼットは、暗くて息が詰まって、あまり行きたくない場所でしたが、なるべく明るくして、ちょくちょく出入りする場所にしたいです。

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