先日ジャパンマネー20周年記念講演会「2006年のマネー戦略」で森永達郎の「2006年を勝ち抜くマネープラン」と北浜流一郎の「2006年の株式テーマと有望銘柄」を聞いた。
夜だったので、若い男女やサラリーマン、シニアの男女、とにかく、色々な階層の人が集まっていて、一般個人投資家の層の厚さを実感した。
久しぶりに、日経平均株価の終値が1万5000円を突破した日であったので、会場の雰囲気も心なしか明るかった。
まず、森永卓郎の株予測。
日経平均株価が2万円に達するのは至極当然。
小泉首相が来年9月に辞めるので、その時に経済回復をアピール演出したいので、そのシナリオ準備の為にも、来春には、経済始動のスイッチオンで、株価がピークに達する。
今回のデフレは、政府が資金量をコントロールしてわざとやったので、今後世界が経験したことのないようなデフレは起こりえないので心配ない。
アメリカ市場の時価総額は1400兆円、日本は500兆円、しかし、人口が半分なので700兆円まで行き、40%アップの余裕ある。
PERは、アメリカが18、日本が22、3%の金利差を考慮すれば、40%のアップ可能。
従って、日経平均が2万円まで上がっても不思議ではない。
いつも言っている竹中批判は、今回も健在。
竹中大臣は、ハーバード留学時に、ノーベル賞学者ベッカー教授に薫陶を受けるなどエリート達と付き合ってきたが、そのハイソサエティの生活と比べて、エリートであるはずの自分は手取り20万円の生活で汲々している。
こんな経済社会はおかしい。日本も、エリートが報われる貧富の差の激しいアメリカ型の社会にしようと考えた。
構造改革をやるためにもデフレは有利な手段であり、これは、金融をコントロールすれば出来るので、徹底的に金融を締め上げて株価を下落させてデフレ政策を実施して、リストラ・失業・首切りを進行させて、社会の格差を拡大した。
日経平均株価は、資金供給量マネタリーベースの推移と完全に一致しており、株価を下落させてメガバンクを締め上げて、優良物件を吐き出させて、一時国有化寸前まで行った。
今回、UFJの利益が最大となったのは政府の過度の不良債権処理の反作用で・・・
まだまだ続く。
私自身は、竹中大臣の施策は、教科書的なアメリカ型の一寸過激だがオーソドックスな経済政策で、これが日本社会に馴染んでいなかったので、過度なフリクションを起こしているとは思っているが、森永流の考え方も出来るのかと思って面白く聞いていた。
普通の時代になったので、今後は、3年分の資金を安心な預金にして、残りをリスクを取って資金運用をすること。
インフレになると金利が上がるので価値が下がる国債等債権はダメで、株式投資が良い。
そんな指南で話は終わった。
一方、北浜流一郎の株談義。
何時もの色付きの紙をボードに貼っての講義で、
「日はまた」「昇る日本株」「黄金波動」「黄金伝説」を貼り付けて、経済回復によって、株価価は上昇、黄金波動に乗ったと宣言した。
世界同時好況など、有史以来の出来事だし、BRIC'sが元気で日本は至近距離にあり、経済の拡大は益々期待できる。
今の証券市場は、82年に6849円でスタートし89年異ピークを迎えたあのときと同じ動きをしており、今後が期待できると言う。
有望銘柄としてあげたのは、
三菱商事、ケーヒン、帝人、東邦亜鉛、HOYA,カルチュアコンビニエンス、ソフトバンク
自動車と航空機関連は伸びる。
HOYAとキヤノン、トヨタはもっともパーフォーマンスの良い3大長期保有推薦銘柄。
とにかく、難しいことより簡単な方法から先を見て優良株を探すのが大切、と言う。
即ち、自動車は欧米、日本等先進国では飽和状態だが発展途上国などまだまだ普及していないので需要は無尽蔵にある。従って、自動車関連株で優良株は買いと言う風にである。
夜だったので、若い男女やサラリーマン、シニアの男女、とにかく、色々な階層の人が集まっていて、一般個人投資家の層の厚さを実感した。
久しぶりに、日経平均株価の終値が1万5000円を突破した日であったので、会場の雰囲気も心なしか明るかった。
まず、森永卓郎の株予測。
日経平均株価が2万円に達するのは至極当然。
小泉首相が来年9月に辞めるので、その時に経済回復をアピール演出したいので、そのシナリオ準備の為にも、来春には、経済始動のスイッチオンで、株価がピークに達する。
今回のデフレは、政府が資金量をコントロールしてわざとやったので、今後世界が経験したことのないようなデフレは起こりえないので心配ない。
アメリカ市場の時価総額は1400兆円、日本は500兆円、しかし、人口が半分なので700兆円まで行き、40%アップの余裕ある。
PERは、アメリカが18、日本が22、3%の金利差を考慮すれば、40%のアップ可能。
従って、日経平均が2万円まで上がっても不思議ではない。
いつも言っている竹中批判は、今回も健在。
竹中大臣は、ハーバード留学時に、ノーベル賞学者ベッカー教授に薫陶を受けるなどエリート達と付き合ってきたが、そのハイソサエティの生活と比べて、エリートであるはずの自分は手取り20万円の生活で汲々している。
こんな経済社会はおかしい。日本も、エリートが報われる貧富の差の激しいアメリカ型の社会にしようと考えた。
構造改革をやるためにもデフレは有利な手段であり、これは、金融をコントロールすれば出来るので、徹底的に金融を締め上げて株価を下落させてデフレ政策を実施して、リストラ・失業・首切りを進行させて、社会の格差を拡大した。
日経平均株価は、資金供給量マネタリーベースの推移と完全に一致しており、株価を下落させてメガバンクを締め上げて、優良物件を吐き出させて、一時国有化寸前まで行った。
今回、UFJの利益が最大となったのは政府の過度の不良債権処理の反作用で・・・
まだまだ続く。
私自身は、竹中大臣の施策は、教科書的なアメリカ型の一寸過激だがオーソドックスな経済政策で、これが日本社会に馴染んでいなかったので、過度なフリクションを起こしているとは思っているが、森永流の考え方も出来るのかと思って面白く聞いていた。
普通の時代になったので、今後は、3年分の資金を安心な預金にして、残りをリスクを取って資金運用をすること。
インフレになると金利が上がるので価値が下がる国債等債権はダメで、株式投資が良い。
そんな指南で話は終わった。
一方、北浜流一郎の株談義。
何時もの色付きの紙をボードに貼っての講義で、
「日はまた」「昇る日本株」「黄金波動」「黄金伝説」を貼り付けて、経済回復によって、株価価は上昇、黄金波動に乗ったと宣言した。
世界同時好況など、有史以来の出来事だし、BRIC'sが元気で日本は至近距離にあり、経済の拡大は益々期待できる。
今の証券市場は、82年に6849円でスタートし89年異ピークを迎えたあのときと同じ動きをしており、今後が期待できると言う。
有望銘柄としてあげたのは、
三菱商事、ケーヒン、帝人、東邦亜鉛、HOYA,カルチュアコンビニエンス、ソフトバンク
自動車と航空機関連は伸びる。
HOYAとキヤノン、トヨタはもっともパーフォーマンスの良い3大長期保有推薦銘柄。
とにかく、難しいことより簡単な方法から先を見て優良株を探すのが大切、と言う。
即ち、自動車は欧米、日本等先進国では飽和状態だが発展途上国などまだまだ普及していないので需要は無尽蔵にある。従って、自動車関連株で優良株は買いと言う風にである。