穏やかな温かい日であったので、庭に出て、花木を相手に時間を過ごした。
初仕事と言っても、まず、これまでの庭の手直しと言う感じで、植え替えも含めて、私自身が、千葉の旧居から、鉢植えで持ち込んできた花木を、適当なところに、植えることである。
専門の庭師が作り上げた庭なので、ガーデニングの定石に従って植栽がなされていて、多くの種類の植木や下草が整然と植えられているのだが、当然、自然主義の私の趣味とは大きく違っていて、バラもなければ、椿の木も申し訳程度にしか植わっていないし、牡丹も芍薬もない。
クリスマス・ローズはかなり植えられているのだが、春や秋の草花は、地上部分が出ていないので、水仙程度しか分からないが、枯葉や実から見るとアヤメや菖蒲系統が、かなり、植わっている感じである。
上部が枯れてなくなっているもので、私が持ち込んできたのは、数個のユリの球根と、芽が出始めた数株の芍薬くらいだが、それ以上、掘り起こす余裕がなかった。
この庭も、植木が植わっていないところなど掘り起こしていると、良く分からない球根や宿根が出て来くるので、春には、何らかの花が咲くのであろうが、無視して、花木を植えることにした。
まず、夏椿だろうか、大きな木の下の花壇に、何も植わっていなかったので、万両、千両、やぶこうじなどの実もの、それに、まだ小さいので、黒椿のナイトライダー、プロフュージョンと言う小リンゴの木などを植えた。
大きな松や梅、ハナミズキ、ネズミモチ、モミジと言った主木の下などの、庭の要所要所の空間に、ジョリーパー、タマグリッターズ、ピンク賀茂本阿弥、式部、フルグラントピンクと言った私の好きな椿を植えつけた。
多少木陰にはなるが、黄色い牡丹を数株持ってきたので植えつけ、多少、日当たりの良いところに、芍薬を植えた。
龍のひげ、ツワブキ、ヤブラン、ミヤコワスレ、クリスマス・ローズ、ピンクユキヤナギ、それに、名前を失念した下草類も、適当に植えつけてみると、少し、恰好がついて来た。
全く自己流で、植木本やテキストでの指南や園芸の定石から離れているのだが、元々、日本庭園に、多くの花木を持ち込もうとしているのであるから、無理は承知の上での話で、季節の移り変わりを身近に感じながら、私自身が、楽しめれば、それが、一番良いと思っている。
まだ、少し、大きくなるので、菊枝垂桜、鹿児島紅梅、獅子頭モミジを、何処に植えるべきか、まだ、逡巡している。
バラは、当分、鉢植え栽培だけにして、様子を見ようと思っている。
私としては、必ず、何かの花を咲かせておいて、何時でも、庭の花を摘んで、花瓶などに挿して楽しむのを旨としていて、その中でも、バラは、四季咲きが多くて、格好の花なのである。
まだ、千葉の家は、庭を壊したくないので、何の手も打たずに、そのまま、残したままで出て来た。
晩秋に植木屋さんが手入れをしてくれたので、綺麗な状態で、椿など、侘助は咲き、他の椿の花芽が膨らみ始めていて、春の準備を待っている筈である。
初春にピンク八重の枝垂れ梅が、放物線状の綺麗な弧を描き始めると、引き続いて、沢山の椿が咲き乱れるのだが、誰か、私が我流で作った庭ではあるけれど、愛でてくれる人が、引き継いでくれればと思っている。
初仕事と言っても、まず、これまでの庭の手直しと言う感じで、植え替えも含めて、私自身が、千葉の旧居から、鉢植えで持ち込んできた花木を、適当なところに、植えることである。
専門の庭師が作り上げた庭なので、ガーデニングの定石に従って植栽がなされていて、多くの種類の植木や下草が整然と植えられているのだが、当然、自然主義の私の趣味とは大きく違っていて、バラもなければ、椿の木も申し訳程度にしか植わっていないし、牡丹も芍薬もない。
クリスマス・ローズはかなり植えられているのだが、春や秋の草花は、地上部分が出ていないので、水仙程度しか分からないが、枯葉や実から見るとアヤメや菖蒲系統が、かなり、植わっている感じである。
上部が枯れてなくなっているもので、私が持ち込んできたのは、数個のユリの球根と、芽が出始めた数株の芍薬くらいだが、それ以上、掘り起こす余裕がなかった。
この庭も、植木が植わっていないところなど掘り起こしていると、良く分からない球根や宿根が出て来くるので、春には、何らかの花が咲くのであろうが、無視して、花木を植えることにした。
まず、夏椿だろうか、大きな木の下の花壇に、何も植わっていなかったので、万両、千両、やぶこうじなどの実もの、それに、まだ小さいので、黒椿のナイトライダー、プロフュージョンと言う小リンゴの木などを植えた。
大きな松や梅、ハナミズキ、ネズミモチ、モミジと言った主木の下などの、庭の要所要所の空間に、ジョリーパー、タマグリッターズ、ピンク賀茂本阿弥、式部、フルグラントピンクと言った私の好きな椿を植えつけた。
多少木陰にはなるが、黄色い牡丹を数株持ってきたので植えつけ、多少、日当たりの良いところに、芍薬を植えた。
龍のひげ、ツワブキ、ヤブラン、ミヤコワスレ、クリスマス・ローズ、ピンクユキヤナギ、それに、名前を失念した下草類も、適当に植えつけてみると、少し、恰好がついて来た。
全く自己流で、植木本やテキストでの指南や園芸の定石から離れているのだが、元々、日本庭園に、多くの花木を持ち込もうとしているのであるから、無理は承知の上での話で、季節の移り変わりを身近に感じながら、私自身が、楽しめれば、それが、一番良いと思っている。
まだ、少し、大きくなるので、菊枝垂桜、鹿児島紅梅、獅子頭モミジを、何処に植えるべきか、まだ、逡巡している。
バラは、当分、鉢植え栽培だけにして、様子を見ようと思っている。
私としては、必ず、何かの花を咲かせておいて、何時でも、庭の花を摘んで、花瓶などに挿して楽しむのを旨としていて、その中でも、バラは、四季咲きが多くて、格好の花なのである。
まだ、千葉の家は、庭を壊したくないので、何の手も打たずに、そのまま、残したままで出て来た。
晩秋に植木屋さんが手入れをしてくれたので、綺麗な状態で、椿など、侘助は咲き、他の椿の花芽が膨らみ始めていて、春の準備を待っている筈である。
初春にピンク八重の枝垂れ梅が、放物線状の綺麗な弧を描き始めると、引き続いて、沢山の椿が咲き乱れるのだが、誰か、私が我流で作った庭ではあるけれど、愛でてくれる人が、引き継いでくれればと思っている。