熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・メジロの訪れ

2015年02月19日 | わが庭の歳時記
   朝、庭に出たら、メジロが2羽、梅の枝を渡っているのに気付いた。
   下の、ブラックマジック椿の花に飛び込んだので、急いで部屋に入ってカメラを持ち出した。
   何の設定も出来ず、シャッターを一枚切るのがやっとで、頭隠して尻隠さずの、おかしなショットが1枚撮れただけであった。
   また、帰って来て、傍に止まったが、花には近づかなかった。
   メジロは、非常に小さな鳥で、敏捷に飛び回るので、私などのような下手な写真撮りには、手におえない被写体である。
   昔、ブラジルで、もっと小さなハチドリの写真を撮ったことがあるが、この鳥はメジロなどよりももっと動きが速いのだが、花の前で、激しく羽を羽ばたかせて静止するので、撮れた。
   
   

   メジロに梅は、定番のベストマッチ。
   番のメジロが、白梅の花の蜜を求めて飛び回り始めた。
   とにかく、メジロに向かってレンズを向けて、適当にシャッターを切ったのだが、殆どはピンボケやメジロの姿が悪くて、まずまずなのは、ほんの数枚。
   それでも、この鎌倉の新しい庭で、初めて撮れたメジロの写真である。
   
   
   
   

      メジロもウグイス色の小鳥なので、ウグイスと間違いやすい。
   ウグイスの方は、勿論、目のまわりが白くないが、鳴き声を聞いて追い駆けても、茂った木陰や高いところを敏捷に飛び回るので、姿を見るのさえ、結構難しい。
   梅にウグイスと言うが、確かに、昨年、この梅の木に止まって囀っていたが、梅の蜜が大好物のメジロと違って、虫や木の実などを食べて花の蜜を殆ど吸わないと言うことなので、これは、絵心の誌的な表現であろう。

   メジロは、殆ど番なので複数で現れることが多く、全くよく似たかたちで梅の木を訪れるのは、白と黒の鮮やかなシジュウカラである。
   前の千葉の家の庭は、住宅街の一番外れにあって、少し道路より高台であったので、野鳥が沢山訪れて来ていたのだが、この鎌倉の庭は、広い前庭の前に道路と家が1軒あるので、カラスやヒヨドリなどの招かざる鳥には苦労するが、ほかの野鳥の訪れは少ない。
   それに、千葉には、豊かな里山の雰囲気が残っていたが、鎌倉山に近いと言っても、ここには、緑滴る田園地帯の面影は、もう、全く残っていない。
   高台でオープンスペースの裏庭を、植栽を変えて野鳥を呼び込もうと思っている。
   
   

コメント
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