イギリスで生活していた時、旅先で食器や花瓶などと一緒に、骨董店に立ち寄って、何の気なしに買った電気スタンドなどがあり、その内、いくらか日本に持ち帰った。
電圧も違うし、差し込みのプラグも、それに、電球の口金の大きさも違うので、暫くは、持って行ってまた持ち帰った変圧器を逆さまに使って使用していたが、電球も切れるし、変圧器が邪魔なので、インテリア程度に考えて、ほっていた。
何度か、電気部分をそっくり変えようと思ったのだが、簡単ではない。
日本人は、明るいところが好きで、ホテルでもレストランでも明るすぎるのだが、欧米人は、どちらかと言えば、室内照明は暗い方を好み、間接照明などを活用して、夜のムードを楽しむ傾向がある。
ヨーロッパの雰囲気の良いホテルや高級レストランなど、実に趣味が良く美しくて感激するのだが、インテリアのみならず、照明の果たす役割も大きいと思っている。
さて、日常生活だが、読書灯で本を読んだり、喫茶などで憩っている時や、静かに室内で過ごしている時などには、明るい照明は不必要だし、気分的にも、日頃の生活とは違った雰囲気の照明に変えた方が落ち着くのではないかと思い始めた。
日本製のスタンドもあるのだが、殆ど実用品だし、折角だから、先の3.11の大地震の被害から免れて残ったヨーロッパの思い出のあるスタンドを活用できないかと考えた。
日本にも、外国製の電気製品を持ち込んで使っている人もいるであろうから、ヨーロッパ製のスタンド用の電球が、売られていないかと思って、インターネットを叩いてみた。
商品に行きつくまでに、検索で多少苦労したのだが、パソコン上に出てきた電球の写真を見ると、私の遣っているスタンドの電球とよく似ている。
どうせ、1球300円程度であるから、間違っていても良いと思って、
TOZAI シャンデリア電球(海外口金) E14口金段付き ホワイト 25W C32 E14 W 110V 25W と言うのに決めてオーダーを入れた。
E14口金段付きと言うところが重要で、口金の直径が14ミリで2段になっていることで、ほぼ間違いないと思った。
秋葉原に行くなり、ヤマダ電機など量販店に行って聴けば良いのだが、それも厄介なので止めたけれど、ネットショッピングで買った電球が、うまく合ったのである。
最後の説明の110Vを見過ごして、当然、ヨーロッパ仕様の電球だと思い込んでいたので、変圧器付きの220Vのスタンドに着けて、いくつかパーにしてしまった。
しかし、コード先のプラグだけ変えれば、この電球に付け替えただけで、そのまま、スタンドが使えるのが分かって、大いに助かったのである。
この口絵のスタンドは、ドーバーからの帰りに立ち寄った綺麗な小京都のような街ライの骨董屋に入って見つけたもので、残っていた2脚を買った。
貴婦人が本を読んでいる姿を像にした綺麗なランプで、シェイドの色が違っていた。
ガレ風のガラス製のランプなども、旅の途中などで、いくらか買ったのだが、使用中や移転、前の地震などで割れたり壊れたりして、幸い、これらは、ブロンズ製でハード・ガラスなので残った。
私には骨董趣味がないので、雰囲気が良かったので、偶々入った店だったのであるが、今に思えば、ヨーロッパが長かったので、もっと意識して骨董店を訪れておけば良かったと思っている。
もう一つ、このランプは、確か、パリ近郊の古い王宮サン=ジェルマン=アン=レー城に行った時に、城に置かれていた複製だと言うことで、買ったものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/03/cf6818f3e4774e3a40d0b8c8fce11330.jpg)
いかにも、昔懐かしいランプと言う感じで、その前にオランダに住んでいたので、慣れ親しんでいたデルフト風の陶製が気にいった。
いずれにしろ、旅先での買い物なので、ロンドンまで持ち帰るのが大変であったのを覚えている。
昔からの習慣が治らなくて、夜遅くまで、本を読んだり、調べ物をしたり、パソコンに向かったりしていて、その静かな時間が、私の大切な憩いの時であり、この照明に変えてから、何となく、リラックスしたような気持ちになっている。
電圧も違うし、差し込みのプラグも、それに、電球の口金の大きさも違うので、暫くは、持って行ってまた持ち帰った変圧器を逆さまに使って使用していたが、電球も切れるし、変圧器が邪魔なので、インテリア程度に考えて、ほっていた。
何度か、電気部分をそっくり変えようと思ったのだが、簡単ではない。
日本人は、明るいところが好きで、ホテルでもレストランでも明るすぎるのだが、欧米人は、どちらかと言えば、室内照明は暗い方を好み、間接照明などを活用して、夜のムードを楽しむ傾向がある。
ヨーロッパの雰囲気の良いホテルや高級レストランなど、実に趣味が良く美しくて感激するのだが、インテリアのみならず、照明の果たす役割も大きいと思っている。
さて、日常生活だが、読書灯で本を読んだり、喫茶などで憩っている時や、静かに室内で過ごしている時などには、明るい照明は不必要だし、気分的にも、日頃の生活とは違った雰囲気の照明に変えた方が落ち着くのではないかと思い始めた。
日本製のスタンドもあるのだが、殆ど実用品だし、折角だから、先の3.11の大地震の被害から免れて残ったヨーロッパの思い出のあるスタンドを活用できないかと考えた。
日本にも、外国製の電気製品を持ち込んで使っている人もいるであろうから、ヨーロッパ製のスタンド用の電球が、売られていないかと思って、インターネットを叩いてみた。
商品に行きつくまでに、検索で多少苦労したのだが、パソコン上に出てきた電球の写真を見ると、私の遣っているスタンドの電球とよく似ている。
どうせ、1球300円程度であるから、間違っていても良いと思って、
TOZAI シャンデリア電球(海外口金) E14口金段付き ホワイト 25W C32 E14 W 110V 25W と言うのに決めてオーダーを入れた。
E14口金段付きと言うところが重要で、口金の直径が14ミリで2段になっていることで、ほぼ間違いないと思った。
秋葉原に行くなり、ヤマダ電機など量販店に行って聴けば良いのだが、それも厄介なので止めたけれど、ネットショッピングで買った電球が、うまく合ったのである。
最後の説明の110Vを見過ごして、当然、ヨーロッパ仕様の電球だと思い込んでいたので、変圧器付きの220Vのスタンドに着けて、いくつかパーにしてしまった。
しかし、コード先のプラグだけ変えれば、この電球に付け替えただけで、そのまま、スタンドが使えるのが分かって、大いに助かったのである。
この口絵のスタンドは、ドーバーからの帰りに立ち寄った綺麗な小京都のような街ライの骨董屋に入って見つけたもので、残っていた2脚を買った。
貴婦人が本を読んでいる姿を像にした綺麗なランプで、シェイドの色が違っていた。
ガレ風のガラス製のランプなども、旅の途中などで、いくらか買ったのだが、使用中や移転、前の地震などで割れたり壊れたりして、幸い、これらは、ブロンズ製でハード・ガラスなので残った。
私には骨董趣味がないので、雰囲気が良かったので、偶々入った店だったのであるが、今に思えば、ヨーロッパが長かったので、もっと意識して骨董店を訪れておけば良かったと思っている。
もう一つ、このランプは、確か、パリ近郊の古い王宮サン=ジェルマン=アン=レー城に行った時に、城に置かれていた複製だと言うことで、買ったものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/03/cf6818f3e4774e3a40d0b8c8fce11330.jpg)
いかにも、昔懐かしいランプと言う感じで、その前にオランダに住んでいたので、慣れ親しんでいたデルフト風の陶製が気にいった。
いずれにしろ、旅先での買い物なので、ロンドンまで持ち帰るのが大変であったのを覚えている。
昔からの習慣が治らなくて、夜遅くまで、本を読んだり、調べ物をしたり、パソコンに向かったりしていて、その静かな時間が、私の大切な憩いの時であり、この照明に変えてから、何となく、リラックスしたような気持ちになっている。