教室掲示に便利なルーパーファスナー

先日参加した研修会で、「教室の掲示物はどんなふうにはっているのですか?」というご質問を受けました。そこで私が紹介したいのがこの商品です。
『ルーパーファスナー』といいます。

プラスティック製品で画鋲を使って簡単に壁に付けられます。
その後は穴あけパンチで作文や新聞に穴をあけ、いとも簡単に掲示することができます。

私の考える掲示板というのは常に新しいものが掲示され、まるで掲示板が生きているかのようにすることで、教育効果が格段に上がっていくという状態が良いと思っています。

この「ルーパーファスナー」を活用することによって、掲示板の毎日更新を続けています。

どうぞお試し下さいませ。

LIHIT LAB/リヒトラブ ルーパーファスナー【赤】 F-1-3

LIHIT LAB/リヒトラブ

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LIHIT LAB/リヒトラブ ルーパーファスナー【黄】 F-1-5

LIHIT LAB/リヒトラブ

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ルーパーファスナー【青】 F-1-8

LIHIT LAB/リヒトラブ

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ルーパーファスナー【緑】 F-1-7

LIHIT LAB/リヒトラブ

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1日練習日

辰巳ジャンプの今日は夏休みで体育館が1日中使えるので、午前午後と通しでしっかり練習しました。

3年生が中心のチームなので、少々遅めの練習スタートをして、午前は2時間練習。サーブとパスの基本をくり返しました。

お昼ご飯を食べて、午後は始めに「読書感想文のためのマインドマップ講座」を開催。夏休みの中で小学生の子ども達が一番頭を悩ませる宿題である「読書感想文」について、マインドマップで構想を立てる方法を教えました。実際に作文を書くのは明日になります。


マインドマップを教えるために例として板書したのがこの画像です。
ストーリーは誰もが知っている「桃太郎」です。

今回、子ども達の意見を聞きながら書いていくと、感想のブランチで一人が、
「前から変だなぁ?と思っていたことがある。」
と言い出しました。そこで聞いてみると、
「なんで桃の中に入っていたの?どうやって赤ちゃんが桃の中に入るの?」
ということ。これをきっかけに、次々と疑問点が出てきました。
「人間が入っている桃がプカプカ浮かんでくるなんて変だ。」
「桃の中で生きているなんて信じられない。」
「おばあさんが人間の入っている重い桃を自分の家まで持っていけるのかな?」
「犬は肉食なのに、なんでキビダンゴを食べられたの?」
「人間一人と小さな動物3匹だけで、たくさんいる鬼に勝つなんてできないんじゃないの?」
子どもらしい疑問です。

これを感想文に直すと、
「私は桃太郎を読んでみました。桃太郎は日本の昔話で、桃から生まれた桃太郎が大きくなって、イヌやサル、キジを家来にして、鬼を退治する物語です。私は桃太郎を読んでみて、変だと思ったところがたくさんあったので、それを書きます。
まず、桃太郎はどうやって桃の中に入ったのでしょうか?・・・・・(続く)」
と、マインドマップに出てきたものを文章に直すと、こんな感じになるだろうと教えました。

その後、一人一人の感想文マインドマップに取り組みました。
集中して感想文構想を立てること40分間。かなり脳を使ったようでしたから、体を休めると言うよりは頭を休めるために、30分間のお昼寝もさせました。

その後、2時間練習。今日はたっぷり練習して、子ども達も満足してくれたようです。

【辰巳っ子がお薦めする小学生向けの本です】
はりねずみとヤマアラシ (イガー・カ・イジー物語)
おの りえん,久本 直子
理論社

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とうめい人間の10時 (寺村輝夫の王さまシリーズ)
寺村 輝夫
理論社

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ミュージカルスパイス (こそあどの森の物語)
岡田 淳
理論社

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おれがあいつであいつがおれで (角川文庫)
山中 恒
角川書店

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虹色ほたる―永遠の夏休み
川口 雅幸
アルファポリス

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岡本真夜「そのままの君でいて」【PV】

岡本真夜「そのままの君でいて」【PV】


夢っていう言葉、大好きです!
教育の仕事に「夢」がなくなったら終わりです。


私も夢が遠くなる時があるよ
だけど君も頑張っているから
負けないよ


このフレーズが大好きです。

採用試験、大学入試、高校入試、中学入試、資格試験等々で頑張っている皆さん!
スポーツや音楽、文化活動に夏休みを使っている皆さん!
仕事上の大きな夢に向かって進んでいる皆さん!
病気や悩みと闘っている皆さん!

皆さんが頑張っているから、私も負けません!
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若手教師にお薦めする本

夏休み中ですから、できるだけたくさんの本を紹介しておきたいと思っています。どれだけ本を読めるかが、授業力のある教師とそうでない教師の分かれ道です。しかも20代の頃に読んで読んで読みまくるくらいの読書量が20年後に花開きます。20代の教師は狂ったように本を読むべきです。本を読まない教師は「偽者の教師」だと断言しておきます。

教師に限ったことではありません。どういう分野の仕事であっても、20代の読書量がすべてを決めると私は思います。

ロベルト・バッジョ自伝 天の扉
ロベルト・バッジョ
ゴマブックス

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白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))
ハーマン メルヴィル,田中 西二郎,Herman Melville
新潮社

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隠者の夕暮;白鳥の歌;基礎陶冶の理念 (西洋の教育思想)
J. ペスタロッチー
玉川大学出版部

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全人教育論
小原 國芳
玉川大学出版部

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のうだま―やる気の秘密
上大岡 トメ,池谷 裕二
幻冬舎

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脳を活かす勉強法
茂木 健一郎
PHP研究所

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人生の旋律 (講談社プラスアルファ文庫)
神田 昌典
講談社

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トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
トニー ブザン
東京図書

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草の葉―ホイットマン詩集 (角川文庫)
ウォルト ホイットマン
角川書店

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夢をあきらめないで

夢をあきらめないで


夏休みですが、我がクラスの子ども達は、「学び」ということに真面目に取り組んでいるようです。私のメールアドレスには、
「読書感想文に書く本を変更したいんですが、いいですか?」
「復習のマインドマップはどんなふうにかけばいいんですか?」
「自分で決めた日記ですけど、何を書けばいいのか悩んでいます。アドバイスを下さい。」
という類の相談が届きます。

そういう子のメールからは、「あの子も勉強を頑張っていますよ。」「○○さんはもっと頑張っています。」という情報も入ってきます。

私としては嬉しい情報です。


今年に限らず、井上学年は「夢を追い続ける」指導を続けています。
そんな子ども達に聴かせたい一曲。
中学校音楽の教科書にも載った「夢をあきらめないで」
夏休みの折り返し地点で贈らせていただきます。

私が教師になった年に誕生した名曲です。


夢をあきらめないで
岡村孝子,岡村孝子,田代修二
ファンハウス

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我が学年は世界初のマインドマップ体制となります!

8月1~3日の3日間。東京では西新宿でマインドマップの「フェロー第4期研修」が行われました。私も昨日の後半から今日1日にかけて様子を見に行きました。

参加された先生方は、濃密な3日間を通して「メンタル・リテラシー」とはなんたるかということを学び、ご自分の立場でどう活用していけるかを考え、教え子たちが「勉強するのは楽しい!!!」と笑顔で語ってくれる姿を思い浮かべながら、日本各地へ戻っていきました。


マインドマップのフェローになろうという先生方は、その道のプロフェッショナルな方がほとんどです。もしマインドマップがなくても、効果的な授業を行うことができるだけの実力を持った方々です。その先生方が「マインドマップを使うと、もっともっと楽しくて子ども達の可能性を開いていける可能性がある!」と確信して研修に集っています。そういう教師集団から学ぶことはたくさんあります。


今回の研修でも、私は学ばせていただくことがいくつかありました。
私の心に強く残った言葉は「反証する」という言葉でした。

井上の実践は確かにすごい結果が出ている。教育委員会の指導主事が「考えられない成果だ」と言うくらい。しかし、それはマインドマップを使ったから出た結果なのか? それともマインドマップを使わなくても出るものなのか? そうしたことを多角的に検証し、科学的・客観的な教育成果として判断していく必要があるだろうと。
そうした科学的な検証をして一般化していかないと、たとえ大きな成果が出ていても、受け入れられない人がたくさん出てしまう。

まさしく私が今考えていたこととマッチしていたので驚きました。
さすがマインドマップフェローになろうと、様々な大きな壁を乗り越えて参加していらっしゃる先生集団だと思いました。


さてさて、

今回のフェロー研修には、私と同じ学年を組んでいるH教諭も参加しました。
その彼が今日かいてきたマインドマップがすごかったのです。昨日、自分のミッションをマインドマップでかいてくる宿題が出ていたのですが、自分自身と格闘しながら潜在意識にグ~っと迫ってかいてきたマインドマップ。どうやらものすごい達成感と気づきがあったようです。
「ちょっと説明してみて。」
と投げかけると、語る語る。
(おいおいH先生。教職3年目でそこまで語れる人はいないぞ!まいったな、これは・・・・・)
革命的な成長です。

H教諭はこの研修をもって、ブザン公認マインドマップ研修フェローという立場をいただきました。私が公認フェローです。そしてパートナーのH教諭は研修フェローになりました。これにて“世界初”のマインドマップ指導体制を敷いた小学校6年生学年を形成することができました。

夏休みが明けて、子ども達が登校してきたら、いったいどんなドラマが生まれるのでしょう??? ものすごく楽しみになってきました。


そんなことで、夏休み中に大前進をしている私たち6年生担任なわけです。


【先生方にお薦めの本】
私が20代の頃、障害児学校から通常学級に移り、授業の仕方に悩んでいる時に、「校長先生、若手に授業方法を教えて下さい。」とお願いして、定期的に開催していた若手研で教わった国語の「一読総合法」です。
OJTがどうのこうの言われますが、若手教師諸君!自ら学びのステージを準備するべきではないだろうか!!!(笑)
今から始める一読総合法
児童言語研究会
一光社

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ジャイアンツの若手育成に学ぶOJT

今日の夜、NHKの「サンデースポーツ」を見ました。
そこで読売ジャイアンツの若手育成について特集していました。

チーム戦略を本気で考えた時に、これまでやっていた「大型補強」によるスター選手獲得だけでは本当の補強にならないし、ファンも離れていくということに気づいたジャイアンツスタッフ。そこで「計画的育成戦略」を立てるために、週に1回は育成会議を行い、若手選手の育成方法について話し合ってきたと言います。

その良い例として、今年のドラフト1位・大田選手と、ドラフト4位の橋本選手の育成方法が違うことを取り上げていました。

育成A群の大田選手は2009年度1シーズンで600打席を経験させ、できるだけ早く1軍の舞台に立たせたい。しかし育成B群の橋本選手は焦らずにじっくり育てるために、2009年の打席は400打席とし、3~4年かけて1500打席を経験させてその成果を待つという方針だということです。

その結果、現在はなんと大田選手よりも橋本選手の方が良い成績を残して、経験打席も多いという結果が出ているそうです。


本気のプロスポーツが考える若手育成システムです。成果が上がらなかったら担当者はクビですよね。そんな厳しさは教育現場にある者も自覚しないといけないことのなのかもしれません。(“なのかもしれません”と書いた私の心の中にも、本当にそうかな???という大きな葛藤がありますが・・・・・)

しかしながら、ここには教育現場が学ぶべきポイントがたくさん隠されている気がしてなりません。


若手育成に全力投球しなくてはならない。
「OJT,OJT!」と盛んに叫ばれている教育権場ですが、はたしてジャイアンツのような本気の若手育成を、計画的に進めている学校がいくつあるのでしょうか???


私は、自分の立場を超えて、ジャイアンツを超えるような画期的なOJTを進めていけるように、この夏、試行錯誤してみるつもりです。



何かアドバイスのある方のコメント書き込み、お待ちしています!!!
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試合をするにはまだまだ遠いか・・・・・

辰巳ジャンプの夏休み練習。暑い中、みんな頑張って練習しています。そのため、少しずつ少しずつバレーボールらしくなってきました。

今日、一番頑張っていたのが1年生のRちゃんです。
入ったばかりなので、ノーバウンドのバレーボールをするのは難しいため、練習はワンバウンドアンダーで真上に打ち上げながら一人でやります。このワンバウンドアンダーパスを今日は100回ノーミスで続けることができました。
Rちゃんのすごいところは、チームの中で一番大きな声で、
「1,2,3,4・・・・・20・・・50・・・80・・・」
と数を数えるところです。声を出して集中して練習している姿を見れば、誰だって応援したくなります。そういう「大人が応援したくなるオーラ」って必要だと思うんですよね。

スポーツでも勉強でも同じだと思うんです。
指導者のアドバイスを素直に受け止めて、一途に練習する子は間違いなく伸びますよ。

・・・・・・・う~ん、そんなことを書いていたら、最近の自分(井上)・・・素直さが欠けている。人のアドバイスを素直に受け止めて思い切った行動に出ればいいのに、それをためらっている。Rちゃんよりも成長していない感じがするなぁと反省しました。
自分としては非常に珍しいことなのですが、仕事上でちょっと深刻な行き詰まり感から脱出できないでいます。
いつもの自分のように、はじけなくては・・・
今の自分は、自分らしくない・・・
1年生に教えられた気がしています。



さて、チームは確かに成長しているのですが、いざ試合に出るとなると、今のところは勝ち目なし。ほとんどバレーになりません。
ならばマインドマップのパワーを活用したらどうですか?と言われそうですが、それはできません。スポーツはまずは「基礎基本」をしっかり身につけることが大事で、さらに「応用=試合感覚」を身につける必要があり、その上でマインドマップを活用して子ども達をZONEに入れてあげれば効果が出ます。


9~10月の大会では、何とか支部決勝大会に出たい。それだけは何とかしたいと思っています。

【夏休み井上お薦め文庫】
小学生も大人も、読んでいない方はぜひ手にとってほしい本です。
「おなご先生」のような優しい先生に、本の中で出会う夏休みにしてくださいませ。
二十四の瞳 新装版 (講談社青い鳥文庫 70-4)
壷井 栄
講談社

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