東京スカイツリー 2009-08-14

1週間ぶりの「東京スカイツリー」の写真となります。
ますます高くなってきました。1週間前には100mの高さを超えたということでしたが、2年後の完成時には610m。それを考えると、今年中にもかなり遠くからでも見上げてしまうような高さになっていきそうです。

今の2倍(200mくらい)になったら、すぐ近くまで行って、もっと迫力のある写真を撮ってきたいと思います。

地方の方々はどうぞお楽しみにしてください。
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大変楽しみな映画 「沈まぬ太陽」

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

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映画『沈まぬ太陽』公式サイト

2年前、私がマインドマップ基礎講座を受ける直前の時期、転勤後の教員生活最大のスランプ状態に陥っていた時のことです。私はもがき苦しむような気持ちで山崎豊子さんの本を貪り読んでいました。特にこの「沈まぬ太陽」は心に響き、腐りそうな自分の支えにしていました。

主人公の「恩地 元」は、会社の不当な人事配置によって、会社の人間が誰もいないアフリカの大地に左遷されます。その姿に自分の現状を反映させて、モチベーションを必死に上げようとしていたことを懐かしく思い出します。

この主人公「恩地 元」のモデルになった方が、故「小倉寛太郎」さんです。

小倉さんの人生を紹介しましょう。

1930年生まれ  東大法学部卒業
元日航労組委員長、東アフリカ研究家、自然写真家。
日本航空に入社後10年間カラチ、テヘラン、ナイロビと海外勤務。
帰国後、本社でアフリカ関係担当。御巣鷹山事故のあと、再びナイロビ支店長。その後、本社会長室勤務。1990年、アフリカ調査開発部長を最後に退職。
(小倉寛太郎著『自然に生きて』より引用)


2001年12月6日、私は当時勤務していた辰巳小学校で「小倉寛太郎」さんの人生最初で最後となる小学生向けの講演会を聞くことができました。アフリカで撮影された写真をスライドにして、子ども達にたくさん紹介して下さいました。この貴重な講演会「東アフリカの動物たち」でお話しをされた「小倉寛太郎」さんが、本当に楽しそうに子ども達に語っていた姿、その笑い声、もう8年もたちましたが、忘れられません。きっと一生涯、私の脳裏に焼き付いて離れないことでしょう。

2001年12月当時の様子を書いた日記

その「沈まぬ太陽」が10月24日に映画封切りされます。
それはそれはすごい豪華キャストで演じられる大作です。
本当に楽しみ!!!!!

皆さんの中にも『沈まぬ太陽』を読まれた方はたくさんいらっしゃると思いますが、まだの方はぜひぜひ読んで下さい。

自然に生きて
小倉 寛太郎
新日本出版社

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お友達チームが全国大会登場

今年のバレーボール全国大会に千葉県男子代表として出場している「ニッポンランナーズ・ホッパーズ」さんは、これまで長い間、辰巳ジャンプが交流をさせていただいていたチームです。今回、チーム結成10年目にして見事に全国大会出場を勝ち取って、晴れの東京体育館第1試合に登場となりました。

今年は辰巳が弱すぎて練習試合すら遠慮している状況ですので、全国大会に出場しているこのチームとの交流はありませんが、辰巳ジャンプの3期生(現大学1年生)の頃から毎年のように合宿や交流試合にお招きいただき、お互いに高めあってきたチームです。

ニッポンランナーズさんの特徴は母体がスポーツのNPO法人であることです。
千葉県佐倉市は、あの高橋尚子選手を育てた小出監督を始めとして、マラソンのメッカという雰囲気のある町なのです。

実は私も小出監督と遭遇したことを日記にしています。
八街ホームスティ合宿の感想・その3

そのマラソンのメッカで法人を立ち上げて運営されているのが有名な金哲彦さんです。

ニッポンランナーズの公式サイト

ホッパーズの子ども達には、初出場の全国大会を思いっ切り楽しんでほしいです。
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【本の紹介】 アインシュタイン式 論理脳ドリル

アインシュタイン式論理脳ドリル
アインシュタイン研究会
東邦出版

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やみつき!アインシュタイン式論理脳ドリル

東邦出版

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ちょっとした隙間の時間に、休憩をしながら楽しむのにうってつけのドリルです。
頭の中だけでこのドリルの問題を解こうとしたら難しいのですが、ロジカルに考えるためのフレームにはめれば簡単に解ける問題ので、お暇な時間つぶしに使えます。
簡単な脳トレーニングをしたい方はご購入を。
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脳の学校

「メンタルリテラシー」について、もがくように考えていると、様々な情報が引っかかってきますね。読者の皆さん、出し惜しみをしないで、みんなで情報を共有しましょう。

今回私が目を止めたのは「脳の学校」という会社があることです。
医学博士の加藤俊徳先生が代表を務めている団体です。

まだ私もくわしく存じ上げないので、サイトをリンクしておきます。

脳の学校
Dr.KATOの脳の教室
ブログ「脳番地日記

加藤先生の言葉をひとつ引用させていただきます。

「脳研究から言えることは、①脳はいくつになっても成長する。②脳には鍛え方がある。③脳を鍛えれば、なりたい自分になれる。ということです。
 その中でも脳を育てる(鍛える)ために最も大事なことは、好奇心を持って前向きに生きることだと思います。脳を活性化させる最高の言葉は未来への『挑戦』です。」
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全日本バレーボール小学生大会 全国大会

今日から14日(金)まで、東京都内の6つの体育館を会場に、第29回全日本バレーボール小学生大会・全国大会が開催されます。日本中から集まった小学生バレーボーラーが熱い戦いを繰り広げる伝統ある大会です。この大会で育った選手たちが今の全日本チームを支えている「選手育成」もねらった大会とも言えます。

この大会の合い言葉があります。
それは『ありがとう』というひと言です。

バレーボールひとつを取り組むにしても、たくさんの人たちにお世話になりながら子ども達は成長していたわけです。特にこのバレーボールというスポーツは、ボールを床に落としてはならないという特殊なスポーツで、小学生が普通に試合をできるようになるまでには、子ども達本人の努力も、周囲の大人の努力も並大抵ではありません。
そうやって努力してきたことをみんなで認め合って、感謝の気持ちを込めて『ありがとう』と言い合える大会にしていきたいですね。


さて、今回の大会には、何と何と私の学級の子どもたちが出場しています。
といっても、バレーボール選手としてではありません。

今日の開会式の記念演奏と入場行進のバックミュージックを担当している「東京都小学校吹奏楽連盟合同バンド」のメンバーに選ばれて東京体育館に来ています。今はみんな真剣な表情でリハーサルをしています(写真)。

先日行われた「東京都吹奏楽コンクール」でも金賞を受賞していますし、再来週には「TBS音楽コンクール」に出場します。バレーボールだけではなく、いろんな分野で日本の小学生は頑張っています。そんな瞳輝く小学生のことをもっともっと取り上げて、世界を明るい話題で包み込んでいきましょう!
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辰巳ジャンプの目標マップ

8月6日に記事としてアップした
目標を意識するとバレーは上達する
にも書いてある通り、辰巳ジャンプの子ども達は、これからの目標をしっかり持って進むことにしました。このミーティングの時には意見を黒板にまとめていったので、私から子ども達には、
「この目標をきれいにマインドマップにかき直して、みんなにコピーして渡すから、家のどこかに貼っておいてね。」
と約束をしてありました。

黒板にかいたものがこれです。


そして正式なマインドマップにかきなおしたものがこれです。


全然違うでしょう。


文章に直したものも、もう一度載せておきます。
辰巳ジャンプのメンバーは、印刷して毎日見るようにしましょう。
このマインドマップには「アファメーション」という夢実現プログラムを入れてあるので、毎日見るだけでもバレーボールがうまくなるのですよ。

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『辰巳ジャンプの目標』
私たち辰巳ジャンプの部員はバレーボールの目標を次のように考えました。

まず、目標についてです。
私たちの目標は大きく、全国大会に出場して、全国のいろんな県の人たちとバレーボールの試合をすることです。そして将来は全日本の選手になって世界一になります。そのために今は江東区の大会で勝つために練習を頑張ります。
また、試合に勝つだけではなく、私たちのことをテレビや新聞で取材してもらえるくらいになります。そして「辰巳ジャンプって大好き!」というファンがたくさん生まれます。


次にそのためにどんな練習をしたら良いかということを考えました。

辰巳ジャンプの練習訓にあるように、練習の時にはずっと集中してやらなくてはなりません。また、先生に「あれやれ、これやれ」と言われる前に、進んで行動をしようと思います。ボール拾いも早くすぐに拾って練習をどんどんします。むずかしいことにもチャレンジします。
練習の時にはいつも笑顔で楽しく元気にやります。
サーブは強く打てるように練習し、試合の時には何回も決まっています。
家でも練習し、努力することで、お母さんが笑顔で応援してくれるようになります。

心を強くすることも大事です。
いつも勝つという気持ちをもって試合には出たいです。そのために必死に練習していきます。
あきらめない気持ちをもって、ボールを追いかけているのが辰巳ジャンプの私です。そのために全力で走ったり、カバーをしっかりしていきます。
先生から教えてもらったことを忘れずに、いつも思い出しながら練習しますし、楽しく練習することも大事なことです。
一生懸命バレーをして、もしもミスが出たときにはへこたれません。そしてみんなに「ごめん!」と伝えて、すぐに次のことをしていきます。

バレーボールの技術の中では、私たちがまだまだ小さいので、ジャンプ力をしっかりつけて、ブロックやスパイクができるようにします。しかもそのスパイクは、打ったら全部決まるようなスパイクを打ちます。
サーブも同じで、レシーブする人をはじき飛ばすようなサーブを打ちます。

最後にチームとして大事なことを考えました。
チームの仲間はいつも心をひとつにしていっしょに頑張っていきます。
そして、声をしっかり出していかないとなりません。聞いた人が気絶するくらいの大きな声を出して練習していきます。指示の声をしっかり出して、チームワーク良くバレーボールをしていきます。辰巳ジャンプは大きな声を出すことが当たり前のチームになります。
そのためには休み時間にもたくさん話をして、心と心が通い合うようなチームにしていきます。

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8月6日の文章を修正し、さらに強く潜在意識に働きかける文章に直しておきました。読み比べると違いが分かるはずです。



実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)
山崎 啓支
日本能率協会マネジメントセンター

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高すぎても良くないセルフエスティーム

セフルエスティームについてこれまでいくつか書いてきました。そのほとんどは高い自尊感情を良しとする論調で書きました。しかし、これまた難しいのが人間の心であり、単純に高ければ良いというわけでもないようです。

セフルエスティームが高すぎると、高慢な振る舞いにつながったり、マイナス感情を持っている人を切り捨ててしまうような、心の冷たさにつながったりする可能性が出てきます。そうなってしまうと高すぎるセルフエスティームがマイナスに働いてしまいます。

学校現場で考えると、担任が過剰に高いセルフエスティームを持っていたりすると、勉強ができない子ども達を切り捨ててしまうようなことが起こるかもしれません。担任が強すぎて、子ども達は本音を言えないような雰囲気になってしまうかもしれません。上ばかりを見ていると盲点(スコトーマ)が生じやすい状態にもなるでしょう。

セルフエスティームというものは、70%くらいの高さを保てるようなバランス感覚が大事なようですね。
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公立小学校教員は受験にも役立つ授業リズムを

今年度、受験生の多い学級を担任することになり、きちんと進路指導もしながら、より効果的な学習を進めていく必要が出てまいりました。私は子どもの悲しむ顔を見たくないので、受験に関してもしっかり指導していきたい教員です。

小学校の教員の口からよく聞かれる言葉に、
「中学の入試内容は公立小学校の授業内容とはまったく違うので、受験勉強は塾に任せるしかない。」
というものがあります。それはそうですね、入試指導を職業にしているプロ集団に、私たち公立教員が受験情報でかなうわけがありません。

しかし、公立小学校の授業が入試と関係ないと言い切るわけにはいきません。実は大きな関係があるのです。

小学校も高学年になると、実の父親よりも担任の方が1日の時間のうち、数倍は多く子どもに接しています。この担任がボ~っとしていたら、その影響をしっかり受け取るのが子ども達です。

卒業学年の担任は、子ども達の能力を最大に引き出すために、「1日で一番多く接しているのは学校の先生だ」という認識を持つべきです。たくさんの受験生の「脳力」をあげるためには、まちがいなく日頃の授業が大きな影響を持ちます。

受験だけでなく、様々な問題を解決していける人材を輩出するために、
「思考力」「判断力」「表現力」
を持った子ども達を育てるべく、残りの夏、自己研鑽に励みたいと思う井上でした。
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東京新聞杯 江東・中央ブロック予選について

江東・中央ブロックの課題は、大ざっぱにふたつだと思っている井上です。

ひとつは、現在の強豪チームが東京都大会で上位進出(3位以内)し、是が非でも11月の関東大会出場をしてもらうことです。この夏休み、1日も休まない(実際にはそれはないかな???)くらいに練習し、上位進出を目標にしているチームがあるのですから、私は心から応援したいと思います。

もうひとつは、裾野を広げるということです。
幸いなことに、江東ブロックは今年度、中央区の「中央スポーツ少年団」さんが東京都小学生バレーボール連盟に加盟して下さり、現在のところ12チームまでチーム数を増やすことができました。

江東区の小学生バレーボールの特徴があります。
指導者全員が“仲が良い”ということです。

集まればいつも「指導法」について語り合い、自分のチームでなくてもアドバイスし合い、称え合う。こうした空気が江東区の小学生バレーボールにはあります。


さて、東京新聞杯の江東ブロック予選ですが、下記の通りに決まりました。

9月20日(日) 会場(第六砂町小)
Cリーグ対戦チーム(二砂、大島中央、辰巳、中央)

9月21日(月)
(未定)
Aリーグ対戦チーム(ジュニアファイターズ、東雲、数矢)

(三大小)
Bリーグ対戦チーム(三大、三砂、枝川、ブルーライトニング)



江東ブロック最終日(9月22日)
①ABCブロック1位リーグ(3チーム)
②ABCブロック2位リーグ(3チーム)
③ABCブロック3~4位リーグ(5チーム)

※上位8チームが「支部決勝大会」に進みます。

10月10~12日で支部決勝大会です。
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中学校バレーボール選手権 関東大会に来ています

群馬県は前橋市の「ぐんまアリーナ」に来ている井上です。


辰巳ジャンプの卒業生をはじめ、江東区の小学生バレー出身の子どもたちが頑張っている第二南砂中学校女子バレーボール部の試合を見に来ました。


結果は見事にベスト8に勝ち進み、全国大会出場決定です!


嬉しいですっ!
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二十四の瞳作戦

ブログを整理しようとしていたら、下書き状態で保存され、公開していない秘蔵日記がたくさんあることが分かりました。公開するのをためらっていた内容だったのでしょう。そこで読んでいただくに耐えられる文章に直せたものは公開していくことにしました。

*********************

【これは2009年6月下旬に書いた日記です】


私の勤務校は区から「生活指導推進校」という指定を受けて、生活指導について取り組んでいます。そこで、6月の職員会議では私からひとつの案を出しました。

「二十四の瞳作戦」といいます。

私の勤務校の教員は講師の先生を含めると24人です。この24人の目で全校の子ども達を見守っていきましょうという取り組みを提案し職員会議を通過しました。

これで何をねらったのかというと、各クラスの垣根をできるだけ取り払って、全児童を全教員で見ていこう、育てていこうという意識革命です。


子ども達には全校朝会で下記のように私から話をしました。

「先生達は職員会議で決めました。全校のみんなを先生達みんなで見守っていくことを決めました。だから授業中にいきなり他の先生が教室に入っていくことがあるけれども、みんなは『あ~!○○先生だ!』とか言わないで、授業に集中していてくださいね。」


これが軌道に乗るには時間が必要です。
しかし、提案した私が「全校を隈無く歩く」ための大義名分はできました。


昨日ももいろいろなクラスを歩きました。

その中である学年の女の子から、
「うちのお父さんは先生のブログを毎日見ているんだよ。でもこの前、何日か更新がなかったって言ってたよ。先生、頑張ってね!」
という嬉しい激励をもらいました。

ここでお礼を述べます。

パパさん、いつもご贔屓に!
ありがとうございます!!!




今、教育現場はどの学校も大きな課題を抱えながら進んでいます。その課題を乗り越えないと苦しむのは子ども達です。子ども達のために、たくさんの課題に果敢に挑み、全部乗り越えていこうとチャレンジしているのが井上学年です。

私は「真面目な子がバカを見ない学校」を建設するために、この20数年間戦ってきました。働いてきたのではない。戦ってきたのです。
この姿勢は今も将来も絶対に変える気持ちはない!


今日もまたまた生活指導主任に、子ども達を育てるための、地域や保護者の皆さんが喜んで参加していただけるであろう新しい提案をしました。

戦いはやめない!!!
絶対にやめない!!!

みんながWIN-WINの関係になるまでは!


【お薦めの本】
この本、マインドマップ(R)フェローの必読の書だと私は思います。
人間の「Rモード」「Lモード」といった思考のモードについて説明されていたり、マインドマップを活用して直感を視覚化していくことが大事だと述べられています。表紙の裏には、この本を構想する際にかかれた手書きのマインドマップも掲載されています。
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
Andy Hunt
オライリージャパン

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東京スカイツリー 2009-08-07

今日は2週間ぶりに「東京スカイツリー」の写真を撮影しました。前回の撮影にくらべて、ずいぶん高くなってきました。

昨日発表された建設を担当している東武鉄道のニュースリリースによると、『東京スカイツリーの、もっとも太い柱の鉄骨が8月7日(金)に高さ100mを超えます。なお、全ての柱が100mを超えるには、建設工事の工程からあと1~2週間かかる予定となっております。』ということでした。

ということは、この写真の高さで100mあるわけです。完成すると610mの高さになる予定ですから、この写真の6倍、かなり迫力のあるタワーになりそうですね。
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目標を意識するとバレーは上達する

辰巳ジャンプとしては昨日、今日の2日間が夏休み練習の山場でした。1日練習を2日間続けるということで、半合宿のつもりで練習をしました。参加した子はかなり上達しました。

昨日、読書感想文の書き方をマインドマップで指導しました。今日はそれを元にして実際に感想文を書く予定でしたが、バレーボールの練習の中で気になったことがあったので、急きょ予定を変更し、マインドマップミーティングを開きました。

何が気になったのかというと「目標意識」です。

個人練習をしている時の子ども達の態度が、今ひとつ集中していなかったので、全員を集めて問いただしました。
「バレーボールをしている自分の目標を言ってごらん。」
すると3年生は全員が、「一人アンダーを100回続けることです。」とか「オーバーハンドパスを100回ミスしないで続けることです。」という答え。ただ一人、1年生だけが「私は試合に出て勝ちたいです。」と答えました。

この1年生、すごいです。まだ1回も試合に連れていったことがなく、実際のバレーボールの試合を見たことがありません。それなのに「試合で勝ちたいです。」と言ったり、「世界のバレーの試合に出てみたいです。」と答えましたよ。私からは、こうしたことをひとつも教えたことはありません。それなのにです。
この小さな小さな1年生にして、「ものすごく大きな目標」を意識している。だから何も言われなくても一生懸命練習しているのだと分かりました。

こういうことが午前中にあったので、午後は一番でミーティングを開きました。
黒板に「バボたもちゃん」を描いて、マインドマップでミーティングです。

「話し合ったことを文章に直してブログに載せておくよ。」と子ども達には約束していますので、ここに書いておきます。

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『辰巳ジャンプの目標』
私たち辰巳ジャンプの部員はバレーボールの目標を次のように考えました。

まず、目標についてです。
私たちの目標は大きく、全国大会に出場して、全国のいろんな県の人たちとバレーボールの試合をしてみたいです。そして将来は全日本の選手になって世界一になりたいです。そのために今は江東区の大会で勝つために練習を頑張ろうと思っています。
また、試合に勝つだけではなく、私たちのことをテレビや新聞で取材してもらえるくらいになりたいです。そして「辰巳ジャンプって大好き!」というファンが生まれるくらいになりたいと思っています。

次にそのためにどんな練習をしたら良いかということを考えました。
辰巳ジャンプの練習訓にあるように、練習の時にはずっと集中してやらなくてはなりません。また、先生に「あれやれ、これやれ」と言われる前に、進んで行動をしようと思います。ボール拾いも早くすぐに拾って練習をどんどんします。むずかしいことにもチャレンジしなくてはならないと思います。
練習の時にはいつも笑顔で楽しく元気にやりたいと思います。
サーブは強く打てるように練習し、試合の時には何回も決まるようにしなくてはならないです。
あとは家でも練習して、お母さんが笑顔で応援してくれるようになりたいです。

心を強くすることも大事です。
いつも勝つという気持ちをもって試合には出たいです。そのために必死に練習していきます。
あきらめない気持ちをもって、ボールを追いかけなくてはなりません。そのために全力で走ったり、カバーをしっかりしていきます。
先生から教えてもらったことを忘れずに、いつも思い出しながら練習したいでしし、楽しく練習することも大事なことです。
一生懸命バレーをして、もしもミスが出たときにはへこたれないようにします。そしてみんなに「ごめん!」と伝えて、すぐに次のことをしていきます。

バレーボールの技術の中では、私たちがまだまだ小さいので、ジャンプ力をしっかりつけて、ブロックやスパイクができるようにします。しかもそのスパイクは、打ったら全部決まるようなスパイクを打っていきたいです。
サーブも同じで、レシーブする人をはじき飛ばすようなサーブを打てるようになりたいです。

最後にチームとして大事なことを考えました。
チームの仲間はいつも心をひとつにしていっしょに頑張っていきたいです。
そして、声をしっかり出していかないとなりません。聞いた人が気絶するくらいの大きな声を出して練習していきます。指示の声をしっかり出して、チームワーク良くバレーボールをしていきます。辰巳ジャンプは大きな声を出すことが当たり前のチームになります。
そのためには休み時間にもたくさん話をして、心と心が通い合うようなチームにしていきます。

********************

いかがでしょうか?
これを考えたのは、小学校の4年1人、3年5人、1年1人というメンバーです。公式戦にも出たことのない、高学年は一人もいない集団が、ここまで考えたんです。あり得ませんよ。こんなこと。

もっとあり得ないことも起こりました。
1年生が下記の写真のように、このマインドマップを見ながら「プレゼン」をしてしまったんですよ。
「青のブランチ」を見ながら、自分の言葉で説明をしている場面を写真に撮ったものです。

1年生ですよ。
その子が堂々と説明をしてしまうんですよ。
参りました。



こうして辰巳ジャンプの子ども達は、はっきりしたチーム目標を持つことができました。今日休んでいた子も含めて、もう一度ミーティングをする必要がありますが、今日の内容を元にして、もっとすごい目標を立てることになるでしょう。

目標を持った子ども達はバレーボールの技術も加速的に上達するはずです。


【お薦めの本】
アドラー心理学のキーワード
・・・「目標」「勇気」「補償」「共同体感覚」「ライフスタイル」「夢」etc
というところから、私が何を吸収しようとしているのかを想像して下さい。
クラス会議で子どもが変わる―アドラー心理学でポジティブ学級づくり
ジェーン ネルセン,H.ステファン グレン,リン ロット,諸富 祥彦
コスモスライブラリー

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愛用しているマインドマップ道具

ステッドラー エルゴソフト アクェレル 水彩色鉛筆 12色セット 156 SB12

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マインドマップをたくさん描き込んでいくと、自然にレベルを上げたくなってくるはずです。私も何枚も描いているうちに、セントラルイメージをより納得のいくものにしたくなりました。どうも水性サインペンだけでは自分の描きたいイメージを表現できないと感じていました。そんなときに、職場の先輩が「水性色鉛筆」と「水筆」を紹介してくれました。これによって私の絵画技術は劇的に変わりました。

水性色鉛筆はそれだけを使うなら普通の色鉛筆と何も変わらないものです。ところが水筆を使って仕上げていくことで、水彩絵の具を使っているのとほとんど変わらない表現力が生まれます。

この水性色鉛筆セットだけで描いたものがこの記事に添付した「木を植えた男」のマインドマップ画像です。
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