地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

大福岡の小さな鉄 (8) 日豊線の415系

2007-03-01 23:50:24 | 国鉄型車両


 早いもので今年も3月。結局この冬、首都圏ではまともに雪が降らなかったようで……そのまま暦も春に突入していますが、スーパー暖冬の影響ですでにスギ花粉がガンガン飛んでいるため、とっくの昔から春になっているような気がします (苦笑)。
 そんなこともあって、最近ではホンモノの天気の移り変わりよりも、時刻表のダイヤ改正号が発売されて、ダイヤ改正の当日が刻一刻と迫っていることで季節を感じるのは気のせいでしょうか (^^;)。
 そんな3月18日のダイヤ改正といえば……常磐線から403・415系の鋼製車が消える日が迫っているわけで、寂しいことこの上ありません (T_T)。先日鹿島鉄道へ行った際も、往路は403系に乗って別れを惜しんだ次第です。東海道線東京口113系のときと同様、そろそろ撮影効率も非常に悪くなっているのでしょう。
 ですが……個人的に余り焦りを感じないのも事実。それは、北九州に行けばまだまだ日常的に、常磐線と似たカラーリングの415系が多数走っているからです (帯が1本多いですが ^^;)。



 というわけで、延々と続けている福岡の地味な車両特集も、今回からは3年前に関釜フェリーで韓国に行ったついでに筑豊エリアをぐるっと一周したときの記録に移行します (笑)。
 九州の415系は、いちおう下関~新山口間の運用からはすでに撤退しているものの、まだ福岡県内を中心に活躍が続いており、昨年夏に宮地岳線の千早駅で撮り鉄した際にも、8~12両編成で鹿児島線のラッシュ輸送をさばいている光景を目にしたものです。でも、鹿児島・長崎線の場合、昼間は車庫で寝ていることが多いようで……。そこで、乗るのも撮るのも良い感じだな~と思っているのが日豊線です。最近はロングシート化&窓改造バージョンも増えていますが、私が城野駅で撮り鉄したときには、たまたま原形を保った車両が立て続けに現れました (あ、でも……ベンチレーターがない! 汗)。このあとは日田彦山線に乗りましたので、城野駅をはじめ日豊線でゆっくりしたわけではなく、いつか腰を落ち着けて撮ってみたい……と思っています。
 他にもJR九州といえば、鹿児島あたりに残る475系を撮ってみたかったのですが、先日発売のRP誌によると、まもなく813系に置き換え完了とか……。どんどん国鉄型が過去のものになって行くのを、なかなか撮りも行けずじまいで見送らざるを得ないのは辛いですね (-_-;)。