地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

銚子電鉄訪問記07.02 (4) デハ1002

2007-03-24 23:43:55 | 地方民鉄 (銚子)


 少々時間が開いてしまいましたが (いつもこればっか ^^;)、2月に再訪した銚子電鉄撮影記録の最終回は主力・デハ1000です。このとき、2両あるうちの1両・1001は、検査費用を確保できるまで休車扱いとなり、外川駅の側線で「澪つくし号」と連結されて寂しそうに寝ていました。とはいえ、次長さんのブログを前に拝見していたところ、ぬれ煎餅の追い風を受けたことにより、そろそろ来月になるとデハ801が検査入りの予定で、1001の交換用車輪の準備も進んでいる云々という話題が取り上げられておりましたので、復活もそう遠い先のことではないのでしょう。
 ともあれ、1001が復活待ち、801がもうすぐ検査、701はやや小ぶりとなると、当面はデハ1002を最重要戦力として、何が何でも使い続けなければならない状況が続くのでしょう。銚子電鉄で最も良好な状態の車両ながら、やはり屋根まわりを中心に傷みも目立ちますので、何とか無事で走り続けて欲しいものです……。



 そんなデハ1002の写真、今回もいろいろな場所で撮影しているのですが、前に君ヶ浜でのシーンをアップしましたので、今回は少々趣向を変えて笠上黒生と犬吠を行くシーンをアップしてみました (^_^)。南欧風?の犬吠駅も、ちょいと徒歩で南に下るとあら不思議、至ってのどかな風景に早変わりしてしまいます。しかし、銚子電鉄沿線でもこの付近は最も潮風が強いようで、畑から吹き寄せてくる土砂で道床が埋もれやすいことから、現在着々と進められている枕木交換の最初の工事は、私が撮影しているこの踏切のすぐ南側で行われていました。
 ともあれ、これからは少しずつ貯まりつつある資金によって、線路まわりや車体にも少しづつ改善が加えられて行くことになるのでしょう。それを楽しみにしつつ、さて今度はいつ銚子を訪れようか……と早くも思案をめぐらせております。まあ18きっぷシーズンの土日は外した方が良さそうですね (実際、列車によっては寿司詰め状態とか……@o@)。