しばらくさよならネタが続いていた当ブログですが、潜在的にさよならの時が迫る車両の話題と、根岸界隈のちょっとした機関車シーンの話題を兼ねて、神奈臨・横浜本牧駅のDD55・14号機をアップしてみましょう。
横浜本牧駅はふだん、横浜港近辺の鉄道コンテナを扱っているだけでなく、陸前山王との間で鉄道を利用した海上コンテナ輸送を行っていたり、さらには季節限定で宇都宮との間でカーパック輸送を行っているなど、ほどほどに活発な貨物駅です。しかし最近は、ここからさらに構内側線扱いで国際埠頭へと延びる路線 (国際埠頭線) が、渋川との間を結ぶ塩コキの廃止によって休止状態に陥ったり、いっぽう本牧駅の構内配線の変更によって歩道橋からの撮り鉄がやりにくくなったり……というわけで、個人的に足が遠のいてしまいました (汗)。
とはいえ、「そういえば、川崎地区から本牧地区に出向いて久しいDD5517 (前照灯が出目金風) が本牧で動いているシーンをまだまともに撮っていないなぁ……」ということを思い出しまして、天気が悪いのを逆手に取って、本牧駅の本部前で休憩中のシーンを首都高側から狙ってみるつもりで訪れてみました。ところが……今日も動いているのはDD5514 (爆)。
そこで思わず「出目金のDD5517、訪れるたびにクラの中……これで何度目だよぉぅ。DD5514は数年前から散々本牧で撮っており、もう撮り飽きたほどなのに……」という繰り言が口を衝いてしまったのですが、いやいや待て待て、ここは冷静にならなければ (^^;)。
考えてもみれば、神奈臨のDLは世代交代が始まっており、最新型のDD60は毎年1両のペースで新造され、2両が川崎地区で活躍しています。そして、このDD5514がいつの間にか最古参DLになってしまっただけでなく、DD5514が本牧に来てからも既に3〜4年が経っています。そこで、そろそろDD603の登場、そして川崎地区からの差し替え車の到着と入れ替わりで、DD5514が川崎に戻されてそのまま廃車になる可能性が高いと思われます。
いっぽう、DD5518が最近全般検査を受け、DD60と同様の青+白帯で出場したことから (早く撮りたい!)、この特徴ある塗装も先が見えてきました。
というわけで、DD5514をじっくりと撮影できる機会は、もうそれほど残されていないのかも知れません。そこで、改めて一眼デジカメをしっかりと握り直して、いろいろなアングルから均整あるDD13タイプの車体を激写したのでした。
そろそろ本牧の桜も咲き誇る頃。14号機と17号機のどちらでも良いので、またフラリと訪ねてみようかな……と思っています。