京成の赤電塗装を復活させた3200形の片開き扉車・3298Fは、1日だけ開運号として走るなど、新年早々多くの鉄道ファンの熱い注目を集めながら走ってきましたが、それもついに今月28日限りとなってしまいました……(T_T)。個人的には、復活開運号は結局仕事で行けなかったのですが (号泣)、金町線ではそれなりにじっくりと撮影する機会を得まして、古き良き時代の京成とはかくも優雅なものだったのか……という思いにふけったものです。しかし、その後は多忙で、本線・千葉線の出来るだけ多くの場所で撮ろうという思いを果たせず、気がついてみたらもう引退数日前になってしまいました (汗)。
そんな折も折、いつも某所でお世話になっており、当ブログにもコメントを下さっている「あまのじゃく」さんから、土曜日はB57運用に入りそうだとのご教示を頂きまして (ありがとうございました!)、たまたま土曜の午後からの仕事を前にしたちょうど良い時間に高砂~上野界隈を走ることから、「この機会を逃してはならない」という決心で撮影して来ました。
特に今回重点を置いたのが関屋駅です。まずは望遠レンズを駆使して荒川からのカーブを曲がってくるシーンを激写! う~ん、思い起こせば、数年前に撮り鉄に復帰したのち京成に本格的に興味を持ち始め、初めて撮影をしたのがここ関屋駅でした。しかもそのとき、3298Fも姿を現したのを思い出しました。そして今や、こうして3298Fが通過している鉄橋の下を、東急8500系がガンガン往来しているわけですから……ここ数年のあいだに本当にいろいろなことがあったなぁ、と改めて思い起こさずにはいられません……。
その後上りホームの上野方に陣取り、上野から折り返してきた3298Fを撮影! 現行ダイヤではこの位置で普通電車を撮影しますと、上下の列車がかぶりやすいという問題があるのですが、ぶっつけ本番では見事クリヤ! その後一気に成田方へ移動し、発車シーンも撮影することが出来ました \(^o^)/
こうして、荒川鉄橋へと去って行く3298Fを見送りながら、最後まで無事故で、素晴らしい姿を披露してくれてどうもありがとう!と念じたのでした。。こうしてまたひとつ、片開き扉の電車が消えて行くのですね……。