地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京王競馬場線の新日常・都10-300R凸凹編成

2010-04-11 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 京王では去る3月のダイヤ改正以来、競馬場線の土日の運用に都営車が充てられておりますが、これは恐らく相模原線の日中各停を10両化して都営車の相模原線運用が激減した結果、京王と都営両者のあいだで精算運転を行う新たな舞台として白羽の矢が立てられたためなのでしょう。
 ……という理屈は一応分かるものの、それにしても地下鉄車両と「京王きってのローカル線」競馬場線の組み合わせとは、これまで個人的に想像すらしなかった晴天の霹靂モノの展開であります (^^;)。まぁ、京王の大型車8連が草むしたヘロい線路をユサユサと走る光景も意外性たっぷりですが、何と言っても「地下鉄」ですから……。そこで、そんな濃いぃ光景をさっそくかじってみたいと思いまして、府中本町駅から大国魂神社の境内を横切って競馬場正門前に向かってみました(小田急沿線からの競馬場線訪問ですと、多摩線~相模原線~調布経由よりも、登戸から南武線&徒歩の組み合わせの方が明らかに速いことに気づきました ^^;)。



 枝垂れ桜見物の人出で賑わう神社を通過し、桜舞う静かな住宅街をのんびり歩いて行きますと、やがて競馬客相手の小料理屋が増えて正門前駅に到着~。改札の奥に停車中の都営車の顔が東急新5000系の都営版・10-300形であることが判明した瞬間「折角来たのにこれかよ……(T_T)」と激しく落胆したのですが、さらによく見てみますと、な何と何と!中間に10-000形の後期中間車を挿入した10-300R形ではあ~りませんか!!\(^O^)/ 
 中間車が違うだけで評価が180度変わるのもミョーな話かも知れませんが、この編成は余りの凸凹ぶりが最高にマニアックですし、とりわけ顔が「走るんです」かと思いきや、中間車のコルゲートがギラギラ妖しく光って5基の菱パンが存在感を誇示しまくり……という意外性があります。先頭車の帯色も中間車に合わせ、紺色アクセントが引かれているのはマスク&乗務員扉部分のみ、というのもまたレア感を醸し出しているように思えます。先頭車と中間車が全く異なる編成といえば、かつて京浜東北・根岸線でATCが導入された頃に出現した103系の「先頭→高運冷房車・中間→非冷房車」編成がありましたが(→真夏にホームの中程で待っているとマジでがっかり ^^;)、このような昔話も真っ青になりそうなほどの組み合わせが10-300Rの魅力なのではないかと思います。
 そんな編成が全長0.8kmの天然緑化(今年もさっそく生えて参りました……^^;)・超短距離路線上をひたすら往復するだけなんて、ある意味でクモハ12時代の鶴見線・大川支線よりもハードコアに濃いぃ世界なのかも知れません (笑)。しかも、充当される編成はガラガラポンよろしく当たり外れあり……。純粋な10-300編成には当たりたくないですが、次は是非10-000の幕車を当てたいものです(やっぱLEDですと折角の行先表示が切れ切れになりますので……^^;)。