ネット上をウロウロするにつけ、世間一般では京阪の一般車新塗装に対する評価がどうも余り芳しくないようですが、それは旧塗装が余りにもシブくて良すぎるからであると思われるわけでして、「走るんです」やA-trainがどの路線でも跋扈しつつある関東のヨソ者から見ますと「新塗装だって気合い十分の見栄えがするものでデラックスではないか……随分贅沢な悩みよのぅ」と、逆にやっかみたくなるものでございます (^^;)。
というわけで、新塗装の一般車も「来れば撮る!」という方針で臨んだところ、卵ボディ車の新塗装も次から次へとやって来るではありませんか! 折角アングル的には良好ながらも、下り列車とのカブられ率が極めて高いため、訪れるたびにいちかばちかの玉砕覚悟を強いられる牧野界隈にて (←数秒~10数秒の定時からのズレが明暗を分けますので決してオススメできません)、2600系をこんな感じで撮影出来て大満足(*^^*)。もっとも、同じ2600系でも新しめな新造車である30番台ではなく、正面2段窓車が来てくれればもっとウレシイのですが……(^^;
いっぽう、編成数が多い (?) 2200系の新塗装車も御登場~♪ 寒さで咲き残っている桜とのコンビネーションも上々です (*^^*)。デカ目なヘッドライトや白い正面窓廻りなど、同じ卵形の新塗装でもパーツの違いによって相当雰囲気が変わるものですね……。まぁ、昭和のシブい車両が来れば何でも良いや、というお気楽な私としましてはどちらも悪くない印象ですが、強いて言えばデカ目・白窓枠の方がキャラ立ちするかなぁ……と思います。
もっとも、新塗装は卵ボディよりも直線箱形ボディの方がシャープな印象が際立つように思われ、出来れば1000・5000系の新塗装にも来て頂きたかったのですが……如何せんレア気味な存在ですので短時間の滞在で当たらないのはやむを得ないですね (^^;
こんな感じでおけいはん撮影を終えた後は、枚方市にて京阪バスに乗り換え、淀川を越えて高槻市に向かったのでした。日中も10分間隔で運行されているだけでなく、枚方公園駅最寄りのバス停でも定時になるまで発車せず大阪方面からの客の利便を図るなど、非常に便利な連絡ルートである……という印象ですが、これも京阪の「失われた新京阪(→阪急京都線)」に対する秘かな思い入れの持続の表れだったりするのかも知れません……。