地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

2010春・関西私鉄半日遊 (3) 京阪旧塗装

2010-04-23 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 近鉄で12200系を辛うじて撮影し「きょうはACEばかりなのでそろそろ潮時か……」と判断したあとは、ちょこっと移動して丹波橋で下車。開業100周年記念日前日のフライング訪問ではありますが、いざ節目のときを迎えたおけいはんへ! 連絡通路を渡り終えますとすぐに淀屋橋行き特急が姿を現し、しかも一部ロングシート化及び新3000系に準じた車内デザインへの変更の口火を切ったばかりの8010Fに偶然当たったものですから超びっくり(爆)。ここはひとつ、新名物 (?) の超デラックス・ロングシートに座っても良かったのですが、車内からのロケハンもしたかったので転クロ部へ (^^;)。いやはや……余りにも絶妙な高級感と華やぎが同居した車内は素晴らしいのひとことです……。
 そんな8010Fから旧塗装の2200系に乗り換えますと、余りの内外デザインの違いに恐らく多くの利用客(とくに不慣れな非沿線民)は衝撃を受けそうですが (^^;)、そんな時空を超えた (?) 展開こそ、まさに100周年を迎えたおけいはんの今を反映しているのかも知れません。



 というわけで、新塗装車や最新インテリアを誇る車両が増えた結果、ますますシブい抹茶の如き味わいを増しつつある旧塗装の一般車……。「8000も良いけどやっぱり趣味的にはこっちでしょ♪」という私としましては、まだまだ旧塗装のままの編成がこんなに走っていたのか!というのが率直なオドロキです (^^;)。京阪は久しぶりの訪問なだけに、恐らく新塗装化が相当進んでいるのだろう……と事前には思っていたものの、意外とそうでもないものですね。というわけで、「旧塗装車はとにかく来れば撮る!」という方針で激写したことは言うまでもありません(笑)。
 それにしても今回とくに圧巻だったのは……単なる偶然かも知れませんが、私がおけいはん沿線で撮り鉄していた約1時間少々のあいだ、順光となる淀屋橋・中之島行きでやって来た一般車のほとんどが、2200・2400・2600といった卵形ボディ車だったことです。あるいは、これだけ集中的に旧塗装の卵ボディを撮影できるというのは、既に相当偶然な出来事なのでしょうか……?! そういえば、撮影中に出町柳方面へ向かっていた一般車には、一大陣容を誇る6000系あり (6000系は結構好き♪)、はたまた開往索多島的托瑪斯号旅游列車 (爆) あり……全然卵ボディは続かなかったのも事実。というわけで「何やらやけに運が良過ぎる」と心配になるひとときだったのでありました (^^;