
新旧AMEXの交替は当初今月下旬に予定されていたようですが、当面GWはキハ8500で運行され、遅い桜と新緑の組み合わせの中の花道となるようです。折角の書き入れ時のGWだけに、少しでも利用客にデラックスな旅を……ということなのかも知れませんが、あるいは単純にAT700&750の最後の調整や会津若松~喜多方間でのJR乗務員訓練に時間がかかっているためなのでしょうか?
ともあれ、キハ8500の引退・AT700&750のデヴューは会津鉄道にとって極めて大きな転機となるのでしょうが、個人的には観光用臨時列車「会津浪漫」用編成の世代交代も地味~に注目したいところです。キハ30を改造した自走式トロッコ・AT301のお供として、AT103がお座敷仕様に改造されて用いられてきましたが、AT100形はこの1両を残して廃車となって久しく、AT301も昨年ついに廃車となってしまいましたので (T_T)、AT103も果たしていつまで持つのか……気がかりです。この黄+グレー塗装、結構風景映えして好きなのですが……。

いっぽう、AT301の置き換え用として最近登場したのがAT351。滅多に姿を現さないと思われる運転台未設置側のマスクが丸見えでしたので、思わず一生懸命撮ってしまいました (笑)。芦ノ牧温泉駅の名物駅ネコがデザインとしてあしらわれていますが、ネコ趣味度ゼロな私から見ましても、あざとくなくパターン化されたデザインは「まぁそれほど悪くはないかな」という感じです。AT103や、AT401「風覧坊」と連結させた際の色彩的コンビネーションも適度に上々なのではないでしょうか。と申しますか……最近は「ミ×ーカでなければもう何でも良いや」という投げやりな気分になっておりますもので……(超爆)。
ちなみに、AT401「風覧坊」は検査につきクラの奥にお隠れでありました (汗)。AT401は登場間もない頃、那須岳から遠路はるばる下郷側に下山したついでに、下郷→田島間の短距離を乗ったことがありますが、ホントにリゾート列車然とした車内でありながら乗り心地やエンジン音はキハ40そのままに鈍重なのがミソ (^^;)。いずれ1両単独で留置されているシーンを、とくにキハ40顔を中心に撮ってみたいものですが……一番確実なのは貸し切ることでしょうか (滝汗)。
AT301はなかなか撮りに行くヒマがないまま引退してしまい、本当に返す返すも残念無念。とくに今回はAT351がマスクを出していただけに、もしこれがAT301であれば……と思うことしきりです (爆)。