小金沢ライブラリー

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先々々々週のNXT #176

2013年08月06日 | 今週のNXT
NXT女子王座決定トーナメント準決勝
アリシア・フォックス ×-○ ペイジ
(ペイジ・ターナー)

未勝利のベイリーを順当に倒したアリシアと、タミーナ・スヌーカに一方的に攻められながら丸め込んだペイジによる準決勝。
ここでもWWEで黒人初の女子王者となったアリシアが新人のペイジを圧倒。しかしペイジがラフファイトで強引に流れを引き戻すと、必殺技であっさり決着。
タミーナ相手にはなにもできなかったが、アリシアには意外と普通に勝ってしまった。


コナー・オブライエン ○-× アンディ・ベイカー
(レッグドロップ)

新相棒のリック・ビクターを伴い登場したヒールのオブライエンに浴びせられる、ボー・ダラス以上の歓声に吹いた。ヒール以下のベビーっていったい。
英国出身のベイカーはこれがデビュー戦。もちろんスカッシュマッチで、フラップジャックからのレッグドロップで1分足らずの勝利。
オブライエンの首投げヘッドロックをローリングクレイドルのように連発する技もきつそうだった。


エグザビア・ウッズ ○-× スコット・ドーソン
(ロスト・イン・ウッズ)

インテリ陽気黒人というハリウッド映画なら天才ハッカー役でもやりそうなウッズと、ギャレット・ディランとのタッグ結成以来、初となるシングル戦に臨むドーソンの一戦。
ドーソンの反則技に苦戦しつつも、近日復帰するRVDを思わせる無駄な動き満載の技でウッズが逆転勝利。
だが試合後のワイアット・ファミリーのプロモで、エリック・ローワンがなんの脈絡もなくかぶっている羊マスクに全てを持っていかれた感が。


メイソン・ライアン ○-× エンツォ・アモーレ
(パンチ)

容姿その他を威勢よくファンダンゴからパクっているアモーレ(登場時に観客も一瞬勘違いしていたような)がコリン・キャサディを連れて参戦も、ゴングと同時にパンチ一発で沈んだ。


メイソン・ライアン ○-× コリン・キャサディ
(コブラクラッチ・スラム)

続けてキャサディとの連戦。アモーレに「ビッグ・キャス」と呼ばれる恵まれた体格も1分前後で沈められる。お笑いタッグとして今後も活動するのだろうか。


NXT王座戦
ボー・ダラス ○-× アントニオ・セザーロ
(ベリー・トゥ・ベリー)防衛成功

嫌われ者の地位を確立したダラスが相手では、自分勝手にアメリカ愛を叫ぶスイス人ヒールのセザーロにすら声援が飛んでしまう。
出てきただけで「引っ込めボー」。ベルトを掲げただけで大ブーイング。解説のリーガル卿に捧げるようなねちっこいキャッチレスリングで攻めるセザーロに、今日もダラスの打点の低さに定評のあるドロップキックが炸裂。今日は意外と高かったが、いつもの高さだと長身のセザーロならみぞおちに入るところだった。
セザーロはとにかく相手を離さず、渋い絞め技と荒い打撃で攻める。あれ絶対どっちも痛いぞ。
雪崩式サイドスープレックス、コーナーからのダイビングニードロップと決め技級の一撃を喰らいながらもフォールを許さないダラスは、シナから頑丈さも受け継いでるのか。
ダラスはとにかく技が雑で、カート・アングルばりに放った雪崩式ベリー・トゥ・ベリーはセザーロを左肩から落としていた。下手すれば腕が折れている。
決着はあいかわらず説得力ゼロのベリー・トゥ・ベリー崩れだったが、試合後に敗れたセザーロが元気にダラスを攻撃していたところから見て、実は威力のない丸め込み技なのかもしれない。
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