小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

ピート・ローズとWWE

2013年08月26日 | スポーツ
イチローの日米4000安打達成に関し注目されているピート・ローズ。
世界最多4256安打を記録している氏はイチローの業績を讃えつつも「でも日米通算だし」「私は認めない」と憎まれ口を叩くのをやめない。
イチローも4000安打の会見で「ちょっと僕に対して挑戦的っていうか、そういう自分を演じてるらしい」と言うとおり、氏はエンターテイナーの側面があり、あえて批判しているのだろう。
なんせ氏は世界最大のプロレス団体WWEで殿堂入りしているのだ。

10万人超の観客を集める年間最大のイベント「レッスルマニア」に登場しては、やはり憎まれ口を叩き、自身の現役時代と同じ「ビッグ・レッド・マシン」の異名を持つケインにツームストーン・パイルドライバーを喰らう恒例行事を毎年行い、2004年にめでたく殿堂入りしたのである。
ピート・ローズは引退後、監督をしていた頃に野球賭博に関わり、球界を永久追放されている。
野球では殿堂入りの叶わない氏のためにWWEが用意した粋なはからいであった。

ちなみにこれがピート・ローズの勇姿である。



ピート・ローズを「老害」と叩くのも勝手だが、こういった余談もぜひ知っておいて欲しいものだ。
コメント