NXT王座挑戦権争奪3WAY戦
○ レオ・クルーガー アントニオ・セザーロ × サミ・ゼイン
(セザーロのニュートラライザー→横取り)
シリア生まれのカナダ育ちでメキシコ人として長年活動していたゼインは、どちらかというと逆イケメンなのに歓声が飛ぶのだからもうファンの心をつかんでいる。
クルーガーは南アフリカ人、セザーロはスイス人と、一軍でも珍しいほど国際色豊かな一戦である。
それにしてもセザーロの怪力にはブロック・レスナー以来のインパクトを個人的には受けている。確かにサガットばりの優れた体格だが、その怪力の見せ方が上手い。
試合はセザーロがタイガーアッパーカットからのニュートラライザーでゼインを仕留めた直後に、クルーガーがセザーロを場外へ追い出しごっちゃん勝利。ここ数週間の流れからの予想通り、挑戦権を手にした。
ボー・ダラス ○-× スコット・ドーソン
(ベリー・トゥ・ベリー)
打点が低いと毎週のように言っているダラスのドロップキックは今日はタイミングも悪く、ドーソンの受け身が間に合っていない。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ。
フェイスの王者が圧倒的に攻めているのに全く盛り上がらない客席。ブーイングをしないだけ今日の観客はやさしい。
最後は先々週から丸め込み技だと思うようにしたベリー・トゥ・ベリーで決着。まるでゴールドバーグのような一方的な試合展開で、雑さを隠したような。
試合後にはもちろんクルーガーが乱入しダラスを撃墜。WWEでは嫌われ者のベビーがヒールに奇襲された時におなじみの「サンキュー」コールが飛んだ。
シャーロット ○-× ベイリー
(前転ネックブリーカー)
説明不要のレジェンド、リック・フレアーの娘であるシャーロットのデビュー戦。
セコンドにはフレアーがつき、入場前にはスピーチまでする特別待遇。先日に同じくレスラーだった弟を亡くしたばかりで、彼の分もがんばって欲しいものだ。
っていうかでかいぞこの女。器械体操歴があるそうで柔軟性と体のバネは特筆もの。偉大なパパの前ではベイリーもやりづらく、シャーロットの完勝。
試合後にパパと並んで披露したフレアーウォークはまだまだ未熟だったが、技にフレアームーブはほとんど取り入れていなかったし無理はないか。
体格は良く華もあり、短い試合時間だったが動きも申し分ない。これまでNXTに出てきたディーバの中では出色の感が。
NXTタッグ王座戦
エリック・ローワン&ルーク・ハーパー ×-○ エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス
(コークスクリュー・シューティングスタープレス)防衛失敗
試合前に元世界王者のシェイマスを襲撃し景気付けしたタッグ王者組だが、解説のリーガル卿からは殺意の、客席からは「一軍に上がったしそろそろベルト落とすんじゃね?」と期待のこもった視線を浴びせられる。
大男のハーパーの放つドロップキックとダラスのドロップキックが同じ打点と速度に見えるのはきっと気のせいじゃない。
最後は空中技の連発からフィニッシュを狙ったネヴィルをワイアットがコーナーから落とすも、シェイマスが報復に出てきてワイアットを排除。
グレイヴスが乱入しチョップブロックでローワンを倒し、ネヴィルが蹴りを付けた。ここまで乱入でベルトを守ってきた王者組が、逆に乱入でベルトを奪われる皮肉な結末。
シェイマスとの抗争は一軍で行うのだろう。貴重な動ける巨漢タッグで、連携も磨かれてきた王者組をもう少し二軍で見たかった気もする。
新王者となったネヴィルは早くも二度目のタッグ王座獲得。やっぱりPACはすごかった。グレイヴスはこれまでもNXT王座などに絡んできたがこれが初のベルト奪取。
今のところ全く連携のできていないタッグだが、この先連携技が生まれていったら面白くなるだろう。
○ レオ・クルーガー アントニオ・セザーロ × サミ・ゼイン
(セザーロのニュートラライザー→横取り)
シリア生まれのカナダ育ちでメキシコ人として長年活動していたゼインは、どちらかというと逆イケメンなのに歓声が飛ぶのだからもうファンの心をつかんでいる。
クルーガーは南アフリカ人、セザーロはスイス人と、一軍でも珍しいほど国際色豊かな一戦である。
それにしてもセザーロの怪力にはブロック・レスナー以来のインパクトを個人的には受けている。確かにサガットばりの優れた体格だが、その怪力の見せ方が上手い。
試合はセザーロがタイガーアッパーカットからのニュートラライザーでゼインを仕留めた直後に、クルーガーがセザーロを場外へ追い出しごっちゃん勝利。ここ数週間の流れからの予想通り、挑戦権を手にした。
ボー・ダラス ○-× スコット・ドーソン
(ベリー・トゥ・ベリー)
打点が低いと毎週のように言っているダラスのドロップキックは今日はタイミングも悪く、ドーソンの受け身が間に合っていない。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ。
フェイスの王者が圧倒的に攻めているのに全く盛り上がらない客席。ブーイングをしないだけ今日の観客はやさしい。
最後は先々週から丸め込み技だと思うようにしたベリー・トゥ・ベリーで決着。まるでゴールドバーグのような一方的な試合展開で、雑さを隠したような。
試合後にはもちろんクルーガーが乱入しダラスを撃墜。WWEでは嫌われ者のベビーがヒールに奇襲された時におなじみの「サンキュー」コールが飛んだ。
シャーロット ○-× ベイリー
(前転ネックブリーカー)
説明不要のレジェンド、リック・フレアーの娘であるシャーロットのデビュー戦。
セコンドにはフレアーがつき、入場前にはスピーチまでする特別待遇。先日に同じくレスラーだった弟を亡くしたばかりで、彼の分もがんばって欲しいものだ。
っていうかでかいぞこの女。器械体操歴があるそうで柔軟性と体のバネは特筆もの。偉大なパパの前ではベイリーもやりづらく、シャーロットの完勝。
試合後にパパと並んで披露したフレアーウォークはまだまだ未熟だったが、技にフレアームーブはほとんど取り入れていなかったし無理はないか。
体格は良く華もあり、短い試合時間だったが動きも申し分ない。これまでNXTに出てきたディーバの中では出色の感が。
NXTタッグ王座戦
エリック・ローワン&ルーク・ハーパー ×-○ エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス
(コークスクリュー・シューティングスタープレス)防衛失敗
試合前に元世界王者のシェイマスを襲撃し景気付けしたタッグ王者組だが、解説のリーガル卿からは殺意の、客席からは「一軍に上がったしそろそろベルト落とすんじゃね?」と期待のこもった視線を浴びせられる。
大男のハーパーの放つドロップキックとダラスのドロップキックが同じ打点と速度に見えるのはきっと気のせいじゃない。
最後は空中技の連発からフィニッシュを狙ったネヴィルをワイアットがコーナーから落とすも、シェイマスが報復に出てきてワイアットを排除。
グレイヴスが乱入しチョップブロックでローワンを倒し、ネヴィルが蹴りを付けた。ここまで乱入でベルトを守ってきた王者組が、逆に乱入でベルトを奪われる皮肉な結末。
シェイマスとの抗争は一軍で行うのだろう。貴重な動ける巨漢タッグで、連携も磨かれてきた王者組をもう少し二軍で見たかった気もする。
新王者となったネヴィルは早くも二度目のタッグ王座獲得。やっぱりPACはすごかった。グレイヴスはこれまでもNXT王座などに絡んできたがこれが初のベルト奪取。
今のところ全く連携のできていないタッグだが、この先連携技が生まれていったら面白くなるだろう。