小金沢ライブラリー

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先々々週のNXT #177

2013年08月07日 | 今週のNXT
NXT女子王座決定トーナメント準決勝
エマ ○-× サマー・レイ
(ロールアップ)

入場時にエマは不思議な踊りでサマーのMPを奪うが、どちらかというと戦士系でMPを必要としないサマーには通じず、一方的に攻められる。
一軍ではマネージャー(というかダンサー)のサマーだが技の一つ一つはレスラーメインのエマより上手いような。
最後は丸め込みの応酬から気づいたら3カウントを奪い、エマが番狂わせの勝利。サマーはまだ二軍にいれば戴冠もありえたか。


・シャーロット、デビューへ
伝説的レスラーのリック・フレアーの娘、シャーロットが次週デビューへ。
笑うと怖いほどパパ似だが、どの程度パパのムーブを取り入れているか楽しみだ。


サミ・ゼイン ×-○ レオ・クルーガー
(GC3)

先週のメイン戦後に乱闘した両者が対決。空中技のゼインと関節技のクルーガーという対照的なスタイルの二人だが、ゼインの誰にでも合わせられる器用さが光る。日本で使っていた技はほとんど封印しているようだが、それでも多彩だ。
だがここではNXT王座挑戦者候補に名乗りを上げたクルーガーに分があり、鉄柱へゼインの左肩を叩きつけるとフジワラアームバー(脇固め。アメリカでは藤原喜明にちなみこう呼ばれている)、スーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)、腕極めDDTとつなぎGC3(アームロック)で決めた。


メイソン・ライアン ×-○ エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ
(アモーレの足払い)

先週に二人あわせて1分で仕留められたアモーレとキャサディがハンディ戦でライアンに挑む。
さすがのライアンも二人がかりは厳しく、キャサディを抱え上げたところでアモーレに背後から脚を払われ、そのまま抑えこまれた。
てっきりライアンが普通に勝つと思ったのだが、このデコボコタッグをもう少しプッシュする気があるのだろうか。


ウィリアム・リーガル&エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス ×-○ ブレイ・ワイアット&エリック・ローワン&ルーク・ハーパー
(シスター・アビゲイル)

NXTでは解説も務めるリーガル卿はWWE在籍13年を誇る英国の誇り。コメディキャラから冷酷な悪党まで幅広くこなし、単純な打撃とねちっこいキャッチレスリングに小汚い反則をも融合させたリーガル・スタイルとでも呼ぶべき独特のファイトは目の肥えたファンもうならせる。
近年はセミリタイアし月に一度ほどしか試合はしないが、誰からも尊敬を集める偉大なレスラーである。もう何年も変わっていないヒール丸出しの入場曲はどうかと思うが。
晴れて一軍昇格を果たしたワイアット・ファミリーはさすがに息の合った連携を見せる。長時間つかまっていたネヴィルがリーガルにつなぎ、リーガルは猛攻で一気にハーパーを仕留めるもローワンがカット。ネヴィルがグレイヴスもろともローワンを空中技で葬ったせいで数的不利に。悠々と交代したワイアットがあっさりリーガルを倒してしまった。
ところでグレイヴスは1分も戦っていないような。
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