東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

日刊ゲンダイ編集総監(勝手連ベース)より

2006-07-11 18:30:31 | 社会・経済

いつも中学生の作文のような政治記事を楽しく読ませてもらっている。さて今日の三面「安倍長官、危険な核武装構想」から

記事の終わりのほうに「核武装も先制攻撃も何でもありなら、そもそも外交なんて必要ない」そうだが、これは誤植だろうね。「核武装も先制攻撃もその他有効なオプションを持っているから、はじめてまともな外交を有利に進めることが出来る」を言い間違えたんだと思う。

ポーカーでろくな役札が無くてもいつも勝てるのは、神がかり的な詐欺師だよ。しかも日本はすべての札を示す義務もないのに最初から表にさらしている国だ。手があったり、なかったり、その状況で駆け引きするのは外交も同じだ。

ところで技術先進国の日本だ。いまさら核兵器なんていいたくないね。核兵器はもはや従来型兵器だ。しかもお互いにすくみあって使えない。だから冷戦が終わったんだろ。もっともキチガイやゴロツキは委細構わず使う。それが今回の問題だ。おいらも秘密兵器のアイデアはあるがね。内緒内緒。


管理組合という悪文化(1)

2006-07-11 12:11:52 | マンション管理組合

マンションに管理組合というのがある。千葉の市川がアンケート調査をしたら管理組合の組織率が96パーセントだったそうだ。もっとも有効回収件数が132件という。調査年次は分からない。こんな調査で代表させるのはいかがとも思うが他に検索でヒットするまともなものがない。

この数字は毎年全国横断的な統計があってもいいと思うが(あるのかもしれないが)インターネットにのっていない。もっとも、実感的には各地の現実とあまり違うまい。大阪の豊中だったか、こんなのがあった。組織率が50パーセントで大変低いと嘆いている。労働組合の組織率19パーセントに較べるとレベルが違うね。

ある意味で気持ちが悪い。ある意味では興味深い。社会学的、社会心理学的に。江戸時代の悪名高い5人組や東条戦時内閣の隣組の組織率に遜色の無い数字である。

管理組合という悪文化を考えると面白いことがいろいろある。区分所有法というのも読むとひどいもので、ズボラ法の典型ともいえる。以下数号このテーマで与太ってみよう。