東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

相撲協会は法務省の管轄に

2007-10-07 17:44:37 | 社会・経済

今日は日曜日だ。コンビニで週刊誌立ち読みチェックをする。三連休だからかな。週刊現代も週刊ポストもスタンドに並んでいる。発行日が繰り上がったのかな。

それに比べて夕刊フジは詐欺だ。駅で買ったら昨日の新聞だ。明日の月曜開催の競馬欄を読もうと思ったらまったく役にたたない。日刊ゲンダイがスタンドに無いので変だなと思ったんだけどね。このごろフジ産経・グループはおかしいね。

週刊現代は時津風部屋のリンチ犯3人が写真入(勿論名前、年齢も)で出ている。確か同じ出版社のフライデーが先週の金曜日に顔写真が間違っていたとかいって発行を中止したがどうなっているのか。今度は本物だろう。鮮明なまるでグラビア写真のような大きな上半身の写真が三枚出ている。

週刊ポストは北の湖が現役最後のころに、金属バットを常用して弟子を血まみれにしていたという告発記事だ。ぞくぞく出てくるね。

この種の記事はみな、被害者が警察に相談しても、どういうわけか部屋に筒抜けになって親方や北の湖から脅迫の電話がかかってきて、結局無き寝入りしたことになっている。いまどき、家に逃げ帰って易々連れ戻されるというのも現実離れがしているし、家に脅しの電話がかかってきただけで泣き寝入りするというのも情けない。

前にも書いたが新弟子のリクルート源の事情は最近どんな状況なんだろう。マスコミはそのへんも取材すべきだね。それとモンゴルや東欧からの外国人力士には同じようにいじめられた経験がないのかな。国際問題になるからというので部屋で遠慮しているのか。その分余計日本人の新人に向けて、うだつの上がらない兄弟子が鬱憤を発散しているのだろうか。報道して欲しいね。

これを見ると大相撲に連れてこられるのは、行き場の無い、体は大きいけど問題のある子供ということのように思える。相撲協会はいわば理念無き戸塚ヨットスクールだ。戸塚には理念や使命感があったようだがね。いわば私設、民営少年院の趣がある。それなら文部科学省ではなくて法務省の管轄だろう。財団法人として残るには法務省にお世話になるより他はあるまい。


沖縄集団自決アポリア四

2007-10-07 09:18:17 | 社会・経済

ルメイという男を知っているか。カーチス・ルメイ、アメリカの大将かなんかで退役して副大統領候補になろうとしたか、なった男だ。太平戦争当時、日本焦土化作戦を実行した男だ。史上最大のホロコーストを実施した男である。東京大空襲、原爆投下すべて彼が企画実施したものだ。

さてお立会い、驚いちゃいけない。日本はこの男に勲一等旭日大綬章を与えたのだ。勿論戦後だ。昭和39年だったかな、日本の首相は池田勇人か左藤栄作だったころだ。これをみると、沖縄の人たちがアメリカ軍をうらまないのがなんとなく分かるね。

ルメイ自身も勲章を貰ったことが理解出来なかったらしい。日本政府から最高の勲章を貰ったことを終生自分の口からは言わなかったという。勲一等の勲章は大方引き出しの奥に放り込んで忘れていたのだろう。ルメイもびっくりしただろう。

ルメイが言った言葉がある。「アメリカが日本に負けていたら自分は戦犯で間違いなく絞首刑になっただろう」。その男に勲章をやるという日本人の間抜けさ加減 !!

日本が降伏したあと、日本に乗り込んできたアメリカ軍は日本人からの復讐をなにより恐れた。自分たちが行ってきた残虐非道に省みて当然の恐れだろう。占領軍は復讐物語である忠臣蔵の上演、映画の作成を禁止した。ところがである。しばらくすると、日本人に復讐する気配がまったくないことに気がついてポカンとしてしまった。やがて忠臣蔵上演禁止は解除された。

この馬鹿げた状況をどう理解したものかは長い間わたしを悩ました。今ではこう考えている。空からの攻撃は日本人にはカミナリと同じに受け取られたのだろう。昔から地震カミナリ火事オヤジという。東京大空襲も原爆投下もカミナリだったんだ。古代ギリシャ人はカミナリのことをゼウスの杖といった。人格を持った相手に攻撃されたというよりも、一過性の天災と受け取ったらしい。ノンキなことであった。