東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

テレビがすべきこと

2007-10-18 08:32:31 | 社会・経済

テレビ各局は真っ先にすべきことは亀田の試合を一切報道しないと決意表明をすることだ。そして民放連盟はTBSの態度を糾弾することである。これが出来て初めてテレビ業界には自浄能力があったということになる。

このごろはテレビを見る気がしない。亀田だらけだ。昨日からは亀田親子の「謝罪会見」関係ばかりだ。分かりきったことをクダクダ飯の種にする。ああいう人間と運悪く現実生活で遭遇したらどうする。本当に謝罪をする人間などとは思うまい。謝罪しろ、などという気にもならない。ひたすら遠ざけるだけだろう。それが世間の健全な知恵というものだ。

おまけにウソでもうわべを取り繕えば馬鹿ならうっかりするかもしれないが、テレビ各社がここぞとばかり非難しているように、昨日の会見はおよそ謝罪とは思えない内容だ。下を向きっぱなしで肩を落としてションボリ見せているところだけはTBSの三流プロデューサーの振り付けに従ったのだろうが。しかも子供じゃあるまいし金平会長が同席してしゃべりはそちらにまかせっきりだ。

会見の前にはお抱えの手なずけたマスコミを使って、ダイキだかなんとかいうのが、一晩中泣いていたとか、台所をうろうろして包丁を見ていたとか、お涙頂戴の田舎芝居で風向きを変えようと見え見えの作戦だ。これもTBSの悪徳プロデューサーの入知恵だろうが、近頃はネズミでもこんな罠にはかからないぜ。むかつかせるだけだ。

場末の工場の廃屋で深夜賭けボクシングを興行するのはかまわない。田舎のサーカス小屋でインチキ興行をするのはいいだろう。よくはないが、こちらは関知しない。しかし、公共の電波を使うことは絶対に容認出来ない。こんどやったら総務省は直ちに放送免許を取り上げよ。

日本ボクシング・コミッションだっけ、今度の騒動で何人かがマスコミにも出てきたが、ひどいものだ。まともに話が出来るのがいない。今後、JBCのボクシング試合は全部公共の電波からしめだすのが手っ取り早いのかもしれない。