前原国交相が「航空は成長産業」といったらしい。正確な文言は分からない。インターネット空間の文字情報だからね。
前後の文脈は捕えがたいが、テレビで編集してあるので、その部分の発言は正確に分かるのでテレビのニュースを見ることにしているのだが、今回は文字ニュースしか見ていないので。
航空業界が成長産業という認識は時代錯誤もはなはだしい。こんな認識で航空行政ができるのか。
せいぜい、「成熟産業で、まだ衰退産業とまでは言えない」、くらいはリップ・サービスでいいかもしれないが。
成長産業というのは馬鹿でもチョンでも儲かる業界ということだよ。安定・成熟・衰退業界は経営手腕によって業績が左右される業界ということだ。
このところ、海外でもJALに対する不安が著しく高まっている。海外企業は予防措置をとってJALに距離を置き始めたようだが、鳩山さんにしても前原さんにしても大分泡を食っているようだ。もっと腹を据えて初志貫徹せよ。
海外ばかりではなくて、閣内でも老運輸族亀井静香が変化球で揺さぶりをかけているようだし、しっかりと頼むよ、民主党さん。
& 欧州やオーストラリアの航空会社では代理店の発行したJALの航空券は受け取りを拒否するところが出ているという。一般の会社でいえば、JAL振り出しの手形、小切手は受け取らないというのと同じで、JALはすでに倒産しているともいえる。