普天間のことで話がつかなければ訪日を中止するとか、今日の夕刊フジ。こういうおどし(のつもり)はゲーツ長官の来日前からあった。
これまでにこの手の脅しは効果があったのだろう。日本が言うことを聞けばこういう話は消えてなくなるわけだ。
アメリカの小役人が日本政策で実績を上げたくて、上の覚えがめでたくなるのを期待して、こういうことを言う。日本の<小>安全保障専門家、評論家がオマンマのために連動策動する。
鳩山君は「ああそうかい、ああそうかい」とでも言っておけばいい。アメリカが日本の宗主国ではあるまいし、鳩山新政権はアメリカに冊封してもらうつもりでもなかろう(自民党と違って)。
続く
& ところで普天間関連の合意(あるいは諸合意)の性質がどういうものかにもよるところがある。国家間の合意といってもピンからキリがあるわけで、ある程度キッカリした合意ならば守ったほうがいいかもしれない。
だが、いきなりヘイコラする必要はない。その前に一揉み揉みこむのも一興であろう。それくらいできなければ国際政治家とはいえないよ。
そこでだ、ためしにだね、もうアメリカの不良国債は一切購入しないと通告したらいい。そして10兆円ほど、とりあえず売り払ったらよかろう。
&& ある日の国防省、国務省連絡会
「クリキントキ国務長官、普天間のことははっきりしたの
小役人(国務省日本部長):相変わらず煮え切りませんので、すぐに確認しなければ大統領の訪日は中止になると日本の新聞に流しました」
ク長官:そんな乱暴なことやって大丈夫なの
小役人:なに、これまでにもこの手で日本は脅えてしまいますので。それに日本にはお手当を与えている評論家やジャーナリストがわんさといますので、その辺にも働かせますから、バッチリでござんす。
ゲ国防長官:頼りにしてるぜ
小役人:へへーっ
ク長官:愛い奴、引き続き励めや、来年は国務次官補にしてとらせるぞ
小役人:ありがたきお言葉、やつがれ、感涙にむせびましてございます。
国務長官、国防長官:ウムウム